« アキュフェーズ AD-50 | トップページ | 北の大地はもう晩夏だけど »

2019年8月 9日 (金)

中華製格安デジタルアンプを試してみる

3248
FX-AUDIO FX202A/FX-36A PRO

以前、「中華製格安USB-DACに驚愕!」という記事で、中華製の安価なDACが想像以上に良い音を出してくれる事を書きましたが、二匹目のドジョウ狙い・・・という事で(笑)、同じく中華製の格安デジタルアンプを購入し使ってみました。あ、過去形ではなく現在進行形です。(^o^)

モノはこれです。

FX-AUDIO製 FX202A/FX-36A PRO

スイスST Microelectronics製 TDA7492PE Dual-BTL Class-DデジタルアンプICを搭載
高音質特注仕様のコンデンサーを採用
出力段のフィルターコンデンサにTDK-EPCOC製のフィルムコンデンサを採用
電源平滑コンデンサに日本ルピコン製 高周波低インピーダンスグレードのYXGを採用

最大出力 : 最大48W x 2ch(電源入力24V・4Ω時)
対応スピーカー : 4Ω-16Ω
入力端子 : ステレオRCA端子(金メッキ仕様)
出力端子 : 2chステレオ出力(バナナプラグ対応金メッキ端子)
電源仕様 : DC12V-24V 電源容量2A以上推奨(ACアダプター別売)
サイズ : 33mmx98mmx123mm
重量 : 325g
その他 本体底部にゲイン設定スイッチ有り

購入価格はAmazonで 3,980円(税込)です。ちなみにこの製品は中華製とはいえ、日本企業の「株式会社ノースフラットジャパン」という会社が設計製造に関わっており、同社の半年保証が付いています。ですから中華メーカーの格安だけど売りっぱなし、という製品ではありません。

ただ、購入後に知ったのですが、普通にプリメインアンプだと思って購入してみたら、この製品は一応パワーアンプだったのです。(笑)

確かによく見れば入力切替スイッチがないですね。私は大きなボリュームつまみを見て購入しちゃったのですが、そもそも超格安デジアンにプリアンプ、パワーアンプというセパレートが有るという事に驚きました。しかし、このままで使えないかというとそんな事はなく、入力端子にCDプレーヤーやUSB-DACからの出力を接続すれば普通に使えます。音量はボリュームつまみで調整すれば良いので。

購入直後、私は無謀にもアキュフェーズ製プリアンプ C-2150と接続し、このデジタルアンプを正しくパワーアンプとして使い、メインスピーカー(英B&W)を鳴らしてみました。電源オン直後に聴いてみると、左右のバランスは崩れているし、音もハッキリ言えば「格安中華製デジアンだから、こんなものなんだろうな・・・。今回は安物買いの銭失いだったな」と思ったのです。

が・・・、

ものの10分くらい経ったら、あれあれ!・・・というくらいに音が変化して来たのです。アンプ、特にパワーアンプは購入したてで最初の電源オン直後から本来の性能なんて発揮出来ません。コンデンサの電気はすべて抜けきっているからです。そういえばアキュフェーズさんのパワーアンプを新規導入し、最初の電源オン直後も「あれ!? この程度の音だったかなぁ?」と思ったのでした。(笑)しかし、2時間くらい経ってからの音は激変して来ましたからね。

格安アンプと言えども同じなのでしょう。少し時間が経過してからの音は、3,980円の音ではないです。愛用のスピーカーを結構な音で鳴らしてくれるのにはビックリ! アキュフェーズのアンプなんて要らないじゃん・・・というのは流石に言い過ぎですが(笑)、少なくとも国産の価格10万円台のプリメインアンプには充分太刀打ち出来るのでは、と実感しています。

3250
FX-AUDIO TUBE-01J 真空管プリアンプ

YouTube(ユーチューバーさんたち)の動画を見ると、このプリアンプが人気のようです。価格は4,970円ですが、真空管を軍用選別グレードにした限定生産モデルもありまして、そちら(TUBE-00J LIMITED 6J1)ですと7,980円ですね。

とは申しましても、私は今のところこの真空管プリアンプの購入意思はないです。何故かと申しますと、このデジアンをテレビ音声用に使っておりまして、愛用しているマランツ製AVアンプ NR1609には2chのプリ出力端子があるので、このAVアンプをプリアンプとし、RCAケーブルでFX-202Aと繋いでいるからです。NR1609にプリアンプ機能をさせたら、もう一段音は良くなりましたので、やはりFX-202Aはパワーアンプなのだと。

3249
DALI MENUET

形式 : 2ウェイ2スピーカー
中低音域 : 115mmコーン型
高音域 : 28mmドーム型ツィーター
周波数特性 : 59Hz〜25kHz
能率: 4Ω 86dB
推奨アンプ出力 : 20〜100W
サイズ : H250xW150xD230mm
質量 : 4.0kg

以前、テレビ用として英B&W製のCM1というコンパクトなスピーカーを使っていましたが、身内にアンプ共々持って行かれてしまったので(笑)、しばらくしてから導入したテレビ用がこのDALI(デンマークのスピーカーメーカー)の製品。52インチ液晶テレビ(4Kではないです)の両脇に置いています。ウーファーが11.5cmサイズという実にコンパクトなスピーカー。ウーファーに白っぽい筋のようなものが見えると思いますが、これは傷ではなくDALI製スピーカーに見られるウッドファイバーです。

MENUETはDALI製ブックシェルフ型スピーカーの中でもサイズを超えた音の良さで人気があるようで、私からすると女性ヴォーカルが最高。欧米のスピーカー、近年は製造を中国に移しているメーカーが多く(米JBLでさえ)、DALIも製品によってはmade in Chinaですが、このMENUETはmade in Denmarkでした。

余談ですが、このスピーカーは出会い頭の衝突みたいな入手経緯があります。少し前の事ですが、某量販店の某メーカーブースの前を歩いていたら、良い音が流れていたのでどのスピーカーだろうと近づいてみたら実に小さなスピーカーにビックリ。それがこのMENUETだったのです。メーカー派遣(輸入代理店)の販売員さんが私の隣に来まして、「如何ですか? 良い音でしょう?」と。

こんな小さなウーファーなのに、サイズ以上の低音が出ているし、綺麗な高音にも惹かれました。今、家のテレビ用に最適なスピーカーが欲しいと思っているのですが・・・と私が言うと、「この場で決めて頂ければ、絶対ご満足のいく金額にしますけど? 今日は平日(夕方でした)でご覧のようにお客さんもサッパリです。会社に0を報告するのと1を報告するのとでは全然違いますので」と。

金額次第で、と私が言うと、「では会社と交渉して来ますので、こちらにお座りになって少々お待ちください」という事でしばし待ちました。戻って来て私に提示した金額に驚きました。内心「マジ!?」と、本当にビックリする金額を提示されたので即決しました。「ただし、絶対この金額は他で言わないと約束してください」と釘を刺されました。

まぁ、もしかしたら上手い販売手法に乗せられたのかもしれませんが(笑)、しかし金額は超破格値でした。レジで派遣社員は量販店の店員さんに「これで、この金額にしてください」と、指差しながらメモを渡しました。そのメモを見ると、数桁の数字の下に金額が書いてありました。多分、輸入代理店の承認番号でしょう、数字の羅列は。え? 価格コムの最安値店より安いのか?・・・って、価格コムなんてまったく問題になりません。派遣社員との約束通り言えませんが、とにかくのビックリ価格でした。おまけにポイント還元もありますし。(^o^)

話しが脱線しましたm(_ _)m、現在テレビ音声はこういう接続になっています。

Blu-ray → NR1609 → FX202A → MENUET

NR1609にはサラウンド用スピーカーも繋いであり、映画鑑賞時には6.1ch(Center SPはなし)で音声を楽しんでいます。NR1609は単体でも2chの音が思いのほか良いので満足しています。しかし、パワーアンプ FX202Aを通してCD(リッピング音源含む)やハイレゾ音源を聴くと更にもう一段グレードが上がり、サブシステムとしての役割も十二分に果たしてくれています。

純粋に2chステレオでダイアナ・クラールその他をオーディオ的に聴いていると、FX202Aで鳴らすMENUETの音でもう普通は充分なのでは、と思ってしまいます。実はMENUETって鳴らしにくいスピーカーなのです。何故なら能率(出力音圧レベル 4Ω 86dB)が低いので、ある程度アンプのパワーを必要とします。近年の小型スピーカーは高性能ですが各社一様に能率が低いので、アンプに負担が掛かります。

ところが僅か 3,980円の格安デジタルアンプ、価格を遥かに超えた音を出します。本当に恐るべし、中華製格安オーディオ製品という感じです。

NR1609は後継のNR1710が出た時にヨドバシカメラさんが在庫処分として投げ売り(39,800円で10%ポイント)した時に入手しているのですが、音が良い(Pure Directモード)のでテレビ音声用としてだけ使うには勿体無いと、中華製デジアンとのコンビで純粋に音楽をも楽しんでいるわけです。MENUETも購入当初と違い、ほぼエージング(メーカーは100時間鳴らし込めと)が済んでいる今はFX202Aとのコンビで本当に良い音を出してくれています。スピーカーの間に液晶テレビがあるという悪条件にも関わらず。

さあ・・・聴くぞ!っという時はアキュフェーズで組んでいるメインシステムで聴きますが、肩肘張らず気軽に聴きたい時はこれらのシステムで楽しんでいます。

中華製デジタルアンプ、そして中華製USB-DAC、私にとっては強烈なディープインパクトでした!(^。^)

« アキュフェーズ AD-50 | トップページ | 北の大地はもう晩夏だけど »

コメント

うーむ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
楽しんでますねぇ^^ゞ
パワーアンプは、実はキモなんですよね。楽器用で色々試しておりますが、変えるごと(アナログ、デジタル、mono vs stereo,etc.)にこんなに音が違うのか?!と思います。
スピーカーは、小型のもの散々使いましたがやはり大きな箱を鳴らすのが心地よいという結論に行き着いたところです。

ROCKSさん、おはようございます。
見た目はプリアンプかパワーアンプか区別出来ないデザインの中華製デジアンですが、ホントに驚かされます。
テレビ用なのでコンパクトなスピーカーにしていますが、さすがにこれはメインにはしずらいです。
ROCKSさんがおっしゃる通りスペースが許されれば音楽は大きなスピーカーでゆったり聴くのが最高ですね。^_^

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« アキュフェーズ AD-50 | トップページ | 北の大地はもう晩夏だけど »