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2021年2月22日 (月)

レコード(Classic)で行こう!

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ベートーヴェン/交響曲第6番「田園」

ブルーノ・ワルター 指揮 フィラデルフィア管弦楽団

米COLUMBIA ML 4010

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今日は往年の演奏家によるクラシックレコードのご紹介。近年、クラシックレコードの分野もジャズのオリジナル盤ブームにあやかってか、モノラルやステレオ初期のレコードが随分高騰しているようです。何処のお店とは申しませんが、何だかなぁ・・・と思っています。

マイナーレーベルが主流のジャズと違ってクラシックはメジャーレーベルが主流でプレス枚数も桁違いに多いのです。ですからジャズとは価値が違うと私は思っています。

今日ご紹介の盤はすべてオリジナル盤や初期盤が高騰する(ブームになる)前に中古購入しているので、どれも皆、中古ショップで1,000円前後の金額で購入しています。(^^)

ですから、結構知られている某中古輸入レコード販売サイトの売価を見るとアホらしくなります。カラヤンのレコード、販売価格を見て思わず吹き出しそうになったくらいで。70年代、80年代のレコードに万単位の価格が。人気指揮者、カラヤンのレコードはプレス枚数が他の指揮者とは比べものになりません。50年代の貴重盤ならともかく。

さて、こちらの盤はワルターが珍しくフィラデルフィア管弦楽団を指揮した「田園」です。古いモノラル録音。こういう盤は日本ではそうそう発売されないのではと。

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ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」

ブルーノ・ワルター 指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック

米COLUMBIA ML 5200

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こちらも名門、ニューヨーク・フィルを指揮した「合唱」です。

「真空管フォノイコライザー・キットを試してみた」の記事でRIAAカーブについて書いておりましたが、そのRIAAカーブが米国で制定されるまでは各レコード会社が独自のカーブを使ってレコードをプレスしていた事に触れました。

米コロンビアは独自のカーブ(LPを最初に発売したのは米コロンビア)を使っていますのでRIAAカーブのまま再生すると、低域と高域がやや強調されてしまいます。で、最近発売される単体のフォノイコライザー・アンプは米コロンビアと英デッカ「FFRR」のカーブに対応していたりします。

先日の真空管フォノイコライザーは低域、高域とも±5dB調整出来ますので、私は初めてワルターのモノラル盤(田園)をほぼ正規のイコライザーカーブで聴く事が出来ました。RIAAのまま聴いていた時とは結構印象が変わります。RIAAで聴いていた時は低域と高域が持ち上がったドンシャリ的な音でしたので。

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ハイドン/交響曲第22番、第35番

ジョナサン・スターンバーグ 指揮 ウィーン交響楽団

米HAYDN SOCIETY RECORDS HS-9114

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米ハイドン・ソサエティの会員向けレコードのようです。そもそも、そういう協会がある事すら知りませんでした、この盤を見るまでは。

500円か600円くらいで入手したはず。ハイドン初期の交響曲が聴けます。

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ワーグナー/管弦楽曲集

カール・シューリヒト 指揮 パリ音楽院管弦楽団

米LONDON LL 1074

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英デッカが米国でレコードを発売する時に使っていたロンドンレーベル(日本も同じ)です。しかし、プレスは英本国です。イコライザーカーブは前述したように独自の「FFRR」でプレスされています。レコードのレーベル上にマークが表示されていますね。マトリックスは両面とも2A。

実はこのレコードは2枚持っていまして・・・、

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もう1枚のこちらはジャケット裏、右下に「RIAA CURVE」と表記があるのです。したがってこちらはRIAAカーブが制定(1954年)されてからプレスされたレコードですね。ジャズレコード風に言いますと最初がオリジナルで、こちらはセカンドプレスになるわけです。

レーベルの色も若干違いがありまして、こちらはマルーンに近い色合いです。マトリックスは両面とも4A。

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ベートーヴェン/交響曲第2番

カール・シューリヒト 指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

英DECCA LXT 2724

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これも英デッカ盤。ジャケットはヨーロッパ盤特有とでも申しましょうか、ペラペラの薄いジャケットです。

飄々としたような解釈のベートーヴェンが聴ける、シューリヒトの名盤。

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ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」

カール・シューリヒト 指揮 パリ音楽院管弦楽団

仏Pâté Marconi FALP 30224

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多分、これもオリジナル盤ではないかと思います。シューリヒトがパリ音楽院管弦楽団を指揮してベートーヴェン交響曲全集をモノラル時代に録音しています。

唯一、第9番だけはステレオ録音されているようで、嘗て東芝EMIからステレオ盤が発売された事があります。TOWER RECORDSから発売されたSACDでもモノラルとステレオ、双方が収録されています。

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メンデルスゾーン/管弦楽曲集

カール・シューリヒト 指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

米LONDON LL 1048

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シューリヒトがメンデルスゾーンの管弦楽曲(フィンガルの洞窟、他)を指揮したレコード。

一時、シューリヒトに嵌ってあれこれ買い集めたものでした。プライベート盤(海賊盤)も含め。現在は大分整理しちゃいましたが。

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シューベルト/弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」

ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団

米Westminster XWN 18478

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米ウエストミンスターはクラシックでは珍しいマイナーレーベルですね。オーナーがメジャーに音源をすべて売却してからは悲惨な事になりました。

権利を買い取った会社がこれまた転々とし、オリジナル・マスターテープがその間に紛失したりと、残念な事が生じています。或る意味、悲劇のレーベルと言えるでしょう。

以上、今日は往年のモノラルレコードをご紹介させて頂きました。

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