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2019年4月 7日 (日)

真空管アンプ導入

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TRIODE TRX-P88S

パワーアンプの代替えです。使っていた年代モノのパワーアンプもそろそろ潮時。モノは↑これです。

トライオード TRX-P88S(KT88 A級シングルステレオパワーアンプ)

回路形式 : 純A級シングル
使用真空管 : KT88x2本、12AU7x3本
バイアス方式 : 固定バイアス
定格出力 : 10W+10W(8Ω)
サイズ : 横340x奥行320x高188mm
重量 : 16.2kg

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やむなくアキュフェーズの新型プリアンプを導入したので、いずれはパワーアンプもアキュフェーズの新型をと考えていましたが、今回パワーアンプは真空管にしてみました。予々一度使ってみたいと思っていましたので。

将来的には、予算が出来次第アキュフェーズのパワーアンプにしたいと思っているのですが。(^^;

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購入した真空管パワーアンプに使われている出力管KT88はJJ-Electronic(スロバキア)というメーカーの球でした。自分なりに真空管についていろいろ調べたら、このJJというメーカーの球は真空管アンプファンにも結構人気があるようです。

フィラメントの灯が何とも言えず良いですね。(^^)

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価格的には真空管アンプの入門機、或いは中級機というところでしょうか。百万円を超える真空管アンプもありますから。それに比べたら私が購入した価格は。(笑)

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製品自体はパワーアンプですが、簡易ボリュームが搭載されているのでCDプレーヤーなどを直接繋げてボリューム調整が出来ます。

しかし、本来の目的はパワーアンプですから、このボリューム回路を飛ばしてパワーダイレクトで使う事が出来ます。当然私はダイレクトです。写真の細いレバースイッチでオンオフを切り替えます。

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俄か勉強によりますと、真空管アンプにはシングルとプッシュプル方式のふた通りありまして、プッシュ(押す)プル(引く)方式は出力管を左右チャンネル毎にそれぞれ二本使い、その名前のように+と-の電極を掛け合わせて真空管としては大きな出力を得る方式です。シングル方式は名前の通り出力管は一本だけ。

シングルとプッシュプル、それぞれの特徴を真空管アンプメーカー SUNVALLEY社の記事で見つけました。

○シングルアンプの特徴 : 自然さ、繊細さ、真空管それぞれの音色の差(特徴)を素直に出す
○プッシュプルアンプの傾向 : エネルギー感、制動力、低音の伸び、厚み etc.

おおよそこういう感じのようです。あちこちのサイトを調べるとクラシック音楽ファンはシングルを、ジャズファンはプッシュプルの方を好むようです。弦楽器の倍音の美しさはシングルアンプの方に分があるそうで、なるほどと思いました。対してジャズは迫力重視ですからプッシュプルアンプになるのも分かります。

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自己バイアスのアンプですと球を替えてもバイアス調整は要らないそうですが、固定バイアスの場合は球を替える度にバイアス調整が必要になります。ですが、購入したアンプはメーター付きなので素人の私でも調整が出来ます。テスターを持っていないので助かる!(笑)

写真の通り、三つの黒点の真ん中に針が合うようにマイナスドライバーを使って左右にあるネジを回すだけ。左チャンネル、右チャンネルそれぞれという事です。自宅に届けられた状態では合っていなかったので、自分で調整しました。一年に一回くらいやれば良いと取説に書いてあります。

ではバイアスって何?・・・と思ってネットで調べました。何しろ真空管アンプにはまったく知識がないので。そうしたら、カセットデッキでテープ録音する際、テープの特性に合わせてバイアス調整しましたが、似たような意味合いでした。

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真空管を保護する意味と、下手に触って火傷などしないようボンネットが付属していますので、普段はこの状態で使っています。でも、ボンネットが無い方が視覚的には楽しめますね!(^^)

真空管は使うメーカーでそれぞれ音色に違いがあるようで、アナログレコード再生に使うカートリッジを交換するようなものだと。それで真空管アンプファンはあれこれ真空管を替えて楽しんだりしているらしいです。その事を「球転がし」と言うそうです。ヴィンテージものの真空管は値段が高いらしいです。

私はまだ手を出したばかりなので、最初に付いていたJJの球でじっくり楽しみます。そうそう、エージングで大分音は変化しますね。この点は半導体アンプ以上です。

この真空管パワーアンプを通して音楽を聴いていると、それはもう充分な音を出してくれているので、パワーアンプはこれで良いか・・・と思い始めています。私の場合はプリアンプは半導体(トランジスタ)、パワーアンプは真空管という組み合わせになりました。

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コメント

 KONDOHさんが、真空管アンプを取り上げて下さると、よくわかります。

 私の音楽の原点は、高校生の頃です。カメラは何とか自分で買いましたが、オーディオ関係は到底無理でした。
 関心がありよく専門店に行きましたが、お気に入りは真空管アンプ、YAMAHA・Tannoyのスピーカー、バロック音楽でした。

 40代に買ったのが、ALPINE/LUXMAN LV-105(真空管・トランジスタのハイブリッド)とYAMAHA NS-690、バロックのCDでした。
 今はハイレゾなどにも関心がありますが、やはり原点の真空管アンプに惹かれています。

 ですので、とても参考になります。

 お聞きしたいのですが、TannoyのTANNOY - STIRLING-GRなどでも使うことができるのでしょうか。
 遠い先の夢ですが、目標にしたいと思います。

やりましたね!真空管ですか。
私も詳細はわからないのですが、音の違いだけは以前ショップで聴いていて、あまりの心地よい音色に驚きました。ただ、(いまもそうですが)特定のジャンルを聴くわけでもないので今の私にはiPhoneで十分ですね(笑)それにしても音色も素晴らしいかと思いますが、やはり視覚的な楽しみがありますね... 部屋を薄暗くしてほんのり灯る真空管の明かりを見ながら好きなレコードを。
羨ましいです。

pyosidaさん、こんばんは。
ずっとカメラ機材に散財して来ましたから、オーディオの方は古い機器で音楽を楽しんでいました。
しかし、さすがにそうした機器も不具合が出始めましたので、興味のあったカメラもしばらく購入は凍結です。
ところでpyosidaさんは真空管アンプに関心がお有りだったのですね。私も興味は持っていたものの、資金はカメラに費やしていましたから、今回ようやく・・・という感じです。
TANNOY、良いですね。私も以前はいつかTANNOY・・・なんて思っていたものですが、興味が他に行ってしまいました。(^^;
さて、お尋ねの真空管アンプでTANNOYに使えるか・・・という件ですが、まったく問題ありません。
近年のブックシェルフ型スピーカーの中には能率(出力音圧レベル)の低いものが多くなっていますが、それらでも大音量を要求しなければ問題ありません。
STIRLINGを調べてみたら能率は91dBもありますから、真空管アンプでも結構大音量で鳴らせます。しかし、防音処理をしていない普通の家屋、マンションであればそれなりの音量になると思いますし、8Wや10Wくらいが最大出力の真空管アンプで何ら問題ありません。
そうそう、出力1Wで音楽を鳴らすと仮定した場合、近所迷惑になるくらいの大音量になります。普通の家屋で音楽を聴いている場合、0.5とか0.7Wとか、そのくらいです。

YOUさん、こんばんは。
そうなんです、真空管は音だけではなく、視覚面でも楽しませてくれますね。(^^)
ロックギタリストが使うギターアンプ、今も真空管アンプが好まれています。やはり半導体アンプとは違う音色が良いのでしょうね。

pyosidaさん、
先の私のレスですが、誤解される恐れがあるので付け加えさせて頂きます。
1Wでも大きな音が出るから大出力のアンプは必要ない、という意味ではありません。
やはり大出力アンプもまた大きなスピーカーを余裕を持って鳴らす時に有利です。

 こんばんは。

 真空管アンプは、関心がありましたが、どれを買っていいかもわかりませんでした。
 念願のSTIRLING-GRなどでも使えるなら、積極的に考えていきたいです。

 スピーカーも含めて、大阪・日本橋あたりに逸品館があるので、色々見に行きたいと思っています。

 ・・・本日到着した、レコードプレーヤーですが、そんなこともあり逸品館から購入しました。
 ・・・素人の、雀の涙セットのブログを追加しました。珍しく、1日2つブログを書いてしまいました。

真空管パワー・アンプ導入、おめでとうございます!
私の師匠曰く、音はトランスが決め手とか。20年ほど愛用しているMC-30ですが、今刺さっているパワー管は、70年前の通信機器で使われていたもの。貴重すぎてどうしようか?と思いつつ、繊細な音に痺れて使っています。壊れたら次、はないのですが^^ゞ
アンプもさることながら、やはり出口のスピーカーが1番の肝だと思います。最近は、アルテックならぬEVのモニタースピーカーを愛用中。へんてこりんなクセがない=PA用はあらゆるジャンルで使われる=ので、快適です。

pyosidaさん、おはようございます。
是非、念願を叶えてくださいませ。
大阪の逸品館は結構有名なショップですね。私も名前だけは知っています。雑誌に広告も出していますし。
レコードプレーヤー、届いたのですね。後で記事を拝見します。(^^)

ROCKSさん、おはようございます。
ありがとうございます。
半導体と真空管という新旧の方式が入り混じったアンプシステムになりました。(^^;
MC-30って、マッキントッシュの名機である真空管アンプですよね?
70年前の球がささっているのですか!
それは貴重ですね。ヴィンテージの球、人気もさることながら性能も良いそうで、今でも高価格のようです。
EVのスピーカー、エレクトロヴォイスでしょうか?
最近はユーザーを雑誌等であまり見なくなりましたが、一時は雑誌でよく見掛けました。
どういう音なのか興味があります。(^^)

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