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2017年5月16日 (火)

映画「阪急電車 -片道15分の奇跡-」

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東宝映画「阪急電車 -片道15分の奇跡-」2011年4月公開

出演 : 中谷美紀、宮本信子、戸田恵梨香、南果歩、勝地涼、谷村美月、有村架純、芦田愛菜、玉山鉄二、小柳友 他
原作 : 有川浩
音楽 : 吉俣良
監督 : 三宅喜重

>人はそれぞれ皆、いろんなやり切れない気持ちを抱えて生きている。
>死ぬほど辛いわけではないけれども、どうにもならない思いを抱えて生きている。

>泣くのはいい。でも、自分の意思で涙を止められる女なりなさい。

>綺麗な女は損するように出来ているのよ。

>嫌味なばあさんね・・・!
>嫌味なばあさんの方が、迷惑なおばさんより、よっぽどマシです。

今日は久々に映画のご紹介。上の言葉は映画の中で登場人物が言うセリフで、私が印象に残ったものを採り上げています。

この映画、私は三回も見ました。と申しましても劇場ではなく、拙宅で・・・という事ですが。

まるで山田洋次監督作品を思わせる、実にほのぼのとした良い作品だと思います。

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映画は高瀬翔子 32歳OL(中谷美紀さん)の身に起こった思いもよらない不幸な出来事から始まります。結婚式直前にフィアンセから別れ話しを持ち出されるという・・・。

この映画は片道僅か15分で始点終点を結ぶ阪急電鉄の「今津線」を利用する人たちの、オムニバスストーリーです。しかしながら、見ず知らず・・・全くの赤の他人である登場人物たちがどこかで接点を持つという、昔からある映画の手法が取られています。

阪急電鉄 今津線は兵庫県の宝塚駅と西宮北口駅間を結ぶ全長7.7キロの路線で、全8駅。

メインとなる登場人物は、8歳の少女から65歳のおばあちゃんまでという、幅広い年齢層の男女8人。そこに人への迷惑も顧みない、電車の中で大声で騒ぎまくる元気なおばちゃんたちが絡みます。(笑)

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阪急電鉄 宝塚線

登場人物の中でも一番の肝が、萩原時江 65歳(宮本信子さん)でしょう。電車の中で真っ白いドレスを来て涙を流している高瀬翔子に、時江が声を掛けます。

赤の他人からの優しい親切が、翔子の声を出して泣きたいほど悔しい思いが少しずつ晴れて行きます。その翔子が今度は同級生から仲間外れになっている8歳の女の子に施す親切が、女の子に元気を与えるという・・・。

見ていて、ああいいなぁ・・・と。^_^

そうそう、音楽が映像の雰囲気に実にマッチしていて、とても良いのです。「あれ? この音楽、どこかで聞いたような・・・」と感じ、記憶を呼び起こしてみると、『そうだ、香取慎吾さんのテレビドラマ「薔薇のない花屋」の音楽に似ている』と思い、調べてみたら同じ作曲家でした。^_^

いろいろな人生模様が見られるこの作品、是非ご覧になってみてください。

※ 阪急電鉄の2枚の写真は私が撮影したものです。

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コメント

ご無沙汰しています。
この映画や人のやさしさに満ちた映画だったと記憶しています。
宮本信子さんの自然体の演技は、いつも心が和みます。

おはようございます。
映画のストーリーに、ご自分の写真を絡めてあるのが、よいですね。(^^)
あらすじを少し読んだだけで、心が暖かくなりました。
>・・・・に書かれているセリフが、どれも良いですね。
「他人にかかわらないようにしよう。」という傾向にある昨今、
見ず知らずの人との優しい触れ合いが、とても素敵なことのように感じられます。
レンタルして、観てみようかな。(^^)

大阪の在来線で一番身近で親しみのある電車が阪神電車の宝塚線。ピカピカのあの車体色もいいですよね。出張時に蛍池駅から梅田駅間の僅かな時間ですが、毎度出張時の楽しみです。

この映画には興味はなかったのですが、今津線は馴染みがあります。
普段は学生と競馬フアンが多いのですが、ときおりタカラヅカジェンヌと乗り合わせることともあります。彼女たちは良く目立っていますね。
Kondohさんも機会がありましたら西宮北口から利用され宝塚南口駅で下車され武庫川大橋から電車をモニュメントを撮影しつつ歌劇場を通り散策されると賑やかさに驚かされると思います。

yymoonさん、こんばんは。
宮本信子さんの演技、素晴らしいですよね〜。
宮本信子さんが主役と言っても良いと思います。

Maruさん、こんばんは。
ありがとうございます。阪急電車は良く利用していますので、時々撮影もしています。
おっしゃる通り、心暖まる映画ですよ。^_^
なので、私は一年に一回見ています。気に入った映画は繰り返し見る人間なのです、自分は。(^^;
是非、レンタルしてご覧頂きたいと思います。

YOUさん、こんばんは。
私も伊丹空港を降りるとモノレール経由で阪急電車を必ず利用しています。
あの独特な色の車両、愛着を感じます。

tokiwaiさん、こんばんは。
今津線、お馴染みの路線でしたか。
宝塚駅がありますから、タカラジェンヌも乗って来ますか・・・^_^
片道15分の路線、一度乗ってみたいと思っております。
ロケ地も見たいですね〜。

こんばんは、

『阪急電車』、いいですねぇ!有川浩さんのファンでもありますし、0~13歳までを神戸市東灘区で過ごしたななまるとしては外せません! そう言えば小学校1年生の初遠足は阪急岡本駅から夙川まで乗って、川沿いの桜を見たんでした。あの小豆色の電車、懐かしい!

原作の小説をまず読んで、それから映画でした。戸田さん、南さん、有村さん、谷村さんに芦田愛菜ちゃん、関西弁ネイティブの役者さんが光ってました! 関西弁とは言っても、大阪とは全然違う神戸弁が刺さりました。また見たくなりましたよ。

『ひよっこ』で今を時めく有村さんも、この映画では関学を目指す大人びた高校生役でしたね。そうそう、戸田さんを助ける相武紗季さん(←やはり兵庫県出身!)もかっこよかった!

ななまるさん、こんばんは。
私、原作は読んでいないのです。ですから映画だけの世界です。(^^;
でも、充分楽しめました。
横浜の人間としましては、大阪弁と関西弁の違いがイマイチ判別がつかないですが、何となく大阪弁の方が横浜の人間にとってはどぎつそうです。決して悪い意味ではないですが。
相武紗季さん、ほんの僅かなシーンだけですが、エンドタイトルに友情出演とクレジットされてましたね。

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