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2019年12月 1日 (日)

スーパー・アナログ・ディスクの楽しみ(5)

3614
米国プレス

ニュー・イヤー・コンサート 1975

ウィリー・ボスコフスキー 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
キングレコード KIJC-9202

ウィーンの元旦恒例行事、ニュー・イヤー・コンサートのライヴ録音で、これは1975年の演奏です。ウィンナ・ワルツ好きの私ですが、そのワルツを実に魅力的に指揮する三名の指揮者がおりました。

その三名とは、カルロス・クライバー、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ウィリー・ボスコフスキーです。すでに三名とも存命してはおりませんが、残された録音で私は楽しんでおります。

ボスコフスキーはウィーン・フィルのコンマスだったからか、指揮台で自らもヴァイオリンを弾き、弓を指揮棒代わりに振っていました。私はNHKのテレビでその古い映像を見た事があります。生で見たかった!

3615
日本プレス

ウィーンの休日

ハンス・クナッパーツブッシュ 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
キングレコード KIJC-9006

同じウィーン・フィルですが、こちらはレコードの為のスタジオ録音。しかし、なんと指揮者はクナッパーツブッシュです。驚きますよねぇ・・・クラシック音楽ファンならワーグナー指揮者としてつとに有名ですから。

よくもまぁクナッパーツブッシュがこの録音を引き受けたものと思います。演奏の方は結構クナッパーツブッシュらしさが出ていますよ。^_^

3616
米国プレス

フランク/ヴァイオリン・ソナタ
ドビュッシー/ヴァイオリン・ソナタ

チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
ラドゥー・ルプー(ピアノ)
キングレコード KIJC-9177

若き日のチョン・キョンファさん、ひた向きな演奏を聴けます。フランクのソナタ冒頭から、もうチョン・キョンファさんの世界に引き摺り込まれてしまいます。

後年、再録音しておりますが、この若き日の演奏も捨て難いものがあります。

3617
米国プレス

R.シュトラウス/交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」他

ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
キングレコード KIJC-9106

カラヤンが英デッカに残したR.シュトラウスの管弦楽曲を集めた1枚。昔はR.シュトラウスの音楽はマーラーと共に比較的苦手にしていましたが、近年は結構親しんでおります。

カラヤンにこうした管弦楽曲を振らせると実に上手いですよね。「サロメ」からの「7つのヴェールの踊り」なんて、なんとも艶かしい演奏です。カラヤンの演出力が遺憾なく発揮されていますね。

3618
日本プレス

アルビノーニのアダージョ

ゲリー・カー(コントラバス)
ハーモン・ルイス(パイプオルガン、ピアノ)
第一家庭電器(キングレコード)DOR-0166

ソリストとしてのチェロ奏者は数多いらっしゃいますが、クラシック音楽界でコントラバスのソリストはあまりいらっしゃらないのでは?

ゲリー・カー、大変なテクニシャンです。生で聴いた事もありますが、まるでチェロを聴いているかのような心地良さを感じます。ジャズミュージシャンの中にはソロの途中で弓を使う人もおりますが、その弓弾きは例外なくどのミュージシャンの演奏もギーギーという音が聴こえるだけ。まるで素人がいたずらで弾いているかのよう。

しかし、ゲリー・カーは違います。ただテクニシャンというだけでなく、実に素晴らしい音色をコントラバスの太い弦から醸し出します。アルビノーニのアダージョ、泣けてくるような名演です。

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コメント

こんにちは。ワルツといえば、、、地元のコンサートに行ってあまりの心地よさに寝てしまい、かみさんに突かれたこと^^; もう一つ、同級生が新婚旅行でウィーン音楽協会ホールで生で!!ウィーンフィルニューイヤーコンサートを聴いてきたこと。彼が話してくれた頃は、その価値を理解していなかったので「へぇ〜」としか感想が言えなかった(;_;)
カー先生の演奏だったら、「鳥の歌」が一番好きです。

ROCKSさん、こんばんは。
ワルツ、心地良いですよねぇ・・・。多分、三拍子はそういう拍子なのだと思います。
同級生の方、楽友協会大ホールでニュー・イヤー・コンサートをお聴きになったのですか!
羨ましいですねぇ・・・。
ほとんどの席が代々受け継がれていて、なかなかチケットは手に入らないようですから。
「鳥の歌」ですか。カザルスの演奏で有名になった曲ですね!
拙宅では他に、ドヴォルザークのチェロ協奏曲があります。
素晴らしい演奏家ですよね。

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