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2019年3月28日 (木)

SACDを楽しむ(1)

2730

ベートーヴェン/ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲 ハ長調
ブラームス/ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調
ブラームス/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

スヴィアトスラフ・リヒテル(p)
ダヴィッド・オイストラフ(vn)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(vc)
ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管弦楽団
英EMI 9 55978 2

手持ちのCDやレコードをもう増やしたくないという事で、この二、三年はもっぱらハイレゾ音源等をダウンロード購入していました。しかし、昨年オペラ(カラスのビゼー/カルメン)をダウンロード購入して聴いていた時、主だった歌手以外の配役を知りたくなったものの、ファイルのダウンロード購入では調べる事が出来ません。結局スマホを使ってネットで調べる事に。

それを経験してから「やはりディスクの形が便利で良いな」と思い、以後またまたディスク購入に返り咲きです。(笑)ただし、基本的にはノーマルCDの購入は控え、SACDを購入するようになりました。やはりPCMよりDSD(SACD)音源の方がアナログに近い感じを受けています。そこで数回に分けて、私が楽しんでいるSACDを少しずつご紹介したいと思います。

↑ 上記のSACDは東西冷戦時に録音された事でセンセーショナルな話題を呼んだようです。西側からはカラヤンとベルリン・フィル、セルとクリーヴランド管弦楽団、東側(ソビエト連邦)からはピアノ、ヴァイオリン、チェロの世界的ソリストたちが西側での録音に参加したわけですからね。三重協奏曲はアナログレコードで独EMI盤を持っているのですが、SACDではどんな感じ? という事で入手しています。

各曲の演奏については今さら言わずもがなですね。

2731

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

ヘンリク・シェリング(vn)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット 指揮
ロンドン交響楽団
TOWER REDORDS PROC-2174

アナログレコードから引き続いて楽しんでいる演奏。まさかSACDで発売されるとは思いませんでした。タワーレコードさんに感謝です。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲で一番好きな演奏なのです。

2732

シューベルト/ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」

田部京子(p)
カルミナ四重奏団
DENON COGQ-31

以前、「私の愛聴盤」でブレンデルとクリーヴランド四重奏団員の演奏をご紹介した時に、拙ブログをご覧頂いているななさんからコメントでこちらの盤を楽しんでおられるとの事。ではと、私も購入してみました。生憎SACDシングルレイヤーは売り切れでしたが、CDとのハイブリッド盤がまだ残っていました。こちらの演奏も良いですね。

ブレンデル盤はリーダーのブレンデルを目立たさせる録音ですが、こちらは演奏者が一体になって聞こえる録音です。カルミナ四重奏団の演奏はクリーヴランド四重奏団員と違い、ややメリハリをつけた解釈。クリーヴランド四重奏団員はレガート気味に弾いていますので、カルミナ四重奏団との対比が面白いです。

2733

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調

キョンファ・チョン(vn)
アンドレ・プレヴィン 指揮
ロンドン交響楽団
ルドルフ・ケンペ 指揮
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ESOTERIC ESSD-90180

エソテリック盤はオリジナルジャケットに拘っているので、初出時のチャイコフスキーとシベリウスとのカップリング写真になっていますが、この盤はシベリウスとブルッフの組み合わせであります。オリジナル通りのカップリングでも良かったのですが。そう言えばプレヴィンさん、亡くなられましたね。合掌。

しかし、シベリウスもブルッフも私は今迄いろいろなヴァイオリニストで聴いて来ましたが、どちらもこの演奏がナンバーワンと思っています。エソテリックの大間知さんも同じ考えなのかも。

2734

メンデルスゾーン/交響曲第3番 イ短調「スコットランド」
シューマン/交響曲第3番 変ホ長調「ライン」

オットー・クレンペラー 指揮
フィルハーモニア管弦楽団
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ESOTERIC ESSW-90159

往年の名指揮者、クレンペラーの名盤です。メンデルスゾーンの「スコットランド」、良い演奏だなぁ・・・。

2735

モーツァルト/ピアノ・ソナタ集(4曲収録)

マリア・ジョアン・ピリス(p)
ESOTERIC ESSG-90189

「私の愛聴盤」で第10番の演奏をご紹介させて頂きましたが、こちらのエソテリック盤は第8、11、14、15番が収録されています。実は2枚のアルバムからソナタを2曲ずつ抜いて1枚としているのです。

したがって、この盤もジャケット写真とは一部収録曲に違いがありますのでご注意を。どの曲もピリスさんの素晴らしい名演奏が聴けますよ!

2736

ブルックナー/交響曲第8番 ハ短調

ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ESOTERIC ESSG-90181

ブルックナー好きの私ですが、カラヤンのブルックナーはあまり好みではありませんでした。しかし、死の前年に録音されたこのブル8は実に素晴らしい演奏です。まさに枯淡の境地と表現したら良いでしょうか。雑味のない解釈はブルックナーの味を充分に堪能させてくれます。特に終楽章の出来は絶好調時の朝比奈隆さんを彷彿とさせます。

終身音楽監督の地位を投げ捨ててしまったベルリン・フィルとの録音ではなく、ウィーン・フィルとコンビを組んだのも曲想にマッチしています。弦楽器の音色の魅力は云うに及ばず、遠くから聞こえるホルンの音色が最高!是非、アンチカラヤン、アンチブルックナーの方々にお聴き頂きたい名演奏です。エソテリックさんのリマスタリングも素晴らしい一枚。

ちなみに今日ご紹介したSACDはすべてCD層とのハイブリッド盤ですので、普通のCDプレーヤーでも再生出来ますのでご安心を。

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コメント

KONOHさん、こんばんは。
おすすめのSACD、参考になります。
カルミナ四重奏団の「ます」気に入って頂けたようで良かったです。
カラヤンとウィーン・フィルのブル8、今度聴いてみます。
カラヤンのCDは数枚しか持っていないのですが、ウィーン・フィルとのコンビによるチャイコフスキーのバレエ組曲は持っています。

ななさん、こんばんは。
「ます」のご紹介、ありがとうございました。田部さんのピアノも素晴らしい演奏ですね。
カラヤンのブル8は通常盤のCDで大分前に聴いて驚きました。で、エソテリック盤が出てこれまた驚き。即購入です。(笑)
ウィーン・フィルとのチャイコフスキー/バレエ組曲も良い演奏ですよね。カラヤンのチャイコフスキーはどれも良いと思います。明日も実は・・・(^^;

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