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2019年7月25日 (木)

アキュフェーズ A-48 試聴会

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アキュフェーズ新製品 A-48試聴会(都内某ショップ)

涼しいところ(笑)でお気に入りのアキュフェーズ製品でも聴いて来ようと、またまた新製品試聴会に出掛けて来ました。それも二箇所で。(^^;

都内ショップ、試聴機器は以下の通り

SACD/CDプレーヤー : Accuphase DP-750(¥1,200,000)
レコードプレーヤー : LUXMAN PD-171AL(¥495,000)
カートリッジ : Accuphase AC-6(¥370,000)
プリメインアンプ : Accuphase E-650(¥730,000)
プリアンプ : C-2450(¥750,000)
パワーアンプ : A-47(¥630,000 販売終了)
パワーアンプ : A-48(¥680,000)
スピーカー : 英B&W 805D3 PE(¥960,000)
スピーカー : 伊SONUS FABER ELECTA AMATOR/3(¥1,300,000)
スピーカー : 米JBL S4700(¥960.000)
クリーン電源 : Accuphase PS-1230(¥700,000)

最初に英B&Wの805D3 Prestige Edition(上記写真両端のブックシェルフ型)を使い、プリメインアンプ E-650単体でSACDを鳴らします。プリメインアンプ単体でもスピーカーを良くグリップしていると思いました。良い音に聴き惚れます。E-650はさすがアキュフェーズ製品最高クラスのプリメインアンプです。出力30W(8Ω負荷時)のピュアA級アンプですが、もう充分な音です。

で、そのE-650にプリアンプ(C-2450)を接続し、E-650はパワーアンプ部のみを使った場合に音はどう変化するかの試聴です。E-650単体でも「これで普通は充分だなぁ・・・」という感想でしたが、プリアンプを接続すると激変。前回も同じ試みをしましたが、単体プリアンプとプリメインアンプのプリ部を比較してはいけないという事ですね。でなければ単体プリアンプを導入(勿論単体パワーアンプとセット)する意味がないですから。

その後は本日の試聴会メイン機種である新製品のパワーアンプ A-48を聴くのですが、最初にプリアンプをE-650に接続したままSACDを聴き、その後にA-48に接続して聴き比べ。

A-48もピュアA級アンプですが、同じA級でもプリメインアンプのパワー部と比較したらE-650は少し可哀想ですね。A-48の方が当たり前に音全体の厚み感、定位を含めた奥行き感に違いが出てしまいます。さすがに新製品A-48はこの日用意された大小三種類のスピーカーを良く鳴らしてくれました。

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写真奥に鎮座しているアンプが新製品のパワーアンプ A-48で、私は気付かなかったのですが、その奥に今迄現行品として販売されていたA-47が隠すように置かれていたのです。試聴会の予定プログラムが終了した後、「お時間のある方、A-47も持参して来ましたのでA-48との新旧聴き比べにご興味があるようでしたら、やってみたいと思いますが」と、進行係のアキュフェーズさんの営業さんが申すので、私は残って聴いて来ました。

この日予定されていなかったスピーカー、英B&W 804D3に変えて最初にA-47を聴きます。音源はズビン・メータ指揮、ロスアンジェルス・フィルによる「ツァラトゥストラはかく語りき」のSACD(TOWER RECORDS)冒頭3分ほど。A-47、素晴らしい音を出すアンプですね!

で、今度はケーブルをA-48に繋ぎ変えて同じ音源を同音量で聴きます。「全然違う!」というのが私の感想。中音域の出方や音色(特にヴァイオリン群)、奥行き感と定位はA-48の方が圧倒的(と私には感じられる)に優っています。A-47だけを聴いている分には申し分ない音でしたが、一旦A-48の音を聴いてしまうとモデルチェンジしただけの事はあると思いました。

A-47からA-48へはマイナーチェンジなんてものではなく、回路も一新しているとの事で、完全なる「別モデル」と称して良いでしょう。さすがアキュフェーズさんの新製品という印象です。ただ、A-48は2時間の試聴会でほとんど信号を入れっぱなし、方やA-47はただ通電しておいただけ。なので、A-47の方が若干不利なので、その点は考慮する必要がありそうです。

しかし、そうした事由はその時私の頭には浮かんでは来ませんで、もっぱら心の中では「もしかしたら、判断を早まったかも?」という気持ちが渦を巻き始めていたのです。(意味深)

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アキュフェーズ製品比較試聴会(横浜某ショップ)

そういう不安な気持ちに苛まれている中、今度は横浜の某ショップで昨年12月に発売されたばかりの新製品、AB級のP-4500と上記A-48とを聴き比べるという試聴会があるというので、こちらも参加してみました。

試聴機器は以下の通り

SACD/CDプレーヤー : Accuphase DP-560(¥600,000)
プリアンプ : Accuphase C-2450(¥750,000)
パワーアンプ : Accuphase P-4500(¥550,000)
パワーアンプ : Accuphase A-48(¥680,000)
スピーカー : 英B&W 802D3(¥3,600,000)
クリーン電源 : Accuphase PS-1230(¥700,000)

アキュフェーズさんのパワーアンプとしてほぼ同クラス2台の聴き比べ。A級のA-48とAB級のP-4500一騎打ち(大袈裟)は如何に。最初に曲目違いで両者3曲ずつ聴いた後に、いよいよクラシック、ジャズ、女性ヴォーカルを使ってA-48、P-4500の順で同音源にての聴き比べです。

最初にチャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット(編曲版)」をA-48で聴き、直後にスピーカーケーブルをP-4500に接続し直して同曲を聴きました(以下同)。A-48で聴いた時、「さすがに良い音を出しているなぁ・・・」という良い印象。しかし、P-4500で音を出した瞬間「あ! 全然違うじゃん!」と思いました。低域の押し出し感がP-4500の方が圧倒的に力強いのです。A-48も勿論充分に低音域は出ているのですが、私がA級アンプにイメージしている通り少し「ほんわか」しているのです。柔らかいと表現したら良いでしょうか。

多少デフォルメして言えば、AB級はコンサートホールの一階席中央から前列辺りで聴いている感じ。方やA級は二階席、三階席で聴くような感じでしょうか。まぁ、これは極端な比喩ですが。各楽器をシャープにモニター的に聴かせるAB級に対し、気持ちソフトフィルターを当てがったように聴かせるA級アンプ。雰囲気で聴かせるという・・・。

ジャズはビッグバンドで曲目は「テイク・ファイヴ」です。A-48で最初に聴いた時はまたまたこれで充分かも・・・と思ったのですが、やはりP-4500で再生するとかなり違いが出ました。金管楽器はAB級の方ですね、生々しいのは。一番大きな違いを感じたのは録音されたホールの響き。A-48より縦方向に、より音が広がるので両スピーカー周りにミニコンサートホールが出来たような感じをP-4500の方に受けました。

三曲目は先日拙ブログでご紹介したばかりのジェニファー・ウォーンズ「ザ・ハンター」です。聴き慣れたヴォーカルなので違いが良く分かります。A-48の方はやはり弱目のソフトフィルターを通したような声です。そのせいか、若干声が太めに聴こえました。対してP-4500の方はジェニファー・ウォーンズの美声がクッキリハッキリ。

モニター的にあるがままに聴かせようとするAB級。音楽を雰囲気で気持ち良く聴かせようとするA級。これが私のAB級とA級アンプへのイメージです。春先に上級機A-75とP-7300(共に¥1,200,000)とで聴き比べをした時、更にA-47とP-4500とで聴き比べをした時にも同様の感想を持ちましたが、今回も結果はまったく同じでした。

では、私はどちらの方が好みかと申しますと、AB級の方なのです。A-47とA-48の聴き比べの時にA-48の方が圧倒的に良かったので、前述したように「もしかして早まったか?」という不安が走り、興味半分、怖さ半分という複雑な気持ちでこちらの試聴会に参加してみました。試聴の結果、安心し且つ自分の選定に間違いがない事を確認出来、ホッと胸を撫で下ろしたのです。(再び意味深 (^^;)

誤解のないよう最後に申しますが、A級よりAB級の方が性能が良いとか音が良いとか、そういう意味ではありません。あくまでも私個人の「音の好み」がAB級の方だ、という事です。A級アンプを好まれる方は沢山いらっしゃいますし、もしかしたら半日とか一日とか長時間のリスニングではA級アンプの方が聴き疲れしないかもしれません。それはAB級の方が各楽器や声を克明に描くのに対し、多分に雰囲気で聴かせるような感じのA級の方がもしかしたら聴き疲れは少ないかも、という個人的感想であります。

しかし、私はやはりAB級の方が好み。P-4500はアキュフェーズ製パワーアンプの入門機的位置ですが、素晴らしい音のパワーアンプです。私は大満足。勿論上位機種(P-7300)は更に良いですが、価格差ほどの違いはないと感じています。

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コメント

視聴会は行ったことがないのですが、なんか凄いですね^^ゞ
私は、SMSL SU-8を手に入れようかなと思案中です。

ROCKSさん、こんばんは。
前回も今回も、満席です。(^^;
アキュフェーズの人気を物語っていますね!
SMSL SU-8は良いですよ。^_^

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