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2020年4月20日 (月)

OO7/カジノ・ロワイヤル

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OO7/カジノ・ロワイヤル 1967年12月 日本公開

コロムビア映画配給

- 配役 -
イブリン・トレンブル(OO7): ピーター・セラーズ
ヴェスパー・リンド(OO7): ウルスラ・アンドレス
ジェイムズ・ボンド卿 : デヴィッド・ニーヴン
ル・シッフル : オーソン・ウェルズ
マタ・ボンド : ジョアンナ・プティット
英国特別情報部員(OO7): ダリア・ラビ
ジミー・ボンド(ドクター・ノア): ウディ・アレン
情報部員ミミ(通称レディ・フィオナ): デボラ・カー
マクタリー(M): ジョン・ヒューストン
クーパー(ジェイムズ・ボンド OO7): テレンス・クーパー
マネーペニー : バーバラ・ブーシェ
ミス太腿 : ジャッキー(ジャクリーン)・ビセット

音楽 : バート・バカラック(主題歌 : 恋の面影)
原作 : イアン・フレミング
脚本 : ウルフ・マンキウィッツ 他2名
監督 : ジョン・ヒューストン、ケン・ヒューズ 他2名

OO7シリーズ制作の本家、イオン・プロダクションが携わった映画ではなく、イアン・フレミングの小説で「カジノ・ロワイヤル」の一作だけ映画化権を持っていたコロムビア映画による作品です。

本家作品のような本格的スパイ映画と思って本作品をご覧になったら多分、ガッカリすると思います。私がそうでしたから。(笑)

当初、本作品のプロデューサーはショーン・コネリーにボンド役を打診したものの、コネリーは本家のOO7シリーズ出演に嫌気が差していたため、断られたそうです。そこで思い切って方向転換。本家イオン・プロのOO7シリーズを茶化したようなパロディ映画として制作したようです。

しかし、出演している俳優はオーソン・ウェルズ、デヴィッド・ニーヴンといった当時の一流どころを抜擢。さらに本家シリーズの第1作「OO7/ドクター・ノオ」で衝撃的デビューを果たしたウルスラ・アンドレスがヴェスパー・リンド役で出演。

ストーリーは情報部員を引退して静かな生活を営んでいたジェイムズ・ボンド卿のところへ、英国情報部のM、CIA、KGB、フランス情報部が尋ねて来る。各国の情報部員が行方不明になっているので、ジェイムズ・ボンド卿に出動を要請しに来たわけです。
何者かの攻撃でMが死亡したため、情報部のトップに立ったジェイムズ・ボンド卿はすべての情報部員にジェイムズ・ボンド(OO7)を名乗らせて事件を解決しようと。

スメルシュの幹部、ル・シッフルは組織の金を使い込んだため、イカサマのカジノ賭博で大儲けをし、その金で穴埋めを考えていた。カジノ・ロワイヤルでの勝負の行方は?

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原作はソ連(ロシア)のスメルシュ幹部でフランスでの工作員であるル・シッフルは組織の金を使い込みしており、その穴埋めのためフランスのカジノ、ロワイヤルで一攫千金を企んでいる。英国情報部のMはル・シッフルの邪魔をするようボンドに命じる。とまぁ、こうしたプロットでストーリーは進んで行くのですが、映画もその辺りは原作通りという事です。

ちなみに本作品は米コロムビア映画の作品。後年、そのコロムビア映画を買収したのがソニー(ソニー・ピクチャーズ)です。本家イオン・プロのOO7シリーズを配給していた米ユナイト映画は後年、米MGMに買収されました。そしてずっと後にMGMを買収したのがなんとソニーだったのです。

こうした経緯があり、本家イオン・プロが唯一映画化権を持っていなかった「カジノ・ロワイヤル(ダニエル・クレイグ版ボンド)」を第21作として新規に制作、2006年末に公開する事が出来たわけです。

コロムビア映画のドタバタ・パロディ映画の「OO7/カジノ・ロワイヤル」が、正統派作品を作り続けている英イオン・プロの手によって改めて「OO7/カジノ・ロワイヤル」は生まれ変わったのです。

で、イオン・プロはイアン・フレミングのOO7シリーズ処女作である「カジノ・ロワイヤル」の映画化にあたって、第20作迄のシリーズをリセットし、新OO7シリーズとして現在作り続けているわけです。

さて、コロムビア映画による本作品は本家イオン・プロのシリーズとはまったく関係ありませんので、音楽では有名な「ジェイムズ・ボンドのテーマ」は当然の事ながら流れて来ません。しかしながら、音楽を担当したバート・バカラックの手による「恋の面影」は現在までいろいろなミュージシャンによって演奏、歌われています。

ジャズ・ヴォーカリストでピアニストでもあるダイアナ・クラールも「恋の面影」を録音していますね。本作品、映画そのものより音楽で知られているのかも。(^^)

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コメント

おはようございます。
この007は観ていないです^^
音楽はバート・バカラックなのですね。懐かしい♪

koukoさん、こんばんは。
この映画をご覧になっている方は少ないと思います。
私はガッカリ。ディスク代が勿体なく感じたほどで。
しかしまぁ・・・よくこんな映画を作ったものと逆の意味で感心しました。(笑)

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