LUMIX DC-S5 手ぶれ補正検証
昨日、ヨドバシ・ドットコムさんでLUMIX DC-S5(レンズキット)を在庫確認したら、なんとドットコムさん含め全国の店舗で完売していました。やはり軽くコンパクトにした事と、価格を抑えた事が成功したのでしょうね。
さて本題、S5のボディ内手ぶれ補正を検証してみましたので、ご参考までに。
S5はボディ単体ですと5軸5段の手ぶれ補正、手ぶれ補正内蔵レンズ使用の場合はボディ内手ぶれ補正と連動して6.5段の補正効果が得られます。キットレンズは手ぶれ補正を内蔵していませんので、ボディ内手ぶれ補正のみでの検証になります。
今回はいきなりシャッター速度、1秒と2秒という少々乱暴な検証で、上の写真は手始めにと、1秒で撮影しています。撮影写真をカメラの背面液晶モニターで拡大して確認してみると、「ほう、止まるなぁ・・・」と。では2秒では?
こちらの写真は2秒で撮影しています。歩留りは若干落ちますが、これはパソコンモニター上で等倍表示し厳密に見た場合です。「これだけ写るなら・・・」と、まずまずのカットも含めれば、2秒でも充分実用になる写真が撮れます。少なくとも拙ブログの写真サイズ程度なら全く問題なし。
上の写真、正面のガラス窓周辺をオリジナル写真等倍で切り取ったものをご覧ください。
これが等倍に切り取ったものです。
如何ですか? 2秒でもこれだけ止まるのですよ。充分ではないかと思います。
こちらも2秒での撮影。
オリンパス、パナソニック両社はマイクロフォーサーズセンサー搭載カメラでボディ内手ぶれ補正の実績を上げて来ておりますが、センサーサイズが35ミリフルサイズセンサーのほぼ1/4というサイズですから、センサーシフトする際の移動距離が短くて済みます。
したがってフルサイズセンサーとマイクロフォーサーズセンサーとを単純に比較してはならないのではないかと。「シャッター速度5段分の手振れ補正」と同一にアナウンスされていても、フルサイズセンサー搭載カメラの方が技術的には大変なのではないでしょうか?
なので、フルサイズで1秒、2秒が手持ちで撮影出来るなら充分と私は思っています。尚、上位機種のS1系3機種はもう少し上の性能があるらしいです。
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手ぶれ補正が強力なのは助かっています、十五夜の月も手持ちで行けましたので、
伊丹空港千里川土手の撮影も手持ちで行けるかなぁと思案中です
投稿: roxnne6 | 2020年10月 4日 (日) 08時20分
おはようございます。
手振れ補正の効果、大きいですね。とても、参考になりました。
投稿: fujileica(pyosida) | 2020年10月 4日 (日) 09時37分
roxanne6さん、こんにちは。
いや〜・・・想像はしていましたが、思ってた通りの結果が出まして充分満足です。
伊丹空港、私もしばらくご無沙汰ですが、是非訪れてみてください。楽しい場所ですよね。
投稿: KONDOH | 2020年10月 4日 (日) 15時59分
fujileica(pyosida)さん、こんにちは。
ソニーはアナウンスされているほど手ぶれ補正は効きませんが、パナはマイクロフォーサーズで研究し続けていましたから、それが生かされているのだと思います。
投稿: KONDOH | 2020年10月 4日 (日) 16時00分