北の大地、サケ、マスの遡上
カラフトマスとサケの遡上です。カラフトマスは二年後、サケは四年後に生まれた川に戻って来るそうです。
テレビ映像では何度も見ていたカラフトマスとサケの遡上ですが、初めて実際の場を自分の目で見ました。
実はカラフトマスとサケの区別がイマイチ分からなかったのですが、たまたま地元の方がこの遡上を観察していたので見分け方を訪ねました。
そうしたら、カラフトマスはサケの半分くらいの大きさなので、倍ほど大きいのがサケだそうです。上の魚影はすべてカラフトマスです。
河原に打ち上げられたカラフトマスやサケの死骸を狙ってカラスが来ます。彼らにとって絶好の食事場所になるわけですね。
右手の山から普通にヒグマが降りて来るところです。
水深が浅いとサケは上って来ないそうで、体が半分くらい出るところでも尾ひれをバタバタさせながらカラフトマスは上って来ます。
段差がある、ガンバレ!
写真では分かりづらいかもしれませんが、手前(下)の死骸は体の2/3くらいが食い千切られていました。ヒグマにやられたのでしょう。
生命を全うした彼ら。
初めて遡上場所に来てみたら、結構異臭が漂っている事を知りました。テレビ映像では臭いまで伝わりませんからね。
« 根室海峡の国後島 | トップページ | エゾジカとキタキツネ »
この数回、自分の環境かと思ってしまう写真でコメント連投失礼いたします^^;
いや~今回もとてもいい写真ばかりですね。すごいです^^
私は北米に来てからサケにこんなに沢山の種類があるのか?と驚きました。それからサッカイ(日本で言う紅サケ)の大群が遡上している光景は、紅葉を見ているかのようで感動致しました。
そうそう、「異臭」のお話し。サケの遡上の紹介はTVでも多くありますが、KONDOHさんも仰るように異臭の事にはほとんど触れられてませんよね。
一匹でも打ち上げられていたら異臭は漂いますが、これだけ大量のサケですからね。臭いものには・・・という言葉からなのか分かりませんが、遡上に置いてとても重要な部分だと私は思っていますから、そのような現実話もTV等では紹介して頂きたいと常々思っております。生き物ですからみな同じです。
追伸
バンクーバーはとっても田舎です^^; 海と山と自然そして気候に恵まれた土地でありますが^^
いつかお越しください。
投稿: H.O | 2016年10月 8日 (土) 00時55分
H.Oさん、こんばんは(こんにちは)。
サッカイというのですか、紅サケを。
その紅サケ、カナダでの遡上をテレビの特集番組で二回くらい見た事があります。色が色だけに壮観でした。
さて、臭いの事ですが、さすがにこちらの番組でもナレーションされる事はありません。
まあ、私みたいな物好きな人間以外、見に行く人はいないと思います。地元の人たちもそういう事には触れて欲しくないのではないでしょうか。分かりませんが。
バンクーバー、住むのには良い地域に感じております。
投稿: KONDOH | 2016年10月 8日 (土) 18時29分
こんにちは。
匂いは現地じゃないと分からないですよね。
熊も出るんですか。カラスならかわいい方ですね。
投稿: ビワ | 2016年10月12日 (水) 22時28分
ビワさん、こんばんは。
匂いは現地で初めて知りました。考えてみれば魚が死んでいるのですから、当たり前の事なんですよね。
投稿: KONDOH | 2016年10月12日 (水) 22時49分