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2017年5月29日 (月)

「家族はつらいよ2」山田洋次監督作品

Kazoku2

松竹映画「家族はつらいよ2」

出演 : 橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、小林稔侍、風吹ジュン、劇団ひとり 他
原作 : 山田洋次
脚本 : 山田洋次、平松恵美子
音楽 : 久石譲
監督 : 山田洋次

5月27日より、全国の劇場で公開中

私がもっとも敬愛する映画監督、山田洋次さんの新作が公開されました。今回の作品は昨年三月に公開された「家族はつらいよ」の続編で、出演者も役柄もまったく同じ。

前作は平田周造(橋爪功さん)と妻の富子(吉行和子さん)との離婚騒動がメインのお話しでした。今回は周造の運転免許証を家族が返上させようとするところから物語はスタートします。今の日本、高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が連日のようにテレビニュースで流れていますよね。

ところが頑固な周造は運転免許証を返上する気はさらさらありません。それどころか自分が通っている飲み屋さんの女将(風吹ジュンさん)を乗せて浮き浮き気分でドライヴする始末。(笑)

しかし、そのドライヴがこの映画のストーリーを大きく変えて行くのです。ドライヴ中、周造は思わぬ場所で故郷広島の同級生(高校)、丸田吟平(小林稔侍さん)と出会うのです。一緒に酒を酌み交わし、酔った勢いで丸田を自宅に泊めるのですが・・・。

この後、思いも掛けない大どんでん返しがありました。スクリーンを観ていて私、「え!?」と思ったものです。

詳しいストーリーはここで書き記す事は出来ませんので、是非ご覧になって頂きたいです。

さすが山田洋次監督作品、ただの「喜劇作品」では終わりません。現代日本が抱える大きな問題点、高齢者層が年々増えてしまっている状況、それに伴う福祉の立ち遅れ。選挙の度、立候補者が一様に口に出す「福祉の充実」というお題目。しかし、実際に当選するとそんな公約は忘れて自分の利益しか考えないのが日本の政治家たちの実態ですよね。

「死ぬまで働かなければいけないのか!」

という劇中のせりふが何とも心に残りました。

余談ですが、映画製作も現代はデジタル撮影が当たり前になりました。しかし、山田洋次監督は今もフィルム撮影に拘っておりまして、今回の作品もコダックのフィルムを使って映画を撮っています。残念ながら劇場での上映はオリジナルフィルムをデジタルスキャニングしたものによるデジタル映写です。

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コメント

おはようございます。
27日に公開した映画をもうご覧になられたのですね。
楽しみにしていらっしゃったのですね。(^^)
予告編の動画を見てみました。
喜劇でもあり、社会問題の提起でもあり・・・
家族の愛情に溢れた心温まる映画なのかしら?と、思いました。
好きな俳優さんが出演されています。(#^.^#)
レンタルして、まず1作目から、順番に観てみたくなりました。(^^)


私も先日柴又訪問後、寅さん作品を1作から見てます(笑)アマゾンプライム会員なので、全編無料で見れます。とても良い時代になりました。

おはようございます。
フィルムで撮られているのですね~。
映画にかける監督のお気持ちが伝わってくるようなお話です^^
「死ぬまで働かなければいけないのか」。。。
こういう言葉が実感として感じられる今日この頃です^^;

Maruさん、こんばんは。
山田作品は楽しみにしていますので、公開されると直ぐに観に行きます。(笑)
山田監督はいつも家族をテーマに作品作りしていますが、この映画はタイトルに家族と入っていますね。
で、お好きな俳優さんですか?
う〜ん、誰だろう?
妻夫木聡さんかな?^_^
続編とは申せ、ストーリーそのものは別個のお話しですから、どちらから観ても大丈夫ですよ。

YOUさん、こんばんは。
寅さんシリーズを第1作からご覧になっていらっしゃるのですか?
嬉しいですね・・・^_^
私は以前WOWOWで全放送があった時に全て録画し、Blu-rayディスク49枚に焼いていて、繰り返し見ています。(笑)

koukoさん、こんばんは。
はい、山田監督はフィルムに拘っている事を以前インタビューで話されておりました。
嬉しいですよね〜。やはり映画はフィルムです。^_^
仕事を終える年齢が来たら、後は好きな事をして余生を暮らせるような環境になると良いですね。

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