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2021年2月18日 (木)

お気に入りのJazzレコード

5030

the happy horns of Clark Terry

SIDE 1
1. ROCKIN' IN RHYTHM
2. IN A MIST
3. RETURN TO SWAHILI
4. ELLINGTON RIDES AGAIN(medley)

SIDE 2
1. IMPULSIVE
2. DO NOTHIN' 'TILL YOU HEAR FROME ME
3. JAZZ CONVERSATIONS
4. HIGH TOWERS

Clark Terry(trumpet and fluegelhorn)
PHIL WOODS(alto saxophone and clarinet)
BEN WEBSTER(tenor saxophone)
ROGER KELLAWAY(piano)
MILT HINTON(bass)
WALTER PERKINS(drums)
録音 : 1964年3月13日

米impulse! A-64(ステレオ盤)

緊急事態宣言下、自宅に篭ると音楽ネタが多くなりますのでご容赦。

今日は私のジャズレコード・コレクションの中でお気に入りの一枚を取り上げてみます。多分、このレコードはジャズファンのレコードコレクターには不人気の一枚ではないかと想像します。

私が持っている盤はインパルスレーベルのオリジナル盤です。現在、インパルスレーベルで唯一持っている初版プレスのレコードで、以前はもう一枚「sonny rollins on impulse!」という、ソニー・ロリンズのリーダーアルバムを持っていました。ですが、数年前BLUE NOTEで聴かなくなったオリジナル盤などと共に売却しています。カメラ購入の資金繰りのため。(笑)

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レコードコレクターの間で「オレンジ」と呼ばれるインパルス初期のレーベルデザイン。「オレンジ艶あり」と「オレンジ艶なし」いう分け方がコレクターにありまして(笑)、艶なしはぱっと見、誰でも分かります。「艶あり」はコーティングされているように見えるのです。

艶ありのレコード番号はA-01からA-9101までだそうで、A-9102から艶なしになります。間もなく赤黒レーベル(先日のコルトレーン盤)に変わるわけですが、初期の番号で艶なしはセカンドプレスですね。

1962年初期から1967年初期まで発売の盤にはレーベル下部に、
”A PRODUCT OF ABC-PARAMAOUNT RECORDS, INC."と、白抜きで表記されているのが正しく、もしこの表記と違う盤はセカンドプレス以降との事。私の盤にも同じ表記があります。

ちなみにインパルスレコードが発売された1961年から1962年初期まで、
”A PRODUCT OF AM-PAR RECORDS CORP."という表記だそうです。レコード番号A-01からA-32(諸説あり)まで。ファーストかセカンドか、くだらない事にこだわりますね。聴ける音楽に変わりはないのに。(笑)

さて、肝心の演奏です。リーダーのクラーク・テリーのトランペットが絶品なのと、スイング時代から活躍しているベン・ウェブスターの渋いテナーサックスが良いのです。演奏曲も軽快で、思わずスイングしちゃいます。(^^)

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ステレオ盤なので、シュアー M44Gで聴いています。モノラル盤はモノラル専用カートリッジを使います。本当はモノラル盤が欲しいのですが、贅沢は言えません。インパルスは発売初期から他社と違いステレオ盤をメインに売っていたそうなので、モノラル盤の方が少ないようです。

名エンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーのステレオ録音は左右チャンネルに演奏者が分かれていて、中抜けのステレオ録音なのです。ビートルズ初期のステレオ録音と同じです。なので、モノラル盤で聴きたいわけで。

この盤を知ったのは十数年前、某ジャズ喫茶に入っていた時に他のお客さんがこの盤をリクエストしたようです。勿論私は知らない盤で、レコードプレーヤーの真横上に掲げられたジャケットも初めて見るものでした。

A面かB面かも分からないものの、流れて来た軽快な音楽にすっかり魅了されてしまったのです。それ以来、いつかこのレコードを入手したい・・・と思っていたものの、そのうち忘れてしまったのです。(^^;

ところが昨年、手持ちのCDを纏めて処分しに行った際、査定を待っている間に暇潰しのつもりでジャズ中古コーナーの餌箱を見ていたら、何とこのオリジナル盤に出遭ったのです。「あぁ、そう言えば昔このレコードを欲しがっていたんだ!」と、記憶が蘇りました。(笑)

プライス票に「オリジナル、オレンジ艶あり、ジャケット、盤とも良好」と印字され、CD一枚ほどのプライスが付けられていました。この盤の人気の無さがオリジナル盤にもかかわらず思いのほか安い価格になっていたのでしょう。コルトレーンのオリジナルだと万単位の価格ですから。昨年はビル・エヴァンスの未開封オリジナル盤( Verve)を入手出来たりと、ジャズに関しては幸運が二回ありました。

ジャケットも奇跡的と言って良いくらい状態が良く、インパルスは米国では珍しい見開きジャケットなのですが、見開きの中も黄ばみとか汚れはほとんどありません。発売から半世紀過ぎているのに。ジャケットを開くと中は白地に写真と解説ですが、白地はどうしても黄ばみやすいです。先日ご紹介した赤黒レーベルのコルトレーン盤は黄ばんだ染みが酷いものです。その点、今日のレコードはおそらく前ユーザーさんが大切に扱っていたのでしょう。そこは私と一緒のようです。

やはりジャズはレコードで聴きたいですね。CDでは不可能な大きなジャケットを見る楽しみもありますし。

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