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JR線の大都市近郊区間に特例として、目的の降車駅に向かうにあたって「大回り乗車」という乗車方法が認められているのはご存知でしょうか?
上の図がJR東日本の関東圏でその特例が認められている路線図です。一筆書きのように電車を乗り継いで行き、自分の目的駅で下車するというわけです。ただし、同じ駅を二度通過するのはルール違反になりますのでご注意を。
今回私は、横浜駅からお隣りの駅である「東神奈川駅」までの切符(140円)を買い、大回り乗車を楽しみました。横浜駅から東海道線に乗り、先ずは「茅ヶ崎駅」へ向かいます。「東神奈川駅」とは真反対です。(^^)
横浜駅10時10分発、東海道線「小田原行き」が横浜駅を、最初の停車駅である「戸塚駅」へ向かって出発進行!
少しの距離ですが並行している相鉄線の駅が見えて来ました。
尚、今日の写真は窓越しに撮影した動画から切り取っている写真が多いので、スチル写真ほどクッキリハッキリでない事をご承知おきください。
私が購入した横浜駅から東神奈川駅までのひと区間、140円の乗車切符です。乗車日が分かってしまいますね。(笑)
ちなみに東神奈川駅まで京浜東北線に乗れば、たったの3分で到着します。しかし、今回は大回り乗車します。(^^)
10時39分、定刻で「茅ヶ崎駅」に到着しました。
駅の階段を上り、跨線橋を渡って次は「相模線」のホームへ。相模線に乗車して、今度は神奈川県相模原市の「橋本駅」に向かうのです。
10時46分発、「橋本行き」が茅ヶ崎駅を出発。窓ガラス越しに撮影しています。
沿線風景を楽しんでいるうちに「原当麻(はらたいま)駅」に到着。ここまでの乗車時間は42分。相模線は神奈川県では珍しい単線なので、途中途中の駅で上下線のすれ違いを行います。
11時45分、「橋本駅」に到着です。またまた跨線橋を渡って今度は「横浜線」のホームへ。
11時50分発、横浜線「八王子行き」に乗車して今度は「八王子駅(東京都)」に向かいます。忙しいですね。(笑)
橋本 - 八王子間は僅か11分の乗車(12時1分、八王子着)です。横浜線のホームから今度は川越線のホームへ。
ここが川越線ホームですが、「特急あずさ」が停車中でしたので撮影しておきました。
川越線(八高線)の発車まで17分待ちますので、駅ホームから撮影。
12時18分発、川越線「川越行き」に乗って今度は「高麗川駅(埼玉県日高市)」に向かいます。これは電車内の路線図を撮影。
川越線と言ってますが、実際は「八王子駅」と群馬県の「高崎駅」を結ぶ「JR八高線」の路線なのですが、本来の路線区間である「高崎駅」には向かわず、途中の高麗川駅から川越駅に向かってしまいます。何故、八高線なのに高崎駅に行かないのか? それには理由があります。
こうしたところを走っています。
さて、八高線なのに何故高崎駅に直接走らないのか・・・ですが、実は八王子 - 高麗川間は1996年から電化されたのですが、高麗川駅から先は未だ非電化路線なのです。
なので、現在の八高線は電化されている高麗川駅から川越線との直通運転が行われるため、高麗川駅で乗り換えて高崎駅へと向かうのです。当然、ディーゼル車です。地元では八高線の全線電化をJRに対し、要請が続いているようですが。
12時55分、高麗川駅に到着です。どの路線も定刻通り動いていて助かります。しかし、次の「高崎行き」は13時32分まで待たなければなりません。
この電車で八王子駅から高麗川駅まで乗って来ました。高麗川駅で少し停車していましたので反対ホーム(高崎行きホーム)から記念撮影しておきました。
ここまで電化路線ですから、ごく普通に見るJR車両ですね。
高崎行きホームに移動するには跨線橋、若しくはこの地下道を使います。
時間を潰していると、ようやく高崎行きが入線して来ました。高麗川駅が始発となります。
ディーゼルエンジンの音を聞いて、「おお! この音、この音!」と、北海道の路線で何度も聞いている懐かしく、親しみのあるエンジン音に感動しました。(^^)
13時32分発「高崎行き」です。
高麗川駅を出て、最初の駅がこの毛呂駅です。ガラス越しに撮影していますが、実にローカルチックです。
八高線「高崎行き」の車内の様子です。
東武線が乗り入れている駅でして、反対側ホームに停車していました。
車窓から見える風景。
八高線、どのくらいのスピードで走っているのか測ってみました。
北陸新幹線の高架下を走って行きます。
埼玉県から群馬県に入って来ました。
神奈川県 - 東京都 - 埼玉県 - 群馬県と、僅か140円の切符で1都3県をJR線で巡っています。
14時53分、高崎駅のひとつ手前の駅、倉賀野駅で八高線を下車しました。何故、八高線の終点である高崎駅まで行かないのか?
それは高崎駅まで行ってしまうと、JR両毛線で更に北上して栃木県を回らないと横浜に帰って来れないからです。それでも良いのですが、さすがに帰宅が遅くなってしまうため、諦めました。
「JR高崎線(上野東京ライン)小田原行き」が3番線ホームに入線して来ました。これに乗って川崎駅まで戻って来ます。
14時57分発、定刻通り倉賀野駅を出発です。
上野東京ライン、車内の様子です。お隣り、高崎駅から出ていますので乗車している人はまばらです。
かなり速く走っているので、ここでもスピードを測ってみました。109km/h出ています。
何ともユニークな駅舎です。調べたら外観は東京駅と見間違えるような造りをしているのですね。
ここはJR貨物が並んでいます。貨物列車の撮影に最近凝っているので、目を惹かれました。
17時5分、川崎駅に到着しました。上野東京ラインは都心に入ると乗客が一気に増えましたので、都心から川崎まではほとんど撮影していません。
川崎駅で今度は17時11分発の京浜東北線に乗って「東神奈川駅」へ。この日、最後のJR線乗車になります。
17時21分、東神奈川駅に無事到着です。この改札を抜けるとこの日の「JR線大回り乗車」は終了です。
10時10分発の東海道線から始まり、17時21分着の京浜東北線まで「乗り鉄」を楽しみました。疲労感はまったく感じません。
実は一昨年初めて、このコースで大回り乗車をしていましたから、今回は二度目になるのです。いつか関西圏でやってみたいですね。(^^)
ちょっと背景が煩いですね。
ライカのAPS-C対応(T、TL、TL2、CL用)の標準ズームレンズを最近入手しましたので、パナのLUMIX DC-S5に装着して使ってみました。
いや〜・・・なかなか軽快に撮影出来ます。S5レンズキットの20-60mmより更に軽くなりましたので、お写んぽには最適でした。(^^)
もちろん約2,400万画素フルサイズのS5であってもAPS-Cサイズに(自動で)切り取られますから、画素数はおよそ1,000万画素になります。
しかし、1,000万画素でもA3サイズにプリントするには充分ですから、まったく問題ありません。
LEICA Vario-Elmar-TL 18-56mm F3.5-5.6 ASPH.
LUMIX DC-S5にレンズを装着した姿がこちら。ちなみにレンズ鏡胴、フードとも金属製です。
この18-56mmを装着した方が、20-60mmよりレンズキットらしい見栄えになったような気がするのは自分だけ?
昨日、ヨドバシ・ドットコムさんでLUMIX DC-S5(レンズキット)を在庫確認したら、なんとドットコムさん含め全国の店舗で完売していました。やはり軽くコンパクトにした事と、価格を抑えた事が成功したのでしょうね。
さて本題、S5のボディ内手ぶれ補正を検証してみましたので、ご参考までに。
S5はボディ単体ですと5軸5段の手ぶれ補正、手ぶれ補正内蔵レンズ使用の場合はボディ内手ぶれ補正と連動して6.5段の補正効果が得られます。キットレンズは手ぶれ補正を内蔵していませんので、ボディ内手ぶれ補正のみでの検証になります。
今回はいきなりシャッター速度、1秒と2秒という少々乱暴な検証で、上の写真は手始めにと、1秒で撮影しています。撮影写真をカメラの背面液晶モニターで拡大して確認してみると、「ほう、止まるなぁ・・・」と。では2秒では?
こちらの写真は2秒で撮影しています。歩留りは若干落ちますが、これはパソコンモニター上で等倍表示し厳密に見た場合です。「これだけ写るなら・・・」と、まずまずのカットも含めれば、2秒でも充分実用になる写真が撮れます。少なくとも拙ブログの写真サイズ程度なら全く問題なし。
上の写真、正面のガラス窓周辺をオリジナル写真等倍で切り取ったものをご覧ください。
これが等倍に切り取ったものです。
如何ですか? 2秒でもこれだけ止まるのですよ。充分ではないかと思います。
こちらも2秒での撮影。
オリンパス、パナソニック両社はマイクロフォーサーズセンサー搭載カメラでボディ内手ぶれ補正の実績を上げて来ておりますが、センサーサイズが35ミリフルサイズセンサーのほぼ1/4というサイズですから、センサーシフトする際の移動距離が短くて済みます。
したがってフルサイズセンサーとマイクロフォーサーズセンサーとを単純に比較してはならないのではないかと。「シャッター速度5段分の手振れ補正」と同一にアナウンスされていても、フルサイズセンサー搭載カメラの方が技術的には大変なのではないでしょうか?
なので、フルサイズで1秒、2秒が手持ちで撮影出来るなら充分と私は思っています。尚、上位機種のS1系3機種はもう少し上の性能があるらしいです。
VILTROX AF 33mm F1.4 STM(APS-C用)
レンズ構成 : 9群10枚(EDレンズ、高屈折率ガラス含む)
絞り : F1.4 - F16
絞り羽根 : 9枚
最短撮影距離 : 40cm
フィルター径 : 52mm
本体重量 : 約270g
LUMIX DC-S5を購入する少し前に、中華製の大口径レンズを購入していました。最近、一部ユーザーの間で話題になっているVILTROXというメーカーのレンズです。
箱を開けてみると説明書と保証書が添付され、更にはレンズポーチまで付属していました。箱からしてなかなかしっかりした製品です。
購入価格は29,999円でした。勿論新品です。昨今の国産ミラーレスカメラ用レンズの高止まりを基準に考えるとお安いですよね。F1.4の大口径レンズなのに。
これがレンズ本体。私が購入したのは富士フイルムのXマウント。焦点距離33mmですからAPS-Cカメラでは35ミリフルサイズ換算で約50mmと、まさしく標準レンズです。それもF1.4という大口径。
富士純正に35mm F1.4という人気の標準レンズがありますが、ほぼ被るレンズですね。中華製とはいえ、非常にしっかりとした作りで価格以上の満足感が得られるかも?
久しぶりの浅草詣の際、このレンズでお写んぽして来ています。先ずは定番のところをパチリと。
吾妻橋の袂にいた鳩を絞り開放で撮影してみました。
レンズはステッピングモーターを使っているのでピント合わせの際の音も静かですし、フォーカスも充分な速さがあります。何よりピントも問題ありません。
筐体の作りも付属フードも富士純正レンズより良いのではないかと思ってしまうくらいです。尚、X-Pro3のみ非対応との事ですから、ご注意ください。カメラの構造上の問題のようです。
LUMIX DC-S5を持って晴海の客船ターミナルを訪れました。
昨年九月に訪れて以来ですから、ちょうど一年振りという事になります。
昨年は偶然大型客船が入っていてラッキーだったのですが、今回は入っていませんでした。
こういう場所はお天気の良い日が最適です。
LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6ですが、ワイド20mmからの標準ズームというのは実に使いやすいです。描写にも文句ありません。光学技術にフィルム時代から実績のあるPanasonicさんらしい、優れたレンズです。
ただ一点、ズームリングとピントリングにゴムを使っているのですが、ゴムはチリやホコリが付きやすいので個人的にはあまり好きではありません。マメに清掃していないと汚くなりますからねぇ。
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