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先日は飛んで来たノスリを追い掛けた写真を掲載しましたが、後日、久しぶりにカワセミのダイビングをSONY α7R III で狙ってみました。
小魚目差して池の中にダイブ。水中から出て来たところからのカットになります。嘴に魚を咥えていないので、失敗したようです。
ご覧のようにピントは大甘です。α7R III に装着しているレンズがソニー純正ではないのと、おまけにマウントアダプターを介しているためか、オートフォーカスの初動が少し遅いです。止むを得ないですかねぇ・・・。
シャッターは切るものの、初動の遅さからジャスピンで撮影出来ていません。ノスリの時も捉えるまでに少し時間が掛かっていましたから。
しかし、それでも一旦標的(もちろんこの場合カワセミですが)を捉えると、カメラのオートフォーカスはカワセミの素早さにも負けずに追って行くのには私も少々驚きました!
多分、純正のFE 100-400mmだったら最初のコマからピントは来ていたかもしれない、そう思わせるカメラのオートフォーカス性能です。
もう、α7シリーズ第二世代のモデルとは雲泥の性能差だと思います。センサーこそ据え置きでしたが、完全なるフルモデルチェンジですね。
倍率が上がり、総画素数も増えたEVFですが、こうした動きモノを撮影する時はフレームレートを倍の120fpsにして撮影しています。普段はノーマルの60fpsで充分なので。EVFは本当に進化していますね。
撮影カットはこの先もあるのですが、今日は動きモノ撮影の作例として三枚掲載してみました。返す返すも一枚目のピンアマが残念です。その前のカットは完全ピンボケ。まぁしかし、カメラの検証が目的でしたからね。
こちらはおまけ。最初の三枚と同じ公園内とはいえ、撮影場所が違います。野鳥撮影を終え、駅に向かって車も通る道端を歩いていた時に偶然見付けたカワセミです。「え!? こんなところにカワセミ?」という驚きが。距離にして4〜5mというところでしょうか。いや、3〜4mかな?(笑)
私が撮影中、小さい子どもさんを連れたお母さんが歩いて来まして、「○○ちゃん、ほら見て、カワセミよ!」と言いながら指差しをした途端、飛んで行ってしまいました。(笑)
SONY α7R III
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
SIGMA MC-11
今日はライカのElmarit-M 28mm F2.8 ASPH.です。
このレンズはα7 IIでも特に問題はなかったのですが、裏面照射型センサーに変わって果たして?
上野公園はいつも賑やかですね。
クジラの背びれ。
自由の女神登場!(^^)
上野の森に立った経緯ですが、宮城県多賀城市のパチンコ屋さんの看板として造られました。その後、石巻市中瀬公園のモニュメントとして引き取られたものの、2011年の東日本大震災時の津波で左下を失ったそうです。
2014年に撤去されて石巻市の倉庫に眠っていましたが、芸大の大学祭時に運ばれて来て飾られたとの事。現在は上野公園内に置かれております。
帰りに強烈な逆光を受け、写真を撮るのに最高のロケーション。
裏面照射型センサーに新しい画像処理エンジンが加わって、ライカ定番の広角28mmもα7 II時よりひとつ画質が向上したように感じました。
SONY α7R III
Elmarit-M 28mm F2.8 ASPH.
VM-E Close Focus Adapter
愛用のライカ Rレンズ、Summiluxの35mm F1.4をα7R IIIに装着して六義園に入りました。
α7R、α7 IIでは周辺の描写がかなり甘くなり、少々がっかりしました。α7R IIIでは裏面照射型センサーと、新規開発の画像処理エンジンに変わってどうなるのか・・・と。
フィルム時代に設計されたライカレンズって平均的に逆光に弱いので、このくらいのゴースト、フレアは納得のもの。
ハレ切りしてやると、問題ありませんので。
春には見事な姿を見せてくれる枝垂れ桜です。
さて、α7R IIIでの結果ですが、α7 IIで使った時より四隅の周辺描写は向上しておりました。α7 IIより総画素数が大幅に増えて、レンズには更に厳しい条件を求められたにも関わらず。EOSのフルサイズ機で使えれば良いのですが、ミラーがレンズに干渉して使えないのです。
周辺描写に関してですが、レンズにも大口径に有りがちな像面湾曲が少し残っているのでしょう。まぁ、ライカ社にしたら、画面中心は充分シャープなのに、何か問題あるか?
と、言うでしょうね。(笑)
画面均一にシャープさを求めるなら、最新設計のデジタル向け国産レンズを使えば良いという事です。今度、LEICA Mと撮り比べてみますか。
SONY α7R III
Summilux-R 35mm F1.4
RAYQUAL LR-SαE
獲物に向かってのミサゴのダイビング、残念ながらこの時も自分の場所からは遥か遠くでした。
しかし、こちらに向かって水面近くを飛んで来たので撮影出来ました!
細長い魚ですが、魚に疎いので種類が分かりません。(^^;
杭へと着地。
直ぐ食べ始めるのかと思いきや、この後また飛び立ったのです。しかし、杭の周りを低空で回っただけ。どういう理由で旋回したのかは分かりません。魚が弱るのを待っていたのか?
で、改めてまた着地。旋回している様子も撮影していますが、割愛します。
いよいよご馳走に有り付けるのですね!(^^)
ちなみに、この魚を完食するまで、およそ50分掛かりました。
はい、撮影しながらずっと見ていましたので。(^^;
で、食べ終わると遠くに飛んで行ったので、丁度昼時という事もあり、私もここから離れた場所へ昼食を摂りに行きました。
で、戻って来たらこのシーンに出喰わす事となり、
「しまった! またチャンスを逸した!」と思い、近くにひとり居たカメラマンに尋ねると、空高く上から舞い降りて来たとの事。多分、飛んで行った先(海)で捕らえて来たのでしょう。
という事で、この日もミサゴのダイビングは撮影出来ませんでした。
Nikon D5600
AF-S NIKKOR 300mm F4E PF ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
晩秋の新宿御苑、木々たちの葉は落ち、来春への準備が進んでいるようです。
静謐という言葉がピッタリな日本庭園の池。
カワセミを撮影しました。さて、どこにいるかお分かりになりますか?
お馴染みの場所もすっかり葉が落ちています。
冷たい水面にカルガモが。
大分前に使っていたAPS-Hセンサー搭載のM8と違い、フルサイズセンサーのM240は画角的に使いやすいです。35ミリフルサイズ、やはり長年慣れ親しんでいる画角だからでしょうか。一眼レフではあまりそういう事は感じなかったのですが。
LEICA M(Typ 240)
Elmarit-M 28mm F2.8 ASPH.(1〜3枚目)
Tele-Elmar-M 135mm F4(4, 5枚目)
ミラーレスカメラのSONY α7R IIIを野鳥撮影、それも飛んでいる鳥さんにオートフォーカスは追随してくれるのか、テストしてみようと飛んでいる鳥さんを探す事に。(笑)
大分時間が経ってからですが、いきなり猛禽が左から飛んで来ました!
慌ててカメラを振るも、ファインダーはボケボケ。しかし、そのまま追って行くと、パッ!とファインダー上に猛禽が映ったのです。で、数コマ撮影出来ました。
以下の写真はその時のもの。慌てていたのでカメラの水平が取れていないのはご容赦。普段は鳥さんと背景の両方を見ながら水平を取っているのですが。
最初の4枚はノートリミングです。
慌てたので、ズームをテレ側いっぱいまで回せませんでした。(笑)
このカット、鳥さんの部分を大胆に等倍でトリミングしたのが下の写真です。
ほぼピントは来ているようです。
ファインダー上は背景に溶け込んでしまいそうな小さな鳥さん(ノスリでした)ですが、カメラのオートフォーカスは私の狙いを測距点が追い掛けてくれました。(^^)
しばらくしたら、ノスリ二羽のバトルが見られたのです。その時の一枚がこれ。ノートリミングです。
で、これまた大胆にノスリを大きくトリミング。
バトル中のノスリをカメラのオートフォーカスはきちんと追い掛けてくれました。(^^)
いや〜・・・想像以上のオートフォーカス性能に自分もビックリしました。或る意味、α9譲りかも。
今回使用したレンズはソニー純正ではなく、シグマ製のキヤノン EFマウントのレンズをマウントアダプター経由で使っているのですよ。それでいてこの成果。
シグマさんは確かAF-Cでの動作保証はしていなかったはず。α7 IIでは全然ダメ(150-600)でしたからね。
ただ、このレンズ、開放での周辺光量落ちが目立ちますね。価格を考えれば仕方ありませんが。
最後はこれまたノートリミングで止まりもののノスリです。撮影していた時、「あれ? やけに遠いなぁ?」と思ったのですが、直ぐに「あ、そうだ! 今日はフルフレームのカメラだった!」と、気が付きました。(笑)
いつも野鳥撮影はAPS-Cセンサー搭載の一眼レフを使っていましたからね。(^^)
しかし、ミラーレスカメラも進歩しましたね!
もう、重い一眼レフは必要が無くなる?
SONY α7R III
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
SIGMA MC-11
SONY α7R III を買いました。
私のα7シリーズ購入は、初代α7R(3,600万画素) → α7 II(2,400万画素) → α7R III(4,240万画素) と、通算3台目となります。α7 II でも使っていて不満はそれほどなかったのですが、α7R III の発表後にソニー銀座でデモ機を弄ったのが運の尽き。(笑)
シャッター音の「キレ」に参ってしまいました。前2台のシャッター音は正直好みではなく、ただ単に実用的、或いはユニバーサルマウント的に使える事に重宝していたわけです。
しかし今回の α7R III はシャッターユニットが変わったお陰で、スパッと切れるような音が小気味好いです。撮影しているとモチベーションも上がります。(^^)
EVFも更に高画素化(約369万画素)され、倍率も上がってほとんど不満はありません。もう、一眼レフの光学ファインダーよりα7R III のEVFの方が自分にとっては見やすいです。マウントアダプターを介してマニュアルフォーカスをする際、ボタンひとつで拡大出来るお陰もあってピントのピークが実に掴みやすいです。カメラのピーキング設定は必要ありません。私はOFFにしています。
センサー画素数は約4,240万画素ですか。α7 II が約2,400万画素でしたから、一気に増えました。もっとも先代のα7R II からセンサーは変わっていませんので、画素数こそ据え置きですが、私が使っていたα7 II から見れば大幅に増えたわけです。
思えばキヤノンさんが初めて35ミリフルフレーム(約1,110画素)のセンサーを搭載したEOS 1Dsを発表した直後に、「プロカメラマンのためのデジタルセミナー」を開催したのですが、私はそのセミナーに参加しました。
その時の講師が異口同音に「1,000万画素ともなれば大判(4x5)フィルムの解像度さえも超えています。手ブレにはシビアになりますから、三脚は絶対に必須となります」とおっしゃっていた事を思い出します。
今時、誰も1,000万画素のデジタルカメラが大判フィルムを超える解像度を持っている、なんて言いませんよね? スマホさえ軽く1,000万画素を超えていたりしますから。隔世の感がありますね。大して時は経っていないのに。
α7R III は約4,240万画素です。私はもうこれ以上必要ないと思っています。メカニズムも大幅にアップグレードされましたし、最低でも3年、いや4〜5年は使っていきたいと思っています。
しかし、資金調達のため、今年購入したばかりのカメラやレンズまで手放す事となりました。(≧∇≦)
でもまぁ・・・いろいろありましたが、35ミリフルサイズセンサー搭載カメラはこれで充分だと思います、多分。(^^;
SONY α7R III
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(製品写真以外)
ユニバーサルミュージック UCCG-90655(UHQCD)
ベートーヴェン/交響曲第2番 ニ長調 作品36
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1975年1月、1976年10月、1977年1月、2月、3月
ベルリン・フィルハーモニーザールでの録音
クラシック音楽を聴き始めた当初、交響曲のバイブルとも言うべきベートーヴェンの交響曲全9曲の中で、どういうわけか第2番だけは苦手というか、イマイチ魅力を感じませんでした。何人かの指揮者で聴いていましたが。
ところが或る時、カラヤンのグラモフォン盤(1962年録音)を聴いて、初めて第2番の素晴らしさを知ったのです。クラシック音楽のベテランファンほどカラヤンの音楽(特にベートーヴェン)に否定的になる人が多いですが、私はカラヤンのお陰で第2番の魅力を知ったわけですから、言わば恩人みたいなもの。^_^
で、今日はその録音をご紹介するのですが、その前にカラヤンにとってベートーヴェンの交響曲全集録音三回目(1977年か78年発売?)の第2番から先に採り上げます。
先日発売されたハイエンドオーディオマニア向けの雑誌「STEREO SOUND No. 205」の記事の中に、岡崎哲也氏による「帝王カラヤンのベートーヴェンに挑む(上)」という興味深い記事を見付けました。
この中で氏は1977年のベートーヴェン交響曲全集に触れております。前述したようにカラヤンにとって三回目(グラモフォンでは二回目)の全集録音で、まだアナログテープ時代ですね。その中で氏はCDの発売年(プレス)によって音に違いがある事を指摘しております。
岡崎氏は、独グラモフォン盤(オリジナル・イメージ・ビット・プロセッシング)より国内盤のウルティメイト・ハイ・クォリティ(UHQ)CDの音の方を好まれているご様子。私は何かに興味を持つと自分で試さないと気が済まない性格です。それが災いしてカメラ機材に散財して来たわけですが。(笑)
早速該当のCD(ジャケット写真2枚目)を買って来ました。今年、極力音楽メディアは買わないようにして来たにも関わらず。記事中で氏は「溜息のでるような弦の織物が堪能できる」と感想を述べております。弦楽器の音に人一倍拘る自分としては、これは聴いてみなければ、と思ったのです!
聴き比べる対象のCDは手持ちのもの(ジャケット写真1枚目)です。これはカラヤンのグラモフォン1970年代の全録音を網羅したCD BOXの中からの一枚です。レーベル番号はオリジナルレコードの番号だと思います。
聴き比べた結果は如何に?
僅かな差ではありますが、確かに国内のUHQCD盤の方に弦の艶やかさを感じました。それまで所有していた盤は後付けと思われるエコー成分が僅かに感じられるのと、弦の音が若干、本当に若干ですが、かすれた感じに聞こえます。木管楽器の音色も国内盤の方に優位を感じます。しかし、聴き比べていなければ今迄の盤にも不満はありませんでした。
アナログレコード程ではないですが、CDもレコード会社が違えば、そしてプレス工場が変わればCDの音も変わるという事です。プレス前のマスターを作る過程でエンジニアがミキシングに手を入れている場合もあるでしょう。録音した本国から送られたリマスターに若干の手を加えたりとか。
アナログレコードに関しては独グラモフォン盤と国内盤とでは明らかに独グラモフォン盤の方が音は良かったですが(盤質も)、デジタルはコピーしたものでもアナログのような劣化はありませんから、必ずしも本国盤の方が音が良い(好み)とは言えない事を今回の聴き比べで経験しました。^ - ^
しかしこの録音、足掛け3年に渡っていますね。恐らく1977年は細部の手直しが行われたのではないかと予想しています。パーフェクト主義のカラヤンですから。
1962年1月、ベルリン・イエス・キリスト教会での録音
さて本題。今日は(も?)記事が長くなりましたが、私がカラヤンによって第2番の魅力を知った録音がこの演奏です。現在はハイレゾ音源も入手していますが、初めて聴いたのはアナログレコードです。
カラヤンの演奏によって「ミニ第9の緩徐楽章」と言っても良い第二楽章の美しさに目が覚めました。よく第1番と第2番はハイドンやモーツァルトの影響がまだ残っていると音楽学者が申しておりますが、私自身はやはり敢然としたベートーヴェンの個性が発揮された一大シンフォニーだと思います。
1977年盤の録音も名演ですが、やはり私はこの1962年盤の方がより好みです。テンポについては1977年盤の方が若干速くなっていますが、どちらも弦楽器と木管楽器の兼ね合いが実に素晴らしいです。ベルリン・フィル全盛期の名演奏と申して良いでしょう。
カラヤンは1980年代に入ってもう一度交響曲全集を録音(デジタル)しています。その他1977年の来日公演ではベートーヴェンの交響曲全9曲の連続演奏会が開かれており、そちらのライヴ盤も近年発売されていますが、いずれにしても第2番についてはカラヤンの演奏を私は第一に好みます。
ミサゴが糞をした瞬間です。(^^;
オオタカの狩りを撮影出来たので、次なる目標はミサゴの狩りです。
しかし、私が干潟に到着した時、すでに狩りを終えて食べ終わったばかりだったようです(偶然ここで出遭った知人談)。
しばらく杭に留まったままだったミサゴが飛び立ちました。
上空を旋回し始めたと思ったら・・・、
そのうち、私の頭上へやって来るではないですか!
かなり至近距離で撮影出来、ラッキーだったです!(^^)
その後、遠くへ去って見えなくなりました。仕方ないので知人とご一緒に他へ歩いて行き、1時間後くらいに戻って来たら、また同じ杭に留まっていたのです。
で、また糞をする瞬間を撮影。(笑)
もしかしたら、私たちがここを離れている間に戻って来て今一度魚を食べたのかもしれませんね。この後、再び飛び去ったので、この日の撮影は終了する事に。猛禽には珍しく、ミサゴは魚を主食としています。
ミサゴのハンティング撮影、次回へのお楽しみとなりました。
そうそう帰る時、空高くオオタカ(成鳥)が飛んでいたので一枚撮影しましたが、そのうち遠くへと。
Canon EOS 7D
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
野鳥撮影の先輩からオオタカの情報(都内)をもらって出掛けたのが一昨年秋の事。なかなか出遭う事が出来ず、ようやく出遭ったのが昨年12月。しかし、その時は遠目で、おまけに枝被りの後ろ姿。
その後、近めで出遭ったものの、肝心の顔に枝被り。そしてこの秋にようやく飛翔シーンを撮影。
で、今回は獲物に喰らい付くところを撮影出来ました!
オオタカの若鳥がオオバン(ツル目クイナ科)にアタック!
手前の黒い水鳥がオオバンです。
鋭い脚を使って獲物を水の中に押し込んでいます。手前の仲間たちは呆然と見ているだけ。
ここからはトリミングしています。
苦しそうに水中からオオバンは逃げようともがいています。
しかし、オオタカもようやく捉えた獲物を逃すまいと必死。実は一度(この40分ほど前)、狩りに失敗したところを見ています。
しばらく静かになったのでオオバンもとうとう・・・と思ったのですが、また水中で暴れてオオタカも慌てます。
やがて格闘も終わり、しばらくオオタカはまるで湯に浸かっているような感じでじっとしていましたが、キョロキョロしながら天敵のノスリやカラスが来ないうちに、オオバンを引き揚げようと。
力がないので鷲掴みにして飛び上がる事は出来ません。それでも必死に陸へ揚げようと。
よいしょっと! このまま右手の林の中へ入ってしまい、食べるところは撮影出来ませんでした。
ここで常駐しているカメラマン曰く、「オオタカはノスリみたいに力がないので、獲物を水に浸けて殺すんだよ。ノスリは力があるから押さえ込んだまま首根っこからいきなり食べるけどな」との事。(^^;
残酷なようですが、これが自然界の食物連鎖。
オオタカの成鳥ではなく今回は若鳥でしたが、貴重な瞬間を撮影出来ました。ちなみにオオタカは卵から孵って、およそ2年で成鳥になります。
私もここまで2年掛かりました。(笑)
Nikon D5600
AF-S NIKKOR 300mm F4E PF ED VR
AF-S TELECONVERTER TC-14E III
実は昭和記念公園を訪れた目的はこれでした。そろそろコウテイダリアが咲き始めているのではないかと。
コウテイダリアは新宿御苑にもあるのですが、御苑は少し高い位置にあってそばに寄れないのです。しかし、昭和記念公園はそばに寄って鑑賞出来るのが良くて。
咲き始めで少し訪れるのが早かったですが、それでも楽しめました。(^^)
池の周りがまさに秋の色、という感じです。
少し速いシャッターで撮影したら、水が止まりました。(^^)
新宿御苑と同じく、のんびりするには良いところです。
キラキラと。
こちらも水が静止。(笑)
ご愛嬌のカエル君です。(^^)
しかし、昭和記念公園も広いですねぇ・・・。
LEICA R9
Apo-Summicron-R 90mm F2 ASPH.
Kodak SUPER GOLD 400
二週間ほど前に訪れた昭和記念公園です。フィルム撮影でしたので、現像上がり待ちでご紹介が少し遅れました。
多分、多くの人が訪れたと思われる昭和記念公園秋の名物、銀杏並木は見頃を過ぎていました。それを知りながら訪れたわけですが。
それでも充分秋の色を感じながらお散歩が出来ました。(^^)
自宅からはかなり遠いので、なかなか訪れる事が出来ない昭和記念公園。
今回は二本のレンズを持参。広角28mmと中望遠90mmです。
そのうち今日は28mmで撮影した写真をご覧頂きました。明日は90mmで撮影した写真を。
LEICA R9
Elmarit-R 28mm F2.8
Kodak SUPER GOLD 400
懐かしい、完全高架化される前の旭川駅です。この頃は実にローカルチックな駅構内でした。
旭川駅は函館本線、宗谷本線、石北本線、富良野線が乗り入れるターミナル駅で、2010年10月に高架化され、リニューアルされた旭川駅が・・・
こちら。実にモダンな駅舎になりました。駅前ロータリーが実に広いです。地下駐輪場は何と無料!
旭川ステーションホテルも開業。更に一昨年春、駅前にイオンモール旭川駅前も開業し、駅前風景は賑やかでこちらの都市部と何ら変わらない華やかさです。
でも、駅構内の人の数は・・・さすがに横浜とは違って少ないです。しかし、ゆったりとして本当に印象の良い駅構内です。
雪が降った夜の風景がこちら。
12月に入って、いよいよ道内は完全に雪の季節になってしまうのでしょうね。
雪の北海道が良い、なんて言えるのは雪被害のない地域に住んでいる人間(自分含む)が無責任に言い放つ言葉。
でも、今の自分が一番魅力を感じるのは、やはり北の大地です。(^^)
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