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2017年6月14日 (水)

松竹大船撮影所跡

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大船・松竹通りにて

松竹大船撮影所跡を訪れてみました。しかし、撮影所の名残りは皆無で、通り名に「松竹通り」として僅かに残っているだけ。

調べてみると、松竹蒲田撮影所(東京都大田区)が大船に移転したのが1936年の事。町工場の多い蒲田では撮影中に工場の騒音が音声に入ってしまうという事が移転の理由だったようです。

その蒲田撮影所を舞台にした映画「キネマの天地」が山田洋次監督作品にありますね。当時新人だった有森也実さんの出世作と言って良いでしょう。山田洋次監督によって映画に引っ張られた女優さんはその後、皆大成していますね。この作品で、渥美清さんが有森也実さんの父親役を演じており、実に素晴らしい演技をしていました。

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撮影所が在った敷地には現在このようなショッピングセンターが。三越さんも入っていたようですが、2009年に閉店・撤退しております。隣の敷地も鎌倉女子大学が購入し、現在は同大学の大船キャンパスになっています。

渥美清さんの死により「男はつらいよ」シリーズが製作不能となり、松竹は一気に経営が悪化し、撮影所すら売却せざるを得なくなったわけです。

しかし、元々「男はつらいよ」シリーズと二年に一作程度製作されていた他の山田洋次監督作品(幸福の黄色いハンカチ等)で会社の屋台骨を支えていたわけですから、シリーズが続けられなくなれば、経営が悪化するのは必然だったのでしょう。

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山田洋次さんが脚本を書いていた「釣りバカ日誌」は東映東京撮影所(東京都練馬区)を借りて撮影されていたようです。

ちなみに「男はつらいよ」シリーズの「とらや(後にくるまやに改名)」は大船撮影所でのセット撮影だという事はご存知だと思いますが、念の為。

松竹大船撮影所は2000年6月30日、完全閉鎖。

ご高齢の山田洋次監督(現85歳)、後何本映画を製作してくれるのか、それが心配です。山田洋次さん以外、日本映画で見たいと思わせてくれる映画監督が現在居ませんのでねぇ・・・。

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コメント

おはようございます。
鎌倉女子大学の隣の鎌倉芸術館に何度か行ったことがありますが、
大船撮影所跡はまったく面影がなくなっていますよね。
でもこのあたりの街の様子は賑やかで好きです。
かつて撮影所があったときはもっと賑やかだったのでしょうね^^
山田洋次監督、これからもお元気で素敵な映画を見せてくださるといいですね。

おはようございます。
こちらで、山田洋二監督の映画が、数多く作られたのですね。
撮影所があった当時は、街や建物は、どんな様子だったのでしょう?
お写真からは、想像すらできなくなってしまっていますね。
山田洋次監督は、85歳ですか~?
ご年齢にもかかわらず、一線で活躍していらっしゃるなんて、素晴らしいですね。
これからも、たくさんのよい作品を作ってくださると、いいですね。
私も、素晴らしい作品をいろいろ観てみなければいけないと思いました。

koukoさん、こんばんは。
鎌倉芸術館、何度か訪れていらっしゃいましたか。
現在の様子、撮影所の痕跡はまったく残っていないですよねぇ・・・。少し残念な気もしますが、土地を売却したわけですから仕方ない事です。
実は私、撮影所が在った頃には一度も行ってないのです。多分、賑やかだったのでしょうねぇ・・・。
山田洋次監督にはまだまだ頑張って良い作品を作って頂きたいです。

Maruさん、こんばんは。
当時の松竹、山田洋次監督のお陰で何とか経営出来ていたわけですねぇ・・・。
撮影所が在った頃、多分・・・人の行き来は多かったと思います。撮影所相手の食堂なども幾つか在ったそうですし。
山田洋次監督、今年で満86歳になります。仕事をされていらっしゃるからお元気なのかもしれませんが、まだまだこれからも映画を作って頂きたいです。

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