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2019年9月28日 (土)

スーパー・アナログ・ディスクの楽しみ(4)

3423
米国プレス

モーツァルト/交響曲第35番「ハフナー」
シューベルト/交響曲第8番「未完成」

カール・シューリヒト 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
キングレコード KIJC-9104

往年の指揮者、シューリヒトによるモーツァルトとシューベルト。こってりとした演奏を好まれる方には肩透かしを食うような比較的淡白な解釈です。或る意味、これがシューリヒトの真骨頂とも言えるのですが。しかし、じっくり繰り返し聴くと、なかなか味わいの深い演奏なのです。

「未完成」の音が思いのほか小編成に聴こえるのですが、シューリヒトの希望だったのか、或いは楽員のスケジュールの都合で「ハフナー」を演奏した楽員たちだけで「未完成」も録音してしまったのでしょうか。そんな事有り得ませんね。(笑)

3424
米国プレス

ブルックナー/交響曲第3番「ワーグナー」

カール・ベーム 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
キングレコード KIJC-9103

独グラモフォンに第7番と第8番を録音しているのですが、そちらはブルックナー好きの私にはイマイチ納得出来ない演奏でした。しかし、英デッカに録音した第3番と第4番は記念碑的名演奏。特にこの第3番は今迄聴いて来た演奏の中で、間違いなくベストワンです。

録音も良いですし、第3番を聴くなら先ずはこのベーム盤をオススメ致します。

3425
日本プレス

ブリテン/シンプル・シンフォニー

ベンジャミン・ブリテン 指揮
イギリス室内管弦楽団
キングレコード KIJC-9008

自作自演盤です。こうした録音がスーパー・アナログ・ディスクで発売されたという事に拍手喝采!

ロストロポーヴィチとのアルペジョーネ・ソナタではピアノを弾いたりと、多才ですね。指揮者としても他にモーツァルトの交響曲を指揮して名演を残しています。

3426
スイス・プレス

ブラームス/交響曲第4番

イシュトヴァン・ケルテス 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
キングレコード KIJC-9016

海水浴中の事故で亡くなったとの事ですが、指揮者としてこれから円熟を迎えるという時期だったと思いますので残念な事ですね。

「新世界から」を以前ご紹介していますが、このブラームスは格別個性的な演奏ではないものの、その分落ち着いて曲そのものを楽しむ事が出来ます。

スーパー・アナログ・ディスクのシリーズは英デッカの音源がメインなので、ウィーン・フィルが頻繁に登場するのがまた嬉しいです。

3427
日本プレス

フィメール・ヴォーカル・フォーエヴァー

さよならはダンスの後に(倍賞千恵子)
小指の想い出(伊東ゆかり)
可愛い花(ザ・ピーナッツ)
夜明けのうた(岸 洋子)
他 各人4曲収録

倍賞千恵子
伊東ゆかり
ザ・ピーナッツ
岸 洋子
第一家庭電器(キングレコード)DOR-0171

え!何これ!・・・って、思われたかも。(笑)

今は閉店してしまった家電量販店の第一家庭電器さんがキングレコードさんにお願いして製作したスーパー・アナログ・ディスクで、キングレコードさん所属の歌手4名(正確には5名)、その名曲をオリジナルマスターテープからカッティングしています。第一家庭電器さんがカートリッジを購入してくれたお客さんにノベルティとして配布していたのです。

一時、このレコードを自分のオーディオチェックとして使っていました。自分のコレクションに女性ヴォーカルのレコードやCDをあまり持ち合わせていなかった頃です。オペラ録音は沢山持っていましたが、「普通」の女性ヴォーカル録音はほとんど持っていませんでした。ポップスとか演歌とか、まったく聴かないものですから。女性ジャズヴォーカルを聴くようになったのはもっと後になってからの事です。

倍賞千恵子さんの歌が好きな私にとって、このスーパー・アナログ・ディスクは最高ですね。アンプを買い換えてから久しぶりに取り出して聴いてみたら、感動ものでした。(笑)

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