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2018年11月18日 (日)

ハイエンドオーディオの世界

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東京国際フォーラムで開催されている「2018 東京 インターナショナルオーディオショウ」に行ってみました。

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アキュフェーズ社ブース

各オーディオメーカー、輸入オーディオ代理店のブースに入って新製品の試聴会を聴いてみたら、各ブースともメインに使っているプログラムソースがアナログレコード中心。

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アキュフェーズ C-3850 ¥1,800,000(税抜き)

以前はCD中心の試聴会が普通でしたが、昨今アナログレコードの人気が復活しているからでしょうね、CDよりレコードが使われるという事は。

アキュフェーズ社のブースでもSACDプレイヤーの新製品試聴会を除くと、アンプの新製品ではレコードが使われていました。

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レコードプレイヤーも各社のブースで見られますので、本当にアナログレコード復興と言って良いのでしょうね。

カメラ業界もフィルム復興・・・とはならないか。(笑)

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エソテリック F1 ¥2,300,000(税抜き)

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エソテリック K1 ¥2,300,000(税抜き)

しかし、オーディオ業界は「ハイエンドオーディオ」と呼ばれるような高価格にシフトしていますので、完全に富裕層相手の商売になっているのが現状です。

昨今のオーディオ製品の販売価格を見ると、カメラなんて・・・ライカなんて安いものですね。(笑)

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McIntosh MCD600 ¥900,000(税抜き)

オーディオメーカーの老舗、米マッキントッシュ社はスピーカーメーカー JBL社と共に、オーディオマニアには良く知られたメーカーですし、人気のあるメーカーですが、社員総勢で僅か22名だそうです。

驚きますよね、22名とは。オーディオ業界不況の煽りを受けて親会社が転々としているのが現状です。ブランド名だけではやって行けない時代なのでしょうね。ライカやハッセルブラッドが日本メーカー無くして成り立たないのと一緒です。

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ヤマハ社ブース

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ヤマハ GT-5000 ¥600,000(税抜き)

ヤマハさんのブースに興味があったので、新製品の試聴会に参加してみました。ヤマハさんのブースは入れ替え制でして、途中入場が出来ません。以下の組み合わせです。

ADプレイヤー : GT-5000 ¥600,000
カートリッジ : アキュフェーズ AC-6 ¥370,000
プリアンプ : C-5000 ¥900,000
パワーアンプ : M-5000 ¥900,000
スピーカー : NS-5000 ¥1,500.000(2台1組)
SACDプレイヤー : アキュフェーズ DP-750 ¥1,200,000
すべて税抜き

ヤマハさんのフラッグシップ機による試聴会。ただ、5000ナンバーのCDプレイヤーがまだ無いせいか、アキュフェーズさんからDP-750を借りての試聴会です。アキュフェーズさんもバーターでヤマハさんからスピーカーのNS-5000を借りていました。

最初にアナログレコードで、ジャクリーヌ・デュプレのチェロ、ダニエル・バレンボイム指揮によるハイドンのチェロ協奏曲から再生。オケの合奏が鳴った瞬間、「え!?」というのが私の第一印象でした。

チェロ協奏曲の後に、ヒラリー・ハーンさんのヴァイオリン独奏が鳴らされたのですが、印象は全く同じ。ヴァイオリンの高音域が金属を引っ掻くような刺激的な音色。

弦楽器の高音が金属的で、私にはもっとも苦手とする音質です。この試聴会の前に、アキュフェーズさんのブースで新製品のプリメインアンプ E-480を同じヤマハさんのスピーカー NS-5000で聴いています。シューベルトのピアノ五重奏曲を再生した時の弦の音が実に心地良かったので、これはもう両社のアンプの音作りによる違いという他ありません。

ヤマハさんはアンプのエンジニアさん二人が来て設計時の苦労話しをされておりましたが、お二人共まだ年齢的には若い方で、音を聴いて、「あぁ、お二人は多分、クラシック音楽は基本的には聴かないな」と思いました。製品作りのチューニング(音決め)に使用した音楽をブースで聴かせてくれたのですが、それらの音楽を聴いて音作りの方向性に私は納得しました。

同じスピーカーを使っても、アンプが変われば随分音は変わるものだと、今更ながら再認識。まぁ、当たり前の事でして、オーディオはどこを変えても音は変わりますので。それと、価格の高い機器が必ずしも音が良い、言い換えれば音が自分の好みに合うとは限らないのだ、という事。

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KIMBER KABLE KS6068 2.5m ¥2,800,000(税抜き)

最後に、ハイエンドオーディの世界、それも「究極のハイエンドオーディオ」の世界をご紹介して今日のブログを終わります。

↑ 上の製品、長さ 2.5mのスピーカーケーブルが税抜きで280万円です。スピーカーケーブル、要するにアンプとスピーカーを繋ぐケーブル。早い話しがアンプからの電流をスピーカーに流す「電線」です。それが2.5mで280万円!

お後がよろしいようで。(^^;

オーディオショウは今日まで開催です。ご興味のある方、お出掛けになってみては?

私はもう・・・来年から行く必要がないですね。自分には縁遠い世界になりましたので。

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コメント

KONDOHさん、こんばんは。
ハイエンドオーディオと呼ばれる機器の価格が本当に高くなりましたね。
KONDOHさんの仰る通り、富裕層を対象にしているのでしょう。
普通のオーディオ好き、音楽好きが手の届く価格帯で優れた製品を出して欲しいです。
最近、知り合いから「チェロを一緒に習いませんか」と誘われて、オーディオ機器を買うより楽器を習う方が楽しいかもと思っています(笑)。

ななさん、こんばんは。
そうですよねぇ・・・、普通の一般人には手の届かない価格になって来ました、昨今のオーディオ機器は。
会場のブースでは1千万円を越える価格のスピーカーの試聴会もやっておりました。(^^;
ハッキリ申して、これはボッタクリだろう・・・と思わせるような海外の機器も散見されまして、もうお好きにどうぞ、という思いでした。(笑)
ところでチェロですか!
良いですねぇ・・・、私はヴァイオリンとチェロが大好きなんです。是非、お習いくださいませ。楽器の出来ない私は羨ましいです。(^^)

こんばんは。

まさに、「あなたの知らない世界」ならぬ「私の知らない世界」、でした。世の中、こんな商売もあるんですねぇ。これを見たらおっしゃるとおり、ライカなんて安い!ですね。笑

最後に紹介されたケーブルの10分の1以下の値段のミニコンポに憧れてカタログを集めていた中学生時代が懐かしい。

高校生になって買えるだけのお金がたまったら、それは全部エレキギターとアンプ、エフェクターに化けましたが・・・。爆

ななまるさん、こんばんは。
オーディオ業界、凄い世界に変貌してしまいました。
オーディオ雑誌の老舗、STEREO SOUNDという季刊誌を本屋さんで手にしてみてください。そこに登場するオーディオ機器の価格は7桁が当たり前。時には8桁も。
一式揃えたら、一軒家が買えます。(笑)
イヤフォン、ヘッドフォンまで6桁が横行するようになりました。(^^;

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