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2016年10月 6日 (木)

根室海峡のシャチ

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シャチ(クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科)

あの背ビレ、サメではありません、シャチです!

水族館で演技をする人間に飼われたシャチではなく、大海原で見る野生のシャチです。

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初めて羅臼港から出ているネイチャークルーズ船に乗ってみました。ただ、主催者曰く、シーズンオフに近いため、精々イシイルカ、運が良ければツチクジラを見られるかも、との事でした。

空振りもある事を承知しながらの乗船です。例え空振りでも、国後島を間近に見られるから。

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ところが、何とシャチと遭遇したのです!

航海中、船長が操舵室から拡声器(スピーカー)を通して船上にいるウォッチング客にいろいろとアナウンスしてくれるのですが、この時ばかりは船長も興奮して「いやいや〜シャチは七月以来ですよ、皆さん!今日のお客さんは運が良いですよ!!」と声が一段と大きくなりました。(笑)

シャチが根室海峡で見られるのは春から七月上旬くらいまでだそうです。なので、今の時期に遭遇出来たのは実に珍しいとの事。

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ただし、撮影写真はご覧の通り、散々な結果に。何しろ広い大海原でどこから現れるか分かりません。海上に出たのを見つけてカメラを向けてはもう遅いのです。その時、頭はすでに海中の中。

何より小さな船ですから上下左右に大きく揺れています。この際、日の丸写真で捉えようとしても、シャッターを切る瞬間にフワッと上に浮いたり、下に沈んだりと、なかなかまともに撮影出来ません。

出港前からこの日は波が少し高くなっているとの案内がありました。波が高いとクジラ(マッコウクジラ、ツチクジラ等)を見られる機会も少ないらしいです。

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せっかく近くで撮影出来たチャンスだったのに、ブレてます。(^^;

多分、あの大きな揺れでは手ぶれ補正機能付きのレンズやカメラを使っても役に立たないと思います。この写真も自分ではファインダーの真ん中で捉えたつもりだったのです。(笑)

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そのうち、子ども連れの母シャチに遭遇しました!(^^)

煙のようにモワッとしているのは潮を吹いたからです。船長曰く、シャチはファミリーで行動するので普通はまとまっていますが、この日のファミリーはかなり広範囲に分かれており、こちらを大分警戒しているとの事。

好奇心旺盛なファミリーは船のそばに寄って来るそうですから。私もそうした写真を主催者案内事務所で見ています。

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これも、まったく成っていないフレーミング。(^^;

まぁ、シャチと運良く遭遇したという証拠写真的にはなるかと。(笑)

何より、シャチのブリーチングを一回見る事が出来ました。船長曰く、シャチのブリーチングを見られる事自体も珍しいと、興奮状態で怒鳴っていましたから。(^^;

イシイルカも見る事が出来ました。日本の水族館では飼われていない種類のイルカだそうです。その後、クジラを探していたのですが、とうとうクジラは見る事が出来ませんでした。午前中のクルーズではツチクジラの群れに遭遇したらしいですが。私が乗ったのは午後のクルーズ。

で、帰る途中でシャチと遭遇。本来の航行時間(約2時間)を大幅に上回る約3時間のネイチャークルーズとなりました。船長が「帰りの飛行機は皆さん大丈夫ですか? 大丈夫ならこの時期に珍しいシャチを見ておいた方が良いですよ!」と、時間を延長してシャチを追い掛けてくれました。(^^)

写真はすべてノートリミングです。海面の色に違いがあるのは順光だったり逆光だったりの違いです。

Canon EOS 7D
EF 400mm F5.6L USM

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コメント

いや~これはラッキーでしたね~素敵な写真にも収められてますし凄いです^^
KONDOHさん、いつか私の方にもお越しください。同じようにシャチやイルカを含め動物達も身近に見れ気候も穏やかでありますし、KONDOHさんなら写真撮影も存分に楽しまれると思います。^^

おはようございます。
野生のシャチやイルカを見ることができたのですね。
感動がお写真から伝わってきます。
シャチが大海原の上を飛んでいる様子を想像しながら、楽しませていただきました。^^;
写真になんて、撮れなくてもいいのですよね。
素晴らしい経験ができたのですから。(^^)

おはようございます。
ネイチャークルーズ船に乗られたのですね(^o^)
どのお写真からも素晴らしい感動の遭遇が
伝わってきます\(^o^)/
私はTV番組でしか見た事がありませんが、実際に見たらそれはそれは感動の連続なのでしょうね(*´∇`*)
そして、船長さん。乗船されている皆さんの時間の許す限り追い掛けてくれる・・・
一つでも多くの感動を、その気持ちが伝わりますね(*´∇`*)
また北の大地、いや、北の海にも魅了されてしまいますね♪

H.Oさん、こんばんは(こんにちは)。
本当にラッキーでした。シャチなんてまったく予想だにしていませんでしたから。
カナダ沖ですよねぇ・・・・?
素晴らしい風景なんでしょうねぇ・・・・。時折、こちらのテレビでドキュメンタリーが放送されるのを見たりしています。つい先日もカナダのフクロウを特集した番組が放送されました。(^^)

Maruさん、こんばんは。
水族館に行けばシャチもイルカもショーで見られますが、大海原で遭遇したシャチやイルカ、感動でした。(^^)
やはり動物でも鳥さんでも、野生で見るのが一番ですね。
シャチのブリーチングにはビックリしました。突然、船の前方200mくらいのところで海面からビョーンとあの大きな体が垂直に飛び出て来たのですから。もちろん突然の出来事ですから撮影など出来ません。
でも、自分の脳の中に写し止めました。(^^)

寅さん(^^)、こんばんは。
はい、初めてのネイチャークルーズでした。以前から一度乗ってみたいと思っておりましたが、ようやく・・・であります。(^^)
野生のシャチなんて、横浜に住んでいる自分には普通出会える機会のない大きな哺乳動物です。例え北の海に乗り出しても、季節的に出会える事はほとんどないわけですから、本当にラッキーでした。
この日は初めて知床峠から国後島を見る事が出来、午後からはシャチに遭遇と、実に幸運な日だったわけです。
融通の利く船長で良かったです。(^^)

こんにちは。
本当にラッキーでしたね。
7Dでも捉えるのは難しかったですか。でも、その時の興奮は伝わってきましたよ。

ビワさん、こんばんは。
AFの速いカメラでも、大きく上下左右に揺れる船での撮影、それとどこから姿を現わすかが分からないので、なかなか思ったように撮影出来なかったです。
次回はもう少し考えて撮影に臨みたいと思っております。

度々すみません。
カナダとって言っても広いですけどw バンクーバー界隈でもよく見れます。お隣のシアトルも同じように・・・
この辺は、無数の島がありまして海も穏やかであります。そこにシャチやクジラ等の哺乳類も多く生息し沖にでなくても陸地からも鑑賞できることも珍しくもありません。そして先日も申し上げたようにこの辺は気候が本当に穏やかでカナダ=北国(極寒)と思われる日本の方々は驚かれると思います。日本より暖かいですから^^;もちろん、寒波が来た時は冷え込みますがそれは何処でも同じかと^^ ただ大陸は豪快に気象変化することがあります^^;

先日、日本人女性が殺害されて日本のニュースで多く取り上げられたと思いますがバンクーバー。^^; あのような事件が起きて残念でありますが、本当に良い所です。
日本でも同じかと思いますが、その場所のルールみたいなのを間違えてしった結果でもあると残念ながらこちらの方々には言われてもいます。カナダに限らず異国は日本の常識とは違う部分もありますから。

こんばんは、

いやあ、大興奮のご様子が伝わってくる文面にお写真、楽しませていただきました。

私も年に4,5回渡り鳥目当てで舳倉島に渡りますが、その航路で何度かイルカが泳いでいるのに遭遇したことがあります。(船酔いするのでキャビンにはおらず、いつもデッキなのです)

お書きの通り、頭が見えても一瞬のことで、写真に収めるのは至難の業ですよね。カメラを構えず広く見渡して水面から頭が出るのを確認し、カメラを構え、フレームに導入し、ピントを合わせ、シャッターを切る、という一連の作業を瞬時に行わないといけないのですから。お見事です!私には到底無理でした。

ネイチャークルーズも懐かしいです。3年前の2月の早朝に羅臼港から出るのに乗りましたが、マイナス15度というのを忘れるくらい興奮して間近でオオワシ・オジロワシを撮影したものです。もっともこちらは餌付けされており、野性味は・・・でしたが。爆

H.Oさん、こんばんは(こんにちは)。
そうですね・・・カナダと申しても広いですよね。
バンクーバーのような都会でも海ではいろいろと見られるのですか。
そうそう、私もカナダのイメージは北国、寒い・・・と思っておりました。温暖な地域もあるのですか・・・。
確かに狭い日本でも南北の寒暖差は結構ありますものね。
邦人女性の殺害事件はこちらでも報じられておりました。やはり日本と同じような気持ちになってはいけないという事ですね。なんだかんだ言っても、まだまだ日本は安全に暮らせるという事なのでしょうか。

ななまるさん、こんばんは。
はい、興奮しました。(笑)
まさか野生のシャチに遭遇するなんて、思いもしない事でしたから。
ななまるさんも舳倉島へ渡る時にイルカをご覧になっているのですね。
本当に撮影は思ったよりも難しいです。
海面上をゆっくり泳いでいてくれたら楽なんですけど。(笑)
とにかく何処で浮き上がって来るかがまったく分かりません。四方八方を探しながら、アッと思ってカメラを向けた時には頭は海中に入っています。(^^;
水族館のシャチとは違います。(笑)
次回は冬の時です。オオワシ、オジロワシは事実上餌付けされているようなものらしいですね。

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