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2018年11月21日 (水)

私の愛聴盤 第25回

2390

モーツァルト/ディヴェルティメント 第17番 ニ長調 K.334
モーツァルト/ディヴェルティメント 第1番 ニ長調 K.136

ウィーン八重奏団員

1961年4月6、7日 ウィーン、ゾフィエンザール

ユニバーサル ミュージック PROC-1392/5
企画販売 : TOWER RECORDS

今日は私の愛聴盤のご紹介です。折に触れ、CDを取り出しては繰り返し聴いている名曲名演奏。今日ご紹介している音源はCDですが、実はもう長い間LPレコードで楽しんで来た演奏なのです。

その録音も含め、CDショップであるTOWER RECORDSの企画でウィーン八重奏団の録音の数々が4枚組のセットに纏められ、発売されています。録音年代からは時間が経っていますが、録音を担当したエンジニアは当時の英デッカを代表するエリック・スミスとジョン・カルショウです。問題あるわけありません、素晴らしい録音です。

ウィーン・フィルの楽団員たちが少数集まっての演奏で、ミニ・ウィーン・フィルとも言える素晴らしく美しいハーモニーを奏でています。そして、弦楽器に重なるウィンナ・ホルンの響きにも魅了されます。

モーツァルトの数多いディヴェルティメントの中でも第17番はもっとも人気のある曲ですから、編成を小さくしたフルオーケストラから室内合奏団、さらには今日ご紹介の室内楽的編成まで、実に様々な編成で演奏されています。しかし、どういう編成であれ、第17番の良さを味わえると思います。

第一楽章冒頭、軽く弾むようなメロディが美しい弦楽器の音色と共に始まると、もうこの曲の虜になる事請け合い。モーツァルトって、何でこういう絹の手触りのようなメロディが浮かんで来るのでしょうねぇ?

第二楽章アンダンテ、この曲の中でも私の好きな楽章です。ウィーン八重奏団員の得も言われぬ美しいハーモニーに酔いしれる事が出来ます。特にこの楽章はホルンが活躍しますが、ウィンナホルンの音色には惚れ惚れさせられます。それとウィーン・フィルが使う弦楽器の響きは何故こうも違うのか。録音も良いですね。

第三楽章メヌエットはもう、どなたも何処かで一度や二度は聞いているでしょう。例え曲名は知らなくても。このメヌエットはオーケストラ版よりも、ウィーン八重奏団員のような室内楽的編成の方が、より曲の良さを味わえるように思えます、私には。

第四楽章アダージョはしっとり、続く第五楽章の方のメヌエットは実に軽快。第三楽章のメヌエットとは対照的な曲想で、繰り返しますが、ここでも弦の響きは素晴らしいです!

第六楽章に来ると聴き慣れているせいもあるのでしょう、フィナーレらしさを感じる楽想に思わず身体がメロディに揺さ振られてしまいます。早い話がどの楽章もウィーン八重奏団員の演奏に魅了されてしまうという事なんです。(笑)

このディヴェルティメント 第17番はクラシック音楽が比較的苦手な方でも、BGMとして流せるのではないかと思います。最近は曲名の漢字表記を見る事はほとんどありませんが、以前はディヴェルティメントを日本語の漢字表記で「喜遊曲」と書かれていた事も。

レコードではおまけ的に収録されていたK.136の演奏も素晴らしい名演ですよ。毎度申しますが、今日のCDも音楽ファンの方には是非オススメします。

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コメント

KONDOHさん、こんばんは。
愛聴盤の紹介、ありがとうございます。
TOWER RECORDSさん限定なのですね。
これから注文して、週末にゆっくり聴きます。

ななさん、こんばんは。
このCDはTOWER RECORDSさんによる企画シリーズの中の一つなんです。
ご注文されるのですか。きっと楽しんで頂けると思います。

私も注文してみました、楽しみにしています

roxanne6さん、こんばんは。
ありがとうございます。ご注文されましたか。(^^)
あ、私はショップとは何の関係もありません。(笑)

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