銀塩EOSの終焉
Canon EOS-1V HS
EF 40mm F2.8 STM
FUJIFILM NEOPAN ACROS 100
昨日、キヤノンさんから銀塩EOSの販売終了アナウンスが正式にありましたので、予定していた記事を一日ずらしまして、この記事を急遽作成しました。
EOS-1Vの生産自体は2010年に終了していたようで、多分在庫がそこそこ掃けたところでの発表となったのではないかと、個人的に推測しています。
フィルムの銘柄そのものも年々先細りのように種類が減ったうえに、フィルムの販売価格と現像料金の高騰で、フィルムを使う方が本当に減りましたからね。フィルム代と現像料が高いからフィルムカメラが使われないのか、フィルムが売れないから値上がり、若しくは生産完了(カメラ含む)するのか、まるで鶏が先か卵が先かの論争のようですが、実際は前者でしょう。
しかし、デジタルは初期投資だけで済みますから仕方ありません。
私の周りでも大分前からフィルム撮影をする人が皆無になっています。そういう私自身も拙宅の冷蔵庫に長い期間居座っているフィルム在庫が掃けた時点で一先ずフィルム撮影を終了するつもりです。
デジタルに比して、柔らかい描写と自然(に見える)な発色はフィルム独特の良さがあるのですが、コストと時間、手間を考えるともうデジタルだけで良いか・・・と思ってしまう昨今。
余談ですが、私が尊敬する映画監督の山田洋次さんは今でもフィルムで映画を撮られる事に拘っていらっしゃるようです。山田さんの映画表現にフィルムは欠かせないのでしょうね。私も山田作品はフィルムで撮って欲しいと思っております。
という事で、今日は最後の銀塩EOSで撮影した一枚を記念に掲載しました。しかし、撮影に使った銀塩EOSはすでに手元にはありません。残念ですが・・・。
で、最近私が入手したEOSはこれです。↓
2014年にも一度中古で購入して使った事があるのですが、何かの下取りに出しています。この個体は今月再入手しました。
2007年5月31日に発売されていますから、丁度発売から今日で11年経っているのですね。
デジタルで11年と言ったら、デジタルのクラシックカメラと申しても過言でないほどデジタルの進化は早いですよね。搭載されているセンサーの画素数も現行のスマホカメラにも劣る、約1,010万画素ですし。
なのに何故こんなカメラを今頃買うの?
と問われたら、「やはりEOSは1系。本当はEOS-1D X Mark IIを使いたいところですが、お金がないからです」と、答えるしかありません。(笑)
お粗末でした。(^^)
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