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2018年1月12日 (金)

Zeiss G Biogon T* 28mm F2.8について

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Zeiss G Biogon T* 28mm F2.8(ライカ Lマウント改)

京セラコンタックス時代のAFカメラ、G1、G2用の28mm広角レンズ。ミラーレスカメラが世に出てから息を吹き返したレンズの一本だと思います。

私が持っているのはライカ・スクリューマウント(Lマウント)に改造してあります。バルナックライカで使えるのは当然の事として、L-Mリングを使えばM型カメラでも使えるわけです。しかし、今となってはフィルムカメラで使う事はなく、M型デジタル、若しくはミラーレスカメラで使うのが目的のレンズ。

ところが、Biogonタイプはバックフォーカスの短いミラーレスカメラで使うと周辺の描写が落ちてしまうのですね。何より一番の問題はマゼンタ被りを生じる事。思えば初代SONY α7Rで使った時には本当にガッカリしたものです。

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LEICA M(Typ 240)で使用

で、LEICA M(Typ 240)で使ってみた結果がこの写真。α7Rやα7 IIで使用した時ほどではありませんが、やはり周辺には少しマゼンタ被りが見られます。

ですが、周辺の解像度はSONY α7シリーズほど酷く(5枚目参照)はありません。左下を等倍で切り取ってみました。

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中心ほどの解像感はありませんが、まぁこれならそう不満は出ないと思います。そもそも被写界深度から少し外れていますし。

今までSONY α7Rとα7 IIではマゼンタ被りは当然の事として、四隅の描写が流れてしまって解像度も落ちていました。

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SONY α7R IIIで使用(銀座にて)

そこで、入手したばかりのSONY α7シリーズの新型、α7R IIIで使ってみたのですが、ご覧のように何とマゼンタ被りがほとんど見られません!

カメラの背面液晶を見た瞬間は嬉しかったです。ようやくSONY α7シリーズでBiogon 28mmが使えるようになったのか、と。

ところが、四隅の解像度は?

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左下を等倍で切り取り

ご覧のように、解像度は相変わらずアマイです。周辺の解像度に関してはライカM型デジタルの方が若干優れています。ライカ社は広角レンズのテレセン性を考慮したセンサー設計をしていると聞いていますので、まさにその結果が如実に出ていますね。

現行のLEICA M10ではとうとうこのG Biogon 28mmでもマゼンタ被りをしなくなったそうです。ようやくこの優秀なレンズがデジタルでも真価発揮出来るようになったという事実は実に喜ばしい事です。ソニーさんにそれを望むのはお門違いですから諦めるほかありません。

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では、最後にLEICA M(Typ 240)とのコンビでスナップした写真を二枚掲載して今日の記事を終えたいと思います。マゼンタ被りが目立ちにくい被写体を選んでいます。(笑)

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コメント

おはようございます。
G1、G2用のレンズは本当にミラーレスで生き返りましたね。
コンパクトで素敵ですものね^^
4枚めのお写真のアパート(?)は出会ったらきっと撮ったと思います^^
銀座と書かれているので驚きました。

M10でやっと使えるようになりました、一時は手放そうかと思ったくらいです。カラスコ21やエルマリ28の球面最終版も被らなくなりうれしいです

koukoさん、こんばんは。
Gレンズ、ミラーレスカメラが登場するまでは中古市場では見捨てられていましたけど、一気に人気が出ましたよね。
4枚目、銀座も表通りから一本、二本裏通りに入りますと、まだまだこうした建物が残っています。

roxanne6さん、こんばんは。
M10ではマゼンタ被りもなく、周辺の描写も問題ないようで、M10をお持ちのroxanne6さんが羨ましいです。^ - ^

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