down beat
横浜・野毛のジャズ喫茶「down beat」です。多分、十数年振りに入ったのではないかと思います。
失礼な事を申しますと、もう閉店しているのではないかと思っていたのですが、ジャズリスナーとしての大先輩である友人から一昨年だったか、「まだやってるよ。つい最近、俺行ったよ」という事を聞いて、それなら近いうちに・・・と思っていたのですが、ようやく聞きに行ったわけです。
音は昔とまったく同じでした。アンプのTREBLE(高音)とBASS(低音)を目一杯上げているのでは、と思うくらい高音と低音が強調された、悪くいうとドンシャリ的な音。でも、これがdown beatの個性ですよね。
ジャズを聴き始めた頃の事、このお店で嫌な思いをした経験があります。初めてこちらのお店に入ってジャズを聴いていると、レコードが変わった瞬間から実に軽快な音楽が流れ始め、自分の身体がスイングする感じで楽しく聴けました。
帰り際、コーヒー代を払って「今流れた演奏は誰のレコードですか?」と尋ねると、アルバイト学生らしき男性が「こんな有名な盤を知らないのかよ・・・」というような(私をバカにするような)顔をして、「リー・モーガンのサイドワインダー」と吐き捨てるように言われたのです。(笑)
レコードジャケットの掲示が客席からは見えない位置にあるのです、こちらは。しかし、仕事でもそうですが、誰一人「最初からベテランの人」はいないのです。特に接客業がそういう態度をとってはいけませんですね。(^^)
ちなみにその「サイドワインダー」はジャズファンならほとんどの方が知っているトランペッター、リー・モーガンの超有名盤です。(笑)
こちらはdown beatと通りの並びにある日本最古のジャズ喫茶「ちぐさ」です。音はdown beatとは対照的で、若干まろやかな音。自分には馴染みのある音です。(^^)
オスカー・ピーターソンの「プリーズ・リクエスト(WE GET REQUESTS)」は日本盤のようでしたが、楽しめました。
お店を移転してから三回目か四回目の訪問。今月からコーヒー代の値上げがあったようですが、仕方ないでしょうね。また行きたいと思います。
こんばんは
ジャズ喫茶の梯子をされたのですね。(^^)
「ちぐさ」さんに一度だけ行ったことがあります。懐かしい~♪
この大きなスピーカーから聴こえる音が生演奏のようで、痺れました。(^^)
横浜に用事があった時に、一時間ほど滞在したのですが、今度出かける時は、何も予定のない日に、一日中ここででジャズを聴いて過ごしたい!と思ったほどです。(^^;
いつか実現できたらいいな~♪
投稿: Maru | 2019年8月26日 (月) 18時43分
Maruさん、こんばんは。
そう言えば以前、「ちぐさ」に行かれましたよね。お寿司屋さんも。(^^)
ジャズ喫茶に行きますと、どのお店も大きなスピーカーを使っていますから、ジャズを楽しめますよね・・・。
是非今度はゆっくり出来る日を選んでお越しくださいね!(^^)
投稿: KONDOH | 2019年8月26日 (月) 19時32分