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2021年2月16日 (火)

モーツァルト/後期交響曲集

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モーツァルト/後期交響曲集(第25番〜第41番)

カール・ベーム 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

独グラモフォン 2740 110(アナログレコード 7枚組)

久しぶりにカール・ベーム指揮によるモーツァルトの後期交響曲集を聴いていました。7枚組レコードのBOXですが、一枚目最初の第25番から順に聴いて最後の第41番まで聴き終えました。

録音は第35番以降が最初に行われており、ずっと後になって全集に纏めるため第34番以前を録音していますので、第34番以前の音の方にレンジの広さを感じます。

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箱を開けるとこの解説書が入っています。輸入盤なので日本語はありません。

モーツァルトの交響曲、私はブルーノ・ワルターとカール・ベームの演奏が一番安心出来ます。聴いていて「あぁ、モーツァルトは良いなぁ・・・」と、ベートーヴェンを聴いている時とはまったく違う感動を覚えます。

私が初めてモーツァルトと出遭ったのはブルーノ・ワルター指揮、コロンビア交響楽団による第40番と第41番がカップリングされたレコードでした。クラシックの名盤案内のような特集か本でワルターの演奏を知ったのだと思います。カラヤンとベルリン・フィルによる「運命」「未完成」でクラシック入門してから間もなくでした。

さて、カール・ベームの全集盤は第1番から第24番までのBOXと、今日ご紹介の第25番から第41番までを収めたBOXの2セットが本国ドイツ・グラモフォンから発売されていました。初期の交響曲は一度聴いたらそのままになるだろう・・・と思い、第25番以降のBOXだけを購入していたのです。第25番以降なら繰り返し聴いて楽しむ事は分かっていましたので。

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レーベルです。お馴染み、ドイツ・グラモフォンの黄色いレーベルです。

カール・ベームは晩年、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と何曲か再録音していますが、若々しさを感じるのはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との方です。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と言えばカラヤンですが、カラヤンのモーツァルトは弦楽器にレガートを多用させるので、その奏法が今ひとつ私には馴染めません。

やはりモーツァルトの交響曲に関してはワルター、ベームを好みます。近年、古楽器による斬新(?)な解釈の演奏が好まれているようですが、私はオーソドックスな解釈と奏法による演奏を好みます。

そういう意味ではベームの指揮はワルターと共に最高です。ここ三年ほどでアナログレコードを大量に処分しましたが、ベームやワルターのモーツァルトは手放せません。

ESOTERICさんからこのBOXのSACDが発売されたのですが、悩んだ末に購入を見送りました。ドイツ・グラモフォンの盤質はメチャクチャ良いので、スクラッチノイズ(針音)がまったくと言って良いほど出ません。まるでCDを聴いているかのようです。盤質の良さはおそらく世界一ではないかと。当然の事ながらオリジナルテープからのカッティングですから肝心の音質も文句ありません。

それがESOTERICさんのSACD購入を見送った理由です。

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