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2017年11月 9日 (木)

モーツァルト/管楽器のための協奏曲集

0977

フルート協奏曲第1番 K.313
オーボエ協奏曲 K.314
クラリネット協奏曲 K.622
ファゴット協奏曲 K.191
ホルン協奏曲第1番〜第4番 K.412, 417, 447, 495
フルートとハープのための協奏曲 K.299
協奏交響曲 K.297b

ヴェルナー・トリップ(fl)、ゲルハルト・トレチェック(ob)、アルフレート・プリンツ(cl)、ディートマール・ツェーマン(fg)、ギュンター・ヘーグナー(hr)、ヴォルフガング・シュルツ(fl)、ニカノール・サバレタ(hp)、ヴァルター・レーマイヤー(ob)、ペーター・シュミードル(cl)、フリッツ・ファルトゥル(fg)

カール・ベーム 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

独グラモフォン 2740 231(レコード 4枚組)

0978

フルート協奏曲第1番 K.313
フルートとハープのための協奏曲 K.299
オーボエ協奏曲 K.314
クラリネット協奏曲 K.622
ファゴット協奏曲 K.191
協奏交響曲 K.297b

アンドレアス・ブラウ(fl)、ジェイムズ・ゴールウェイ(fl)、フリッツ・ヘルミス(hp)、ローター・コッホ(ob)、カール・ライスター(cl)、ギュンター・ピースク(fg)、カール・シュタインズ(ob)、ヘルベルト・シュタール(cl)、ノルベルト・ハウプトマン(hr)、マンフレット・ブラウン(fg)

ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

独EMI 1C 197 10 2238 3(レコード 3枚組)

0979

ホルン協奏曲第1番〜第4番 K.412, 417, 447, 495

デニス・ブレイン(hr)
ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
フィルハーモニア管弦楽団

仏EMI 2C 051-00414(レコード)

今日は私の愛聴曲をご紹介させて頂きます。
モーツァルトが管楽器のために書いた協奏曲で、私はこれらの曲が大好きなのです。元々カール・ベームが指揮した4枚組みのレコードをたまに取り出しては聴いておりました。

最近になって自宅の1,000枚を超えるレコードコレクションのうち、約500枚を売却した事はこちらで記事にしております。もっとも大分前にも700枚ほどを売却していましたので、改めて随分とレコードを買っていたものと自分自身驚いています。(笑)

で、その500枚ほどを手放す時に残す、残さないの選別をしている際、カラヤンが指揮した協奏曲集を持っていた事を知ったのです。知ったというより、自分がすっかり忘れていただけなのですが。まぁ、まともに聴いていなかったから忘れていたとも言う。(笑)

カラヤンが指揮した演奏はベルリン・フィル全盛期と申しても良い時期の録音ですから、それぞれソリストとしてもやっていけるほどの技量を持った楽員の妙技を聴けます。中でもカール・ライスターのクラリネットや、ローター・コッホのオーボエは最高です。(^^)

そのコッホが吹くオーボエ協奏曲の第二楽章冒頭、「歌劇/フィガロの結婚」の第二幕冒頭で歌われる伯爵夫人のアリア、「愛の神よ照覧あれ」を思わせるようなしっとりと美しいメロディを、コッホが儚くも美しいという形容がピッタリの演奏を聴かせてくれます。私は背筋がゾクゾクっと来ましたから。

オケの方はカラヤン指揮よりベーム指揮の方が私は好み。ベーム盤はウィーン・フィルの美しい弦楽器の音色を堪能出来ます。ゲルハルト・トレチェックのオーボエも鄙びた音色がこれまた何とも言えない魅力がありますよ。

クラリネット協奏曲を担当しているカール・ライスターについては私が改めて申すまでもなく、実際にソリストとしても活動し、素晴らしい録音(クラリネット五重奏曲他)も残しています。このカラヤンとの演奏でもライスターは素晴らしい演奏をしています。

独EMIのカラヤン盤は木管楽器の協奏曲だけを集めていますので、ホルン協奏曲が収録されていません。しかし、大分古い録音ながらフィルハーモニア管弦楽団の楽員だったデニス・ブレインをソリストとしてホルン協奏曲をEMIに残しています。

実はこの盤も自分は持っていた事を忘れておりまして、今回の選別時に発見しました。(^^;
モノラル録音ですからやや古めかしい音質には感じるものの、鑑賞には何ら問題ありません。当然ですよね、メジャーの会社がスタジオできっちり録音しているのだから。

デニス・ブレインの演奏には惚れ惚れしますね。音色が何より優しくて聴き惚れてしまいます。もちろんベーム盤のギュンター・ヘーグナーも負けず劣らず素晴らしい演奏をしておりますが、どちらかと言えばデニス・ブレインの方がほんの少し好みかな。まぁ、優劣を付けようとする事自体が間違いです。

ホルン協奏曲では私は第1番と第3番がお気に入りで、第1番の第一楽章冒頭、何とも言えない美しいメロディ。その後に登場するギュンター・ヘーグナーのウィンナホルンの響きがこれまた実に美しい!
「美しい」という言葉の連発になりますが、事実なので仕方ない。(笑)

管楽器のためにモーツァルトが書いた曲の中で一番優雅なのが「フルートとハープのための協奏曲」ではないでしょうか。オケが奏でる冒頭の音楽を聴いた瞬間、優雅で豪華な雰囲気を味わえます。モーツァルトにしては絢爛豪華という言葉がお似合いの曲です。

そもそもフルートとハープとで協奏曲が書かれているという非常に珍しい楽器の取り合わせです。しかし、私はこの曲が大好きです。クラシック音楽を格別愛好されていらっしゃらない方も、多分どこかで一度や二度、耳にしているはずです。ただ、作曲者と曲名を知らないだけで。

オケの主題提示が終わった後にフルートとハープが同じ主題で登場するのですが、ここが私は大好きで。ベーム盤で聴けるスペイン出身の名手、ニカノール・サバレタによるハープのソロがまた素晴らしい!

ウィーン・フィル、ベルリン・フィルそれぞれの管楽器奏者がソリストを務める「管楽器のための協奏曲集」ですが、きっと楽しめると思います。調べたらCDでもBOXで、或いは各曲単売もされているようです。音楽がお好きな方、是非どうぞ。

フィルハーモニア管弦楽団のホルン奏者、デニス・ブレイン盤も演奏は素晴らしいですが、モノラル録音だという事だけ今一度申しておきますね。

あぁ・・・モーツァルトは良いなぁ・・・。
やはりモーツァルトの音楽は心を癒してくれます!

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コメント

KONDOHさん、こんばんは。

今、モーツァルト ホルン協奏曲第1番〜第4番(アラン・シヴィル演奏/オットー・ クレンペラー指揮)を聴いています。
紹介いただいたデニス・ブレイン盤は持っていないのですが、素晴らしい演奏なのですね。
「管楽器のための協奏曲集」は最近聴いていなかったので、週末にゆっくり聴きたいと思います。
素敵な曲を紹介いただき、ありがとうございました。

ななさん、こんばんは。
アラン・シヴィルもフィルハーモニア管弦楽団の奏者で、デニス・ブレインの後に首席になったようですね。
クレンペラーとの演奏も名盤として雑誌等の名曲名盤特集などで採り上げられる事が多いですね。
私も聴いてみたくなりました。^ - ^

おはようございます。
LPを2000枚くらいお持ちだったのですね。
壁一面がレコードでしょうね。本やCDと違って奥行きが必要ですからすごいですね。

yymoonさん、こんばんは。
お恥ずかしい限りです。(^^;
オーディオ装置はyymoonさんのような高級機(買えなかったので)は持っておりませんが、とにかくいろいろな演奏を聴きたかったのですね。
それでソフトの方にお金を使っていました。

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