« 2020年1月 | トップページ | 2020年3月 »
羽田空港展望デッキ、久しぶりに行ってみると、
実に閑散としていました。
中国人観光客の方たちがいないと、こんなに人の数が減るんだと今更ながらに感じました。
第1ターミナル、第2ターミナル問わずです。国際線ターミナルは行ってみませんでしたが。
JALのエアバス A350を3機見る事が出来ました。
ちなみに機体後部のA350という文字、1号機はレッド、2号機がシルバー、3号機はグリーンです。そして4号機は嵐ジェット塗装機。沖縄便に使われているようです。
第1ターミナルからは富士山が見えていました。
SONY α7R IV
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
SIGMA MC-11
三年ぶりに出遭ったレンジャクです。
怪獣「ギャオス」はこのレンジャクをモデルにしたのではないかと思っています。(笑)
この時、一羽のキレンジャクと三羽のヒレンジャクとの遭遇でした。
尾の羽色が「緋」か「黄」で呼び分けていますが、種類としてはレンジャクですね。
今にも雨が降りそうだったので、白抜けになってしまったのが残念。レンジャクが一枚目の場所からこちらに移動した理由は・・・、
水を飲みに来たのです。レンジャクは食事を終えた後、必ず水を飲みます。
撮影位置に失敗し、水を飲む瞬間が綺麗に撮れませんでした。残念!
SONY α7R IV
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
SIGMA MC-11
当初こちらは予定していなかったのですが、急遽予定変更して。
と言いますのは、京急線の「三浦・三崎フリー切符」で三浦半島を訪れたのですが、自由乗車は電車だけと思っていたのです。ところがバスにも乗れる事を電車乗車中に知り、それなら「ソレイユの丘(三崎口駅から路線バス)」もと欲張りまして。(笑)
菜の花畑の中に、何故か向日葵が一輪。蜂が蜜を吸いに来ました。
当然、子どもたちも楽しめるようになっています。
ブッブ〜・・・・♪
トビが低空飛行で来園者の食べ物を狙っています。時には2、3メートルの高さまで降りて来るのです。
観覧車は点検中でした。
菜の花にセッカ(スズメ目セッカ科)という野鳥が入り込んでいます。
そのセッカを撮影しようと、大砲レンズがそこかしこに並んでいました。
ここでセッカが見られる事は知っていましたが、この日は野鳥撮影が目的ではなかったので、望遠レンズは持参していません。
しかし、こうした一般の人が楽しむ場で大砲レンズを三脚に据えてズラっと並ぶのは他の来園者にとって大変迷惑な事と思います。野鳥目的の人しか来ないような場所ならともかく。
Nikon D700
AF-S NIKKOR 50mm F1.8G
都心から神奈川県の三浦海岸、三崎までを結ぶ京浜急行線で3月14日から、一部駅名の変更があるようです。
産業道路駅 → 大師橋駅(京急川崎駅からの支線、大師線)
花月園前駅 → 花月総持寺駅
仲木戸駅 → 京急東神奈川駅
新逗子駅 → 逗子・葉山駅
羽田国内線ターミナル駅 → 羽田空港第1・第2ターミナル駅
羽田国際線ターミナル駅 → 羽田空港第3ターミナル駅
産業道路駅前、嘗ては線路が一般道(産業道路)にありましたが、路線の地下化が終わりまして、現在旧線路と周辺設備の工事が行われていました。
錆・・・錆・・・(^^)
産業道路駅に来たのは「京浜急行線」シリーズで、ハッセルブラッドによる京急線全駅の撮影のため訪れた時以来でして、もう9年も前の事です。
とにかく周辺の道路は走行する車が多いです。
小雨降る日でして、産業道路駅方向を俯瞰撮影。前の産業道路、車が走行していないように見えますが、渋滞していた車が青信号で走り去った瞬間、車と車の間でパチリと撮影しています。
駅ホームでの撮影。9年前はまだ地上ホームでした。
駅前に産業道路が走っているから「産業道路駅」とは、実にユニークな名前でしたね。しかし、その駅名があるのは3月13日まで。
SONY α7R IV
LEICA Elmar-M 24mm F3.8 ASPH.
RAYQURL LM-SαE
今日の野鳥写真はすべて都内や横浜の公園等で撮影していまして、
北海道でなくとも、結構色々な野鳥を見る事が出来ます。
ただ、欲を言いますと、いつも同じ鳥さんでは飽きが来てしまうんですね。
ですから偶には一度も、或いは滅多に出遭っていない鳥さんを見たくなります。
アカゲラは北の大地で見るキツツキと思っていましたが、数年前に横浜で一度、先月都内の公園(↑ このアカゲラ)で見る機会がありました。やはりこちらでは珍しいですね。
このコガモは横浜・鶴見川での撮影です。今の時期、普通の河川でもカモ類が見られますね。
ところでつい最近、3年ぶりに出遭った鳥さんを収める事が出来ました。
SONY α7R IV
Canon EOS 5D Mark IV
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
SIGMA MC-11
昨年11月30日、神奈川県の県央を走っている相鉄線、念願であった都心乗り入れが開通しました。
JRの貨物路線が通っている「羽沢」を利用しています。新設した「羽沢横浜国大駅」と「西谷駅」とを繋ぎ、JR武蔵小杉駅を経由してJR新宿駅へ。更に埼玉県の川越駅まで乗り入れる事が出来ました。
で、一度利用してみようと横浜駅から相鉄線に乗って西谷駅へ。ちなみに横浜駅から西谷駅に向かうと、都心方面とは逆方向になります。
↑ この電車に乗りました。相鉄線のホームなのに、来た電車はJRの車輌です。相鉄線とJR線の相互乗り入れですから、当然こういう事もあるわけです。
モハE232、如何にもJRの車輌という事が分かります。
羽沢横浜国大駅までが相鉄線のエリアです。この先はJRのエリアに入りますので、羽沢横浜国大駅で乗務員の交替が行われます。
地下駅である羽沢横浜国大駅を出発すると、JR武蔵小杉駅までノンストップです。走行時間は16分。しばらく地下を走った後、どこで地上に出るのか注意していたら、鶴見駅手前の生麦付近でした。なんと、隣に京急線が並んで来ました。京急線には「生麦駅」があります。
鶴見駅にも新川崎駅にも停車せず、ひたすら武蔵小杉駅へと走りました。
ホームの案内板をご覧ください。左下に「相鉄線直通」の表示がありますね。
ホーム横を東海道新幹線も走っています。
成田エクスプレスも武蔵小杉駅に入って来ます。
コーヒータイムの後、運良く相鉄線の車輌で帰る事が出来ました。
新型車輌は気持ち良いですね。(^^)
平日だったからか、車内はがら空きでした。
従来、相鉄沿線の人たちが都心に向かう場合、終点の横浜駅から他の鉄道(JR線、東横線等)に乗り替えて行く必要があったわけです。今は新宿方面なら相鉄線で行けるようになったのです。
この後、相鉄線は東横線(日吉駅)にも相互乗り入れに向けて鋭意工事中らしいです。開通すると、東海道新幹線の「新横浜駅」にも繋がりますので、利便性が高くなりますね。
SONY α7R IV
LEICA Elmarit-M 28mm F2.8 ASPH.
RAYQURL LM-SαE
横浜・大さん橋界隈でのスナップです。
撮影はダイヤモンド・プリンセスが香港に寄港していた頃でしょうか?
新型コロナウィルスは大変な騒ぎになっていますが、中国湖北省に接する湖南省では鳥インフルエンザが発症し、1万8千羽のニワトリが殺処分されたと一週間程前に報道されました。
複数のテレビニュース番組でコメンテーターをされている白鴎大学の岡田晴恵(元国立感染症研究所員)さんが、「H5N1」型の鳥インフルエンザは若い世代に感染して、大変死亡率が高いとおっしゃっていました。
続報がないのは、新型コロナウィルスが騒がれている最中、更に大きな騒ぎになる事を恐れ、報道管制が敷かれたのでしょうか?
SONY α7R IV
Canon EF 50mm F1.8 STM
SIGMA MC-11
羽田空港の国際線、来月から年間通して4,000便程増やす計画だそうです。その為、南風の時は現在とはアプローチコースが変更になります。
従来は北風、南風に関わらず房総半島上空(若しくは千葉県北部)を通過するルートでした。南風の時は房総半島を通過後、東京湾を右に旋回し、湾上を左回りに飛んでB(22)コース、或いはCコース(16L)に着陸していました。もちろんD(23)コースも使われていますが。
関西方面から来る飛行機は、愛知県上空手前くらいから一旦太平洋上に進路変更し、伊豆七島上空から房総半島を左手に見ながら大きく左旋回して房総半島上空を横切るコースで羽田空港へアプローチしているのはご存知の事と思います。そんな無駄な飛び方しないで、本州上空を一直線に飛んで来れば距離も燃料も節約出来るのに、と思っている方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、関東上空は「横田空域」というものが存在しているのです。太平洋戦争に負けた日本はアメリカ軍に進駐され、旅客機の飛行ルートはすべてアメリカの指示の元に作られていました。
で、未だ残っているのはその「横田空域」というもので、横田基地周辺の空域に関しては、日米地位協定に基づいてアメリカが支配しているのです。したがって日本国内であるのに、日本の旅客機は「横田空域」を避けて離着陸しているわけです。ですから関西方面から飛んで来る旅客機は「横田空域」に入らないよう、一度太平洋上にコースを変えているわけです。
羽田空港、都心方面に向いて離陸(Cコース34R)した飛行機は必ず右に急旋回していますよね? あれは「横田空域」を侵犯しないように急旋回しているわけです。Dコースが出来る前、関西方面に向かう飛行機も右に急旋回して東京湾から浦賀水道上空を急上昇し、相模湾上空から西に向かっていました。現在はDコースから同じコースを取っていますが。
で、羽田国際線増便に向けて日本政府は交渉の末、「横田空域」の一部を通過する許可を得、羽田空港へのアプローチコース変更となったわけです。現在南風の場合、15時から19時に限り、羽田空港への着陸便は新ルートでの試験着陸を行なっています。従来では考えられない埼玉県から都心上空を通るコースです。
中野から新宿や渋谷上空を通過します。冒頭の写真は西新宿上空を通過する旅客機を撮影しています。新宿通過時は、高度900m程のようです。品川上空では450mにまで高度が落ちていますから、結構機体は大きく見えると思います。
都心上空では羽田のAコース(16R)とCコース(16L)へアプローチする飛行機が少し距離を取り、ある程度平行して飛行する事も出来ます。この無駄のない飛行経路を取れる事によって、便数を増やせるのです。
大阪伊丹空港へアプローチ中の旅客機が、大阪駅上空を低空で通過するのと同じような感じで都心上空を通過する事になりました。
ビゼー/歌劇「カルメン」全曲
カルメン : レオンタイン・プライス(ソプラノ)
ドン・ホセ : フランコ・コレルリ(テノール)
エスカミーリョ : ロバート・メリル(バリトン)
ミカエラ : ミレルラ・フレーニ(ソプラノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン少年合唱団
ソニークラシカル SIGC 41-2(SACD専用)
フランスの作曲家、ビゼーの代表作と言ったらオペラ「カルメン」でしょう。クラシック音楽をまったくお聴きにならない方でもカルメンの第一幕への前奏曲は知らず知らずお聞きになっているはずです。最近でもテレビの某社CMのBGMで使われております。
黒人のソプラノ歌手、レオンタイン・プライスがカルメンを歌っているこちらの録音は、ずっと昔に英DECCAが米RCAと提携していた時代に英DECCAが米RCAの為に録音された音源です。録音はジョン・カルショウを筆頭とする英DECCAのチームが担当していました。ですから今でも不足のない音で聴く事が出来ます。
プライスの声質はややクセがありますが、それがカルメンの自由奔放なキャラクターにマッチしていて、なかなか良いと思います。そしてカルメンに翻弄されるドン・ホセを歌うフランコ・コレルリがまた素晴らしいです。如何にもイタリア出身のテノールという感じで、朗々と歌われる高音域が実に感動的です。
ビゼー/歌劇「カルメン」全曲
カルメン : アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)
ドン・ホセ : ホセ・カレーラス(テノール)
エスカミーリョ : ホセ・ヴァン・ダム(バリトン)
ミカエラ : カーティア・リッチャレッリ(ソプラノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
パリ・オペラ座合唱団
シェーネベルク少年合唱団
ESOTERIC ESSG-90212/14
バルツァがカルメン?・・・という印象を受けるカラヤンにとって二度目になる全曲録音です。アグネス・バルツァと言えば、「フィガロの結婚」のケルビーノ、「薔薇の騎士」に於けるオクタヴィアンのイメージ(どちらも素晴らしい)で、所謂芝居でいうところのズボン役がハマり過ぎていますので、若干悪女的イメージのカルメンはどうなの?という思いが。
自分の印象としては危惧した通り、少し清潔的(清純とは言いませんが)なカルメンになっていると思います。カラスとプライスのカルメンが強烈なキャラクターを持っていますので、その二人に比べるとバルツァのカルメンはやや大人しいかな・・・という感じです。カラヤンがどういう意図でメゾ・ソプラノのバルツァをカルメンに据えたのかは分かりませんが。
ホセ役は全盛期のカレーラスが美声を聞かせてくれます。何よりカラヤンの指揮が両録音とも素晴らしいです。プレートルに比べるとやや落ち着いたテンポを取り、前奏曲や間奏曲を単独に抜き出しても良いくらいで。
※ カラヤン は上記二点のレコード録音とは別に映像作品も残しており、その映像ではレオンタイン・プライスと同じく黒人歌手のグレース・バンブリーをカルメンに抜擢しています。
ビゼー/歌劇「カルメン」全曲
カルメン : マリア・カラス(ソプラノ)
ドン・ホセ : ニコライ・ゲッダ(テノール)
エスカミーリョ : ロベール・マサール(バリトン)
ミカエラ : アンドレア・ギオー(ソプラノ)
ジョルジュ・プレートル 指揮
パリ・オペラ座管弦楽団
ルネ・デュクロ合唱団
ワーナー クラシックス WPCS-12955
好き嫌いは別として、往年の歴史的名ソプラノ歌手と言って良いのではないかと思われる、マリア・カラスのカルメンです。カルメン全曲盤と言えば、先ず最初に挙げられるのがカラスのカルメンではないでしょうか?
私はマリア・カラスのファンとは言えませんが、日本ではご年配のオペラファンに熱狂的とも言って良いファンの方が大勢いらっしゃるようです。カラスが歌うレパートリーはリリックからドラマティックにまで及び、ソプラノ歌手として多才な声質を持っておりますが、白状しますと私はそれほど聴き込んではおりません。
しかし、このカルメンは良いですね。自由奔放で浮気症のキャラクター、カルメンにピッタリ。カラスに詳しいオペラファンからすると、この録音時は既にピークを過ぎていた時代の録音、と評しているようですが、私には充分満足出来る録音です。まさに、「カラスのカルメン」を聴くべき名盤だと思います。
ヴェルディ/レクイエム、オペラ合唱曲集
カーティア・リッチャレッリ(ソプラノ)
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ)
プラシド・ドミンゴ(テノール)
ニコライ・ギャウロフ(バス)
クラウディオ・アバド 指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ミラノ・スカラ座合唱団
ESOTERIC ESSG-90151/2
イタリア出身の指揮者、アバドにしたら当然の事ながらヴェルディはもっとも身近な作曲家だと思います。オペラにも名録音が残されておりますが、今日ご紹介するSACDはオペラではなくレクイエムの録音。
オケと合唱団はイタリアオペラの殿堂、ミラノ・スカラ座ですから、俗に言う本場ものによる録音です。^_^
ヴェルディのレクイエムと言えば「怒りの日」が有名で、レコード録音としては録音エンジニアの腕の見せどころ。オーディオマニアの方からしてもご自慢のオーディオ装置で鳴らしたい音源ではないでしょうか?(笑)
ただ、当録音はオーディオマニアにご満足頂ける「音」ではないように思います。もちろん録音が悪いという事ではありません。打楽器がやや遠く聞こえるので、「迫力」という意味で他の優秀録音に負けるのでは?
しかし、純粋にヴェルディのレクイエムを優れた音楽作品として聴いて頂きたい名演奏であります。
ベートーヴェン /交響曲第5番「運命」ハ短調、第7番 イ長調
カルロス・クライバー 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ESOTERIC ESSG-90190
ドイツプレスのレコードも持っているのですが、購入当初聴いた時はイマイチ好みに合いませんでした。であるのにも関わらず本SACDを購入してしまったという・・・(笑)
ところが、このSACDを聴いてみたら「あれ? クライバーの運命って、こんなに良かった?」と、少々驚きが。オリジナル盤のレコードと、リマスタリングされたSACDとの音の違いが印象を変えたのか?
そう思ってSACDを聴いた後、随分と久しぶりにレコードを取り出して聴いてみたら、やはり良い演奏だ、と。確かに音の聞こえ方に両者(レコードとSACD)若干の違いはありましたけど。思うに歳を重ね、感受性や自分の好みが微妙に変化している事、これがレコード入手時との印象の違いに表れていたのでしょう。
第7番も名演です。ちなみにレコードは一枚にそれぞれ一曲のみで、たっぷり余裕を持ってカッティングされております。
最近のコメント