« 昭和の香り? | トップページ | みなとみらいを歩く »

2019年6月17日 (月)

JBL L100 Classic 試聴会

3069

少し前、某ショップで米JBLから発売されたスピーカーの試聴会が開催されたので、参加してみました。最近、JBLも元気がないので、どんな音かと少々関心を持ちまして。

1970年代に発売されていたらしい「L100 Century』という、そこそこ大きなブックシェルフスピーカーの復刻版で、発売されたのは「L100 Classic」というネーミングのスピーカー。見た目のデザインは似せていますが、現在の最新技術を駆使してのスピーカーになっているようです。

JBL L100 Classic ¥456,000(税別)
型式 : バスレフ型3ウェイ3スピーカー
ユニット : 25mmドーム型トゥイーター、125mmコーン型ミッドレンジ、300mmコーン型ウーファー
出力音圧レベル : 90dB、インピーダンス : 4Ω
質量 : W390xH637xD372mm/26.7kg

試聴用機材は以下の通り

マルチソース対応プレーヤー : Mark Levinson No519 ¥2,150,000
プリメインアンプ : Mark Levinson No585 ¥1,300,000
価格はどちらも税別

一部のオーディオマニアからは「ぼったくりオーディオの先駆けメーカー」とも揶揄されている、Mark Levinson社の機材を使っての音出しです。JBLもMark Levinsonも扱いはハーマンインターナショナルで、試聴会の先導役はハーマンの女性スタッフでした。こういった催しで女性が担当するというのは珍しいですね。ご自身も自宅にオーディオセットを持っているとの事。

ご存知のように、自分の名前を社名としてMark Levinson社を設立したマーク・レヴィンソン氏本人は大分前にMark Levinson社を去り、新たに別のブランドを立ち上げましたので、現在のMark Levinson社は事実上名前だけが残っています。しかし、215万円もするマルチソース対応プレーヤーですが、ディスクはCDしか対応していません。この価格でSACD非対応というのは如何なものでしょうか。

試聴に使われた音源はNASに収められているもので、すべてCDからリッピングした音楽データをマルチソース対応プレーヤーを使ってアンプに送り込んでいます。クラシック、ジャズ、ポピュラー音楽と、解説を交えながら再生していったのですが、一曲だけ「演歌(石川さゆりさん)」が再生されたのにはビックリ。女性スタッフがどうしても聴いて頂きたいとの事で。(^^)

で、スピーカーの印象について結論を先に申しますと、女性ヴォーカル、自分はパスです。ジャズピアニスト兼ヴォーカルのダイアナ・クラールもそうでしたが、声の「音像」が直径1メートルくらいの大きさで聴こえるのです。これには参りました。自宅で愛用しているスピーカー(英B&W)では真ん中空間にピンポイントで聴こえるダイアナ・クラールが、まるで1メートルほどの大口を開けて歌っているように聴こえるのです。(^^;

音像の大きさはユニット口径にも関係しているとは思うのですが、女性ヴォーカルはあの大きな音像では聴きたくないなぁ・・・というのが個人的実感です。女性ヴォーカルはおちょぼ口で聴きたいです。

しかし、ジャズはさすがにJBLです。良く鳴りますね。マイルス・デイヴィスのCBS盤は小気味良かったです。ジャズファンにJBLが好まれるのが良く分かりますね。つい最近、昔はJBL 4343にマッキンのアンプでジャズを聴いていた、という方と知り合いになりましたが、ジャズを聴かれる方にとってJBLとMcIntoshは黄金の組み合わせなんでしょうね。

クラシックもそこそこ不満なく再生するのは最近のJBLらしいところかもしれません。ここまでは付属しているサランネットを外しての試聴でした。このスピーカーには多分ウレタン製ではと思われる、とても分厚いネットが付属しているので、そのネットを装着して聴かせてくださいとお願いしました。

やはり想像した通り、付属ネットを装着して再生すると、高音域がかなり落ち込みます。ジャズが少しおとなしくなってしまいました。あのネットはデザイン優先で作られたと思いますが、個人的には外して聴いた方が良いように思われます。

3070

画像を借用して掲載しました。ネットの色は赤、青、黒と三種類ありまして、お好みの色を選んで購入するわけです。ジャズを聴くなら、やはりJBLという印象を抱いた試聴会でした。

« 昭和の香り? | トップページ | みなとみらいを歩く »

コメント

こんばんは。
私が世話になっているオーディオの師匠は、ジャンルに関係なく音楽として楽しめることが一番大切とおっしゃっています。師匠のセットなら録音が最悪なJ-Popでも”音楽として”楽しめますョと。そこでオーディオ用に名を馳せている機材ではなく、PA用機材を色々と試していますが、結果としてあらゆるジャンルを扱うライブの現場で使われる機材の「癖のなさ」に認識を改めた次第です。楽器の世界では、専門家自身の好きな音が出る機材を絶賛する傾向にありますが、それを真に受けると大変なことになります。

ROCKSさん、おはようございます。
おっしゃる通りジャンルに関係なく音楽が楽しめる事が大切ですね。
しかし、これがまた難しい・・・(^^;
もう大分前の事になりますが、ジャズのオリジナル廃盤店の店主が家を新築し、オーディオも一新したので聴きに来てくださいと言われ、聴きに行きました。
タンノイを一部改造し、マッキンで鳴らすその音は実に素晴らしいものでした。今現在、その音を超えるジャズは聴いていません。音自慢のジャズ喫茶含め。
しかし、私が持参したクラシックは全くダメでした。
その時思ったのが、ジャズとクラシックを両立させるオーディオは難しいと。
いやいや、オーディオは奥が深いですね。(^^;

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 昭和の香り? | トップページ | みなとみらいを歩く »