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2021年3月29日 (月)

ハスキルのモーツァルト

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5198

モーツァルト
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466

クララ・ハスキル(ピアノ)
パウル・ザッヒャー 指揮(K.488)
ベルンハルト・パウムガルトナー 指揮(K.466)
ウィーン交響楽団

米EPIC LC 3163

ルーマニア生まれのピアニスト、
クララ・ハスキル(1895.1.7 - 1960.12.7)が弾くモーツァルトが大好きで、主に蘭PHILIPSに残された録音で楽しんでいます。勿論現役当時の事を知る由もなく、レコードなりCDで楽しんで来ている範疇でありますが。

活躍された年代から残された録音はモノラルが多いのですが、↑ このレコードもモノラル録音です。しかし、どの録音も聴きづらい事は全くなく、ハスキルの音楽を享受する事に何の問題もありません。

人気がないからなのか、僅か700円で購入した中古レコードですが、演奏は繰り返し聴いているほど気に入っている名盤です。レーベルに溝がありますから、相当昔のプレスだという事が分かります。

5199

CLARA HASKIL・MOZART

クララ・ハスキル(ピアノ)

蘭PHILIPS 6768 366(7LP BOX)

5200

LP 1
ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調「ジュノム」 K.271
ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K.386

パウル・ザッヒャー 指揮(K.271)
ベルンハルト・パウムガルトナー 指揮(K.386)
ウィーン交響楽団

LP 2
ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
ピアノ・ソナタ 第2番 ヘ長調 K.280
キラキラ星の主題による変奏曲 K.265

ルドルフ・バウムガルトナー 指揮(K.415)
ルツェルン祝祭管弦楽団

LP 3
ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調「戴冠式」K.459
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595

フェレンツ・フリッチャイ 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(K.459)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団(K.595)

LP 4
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 K.573

パウル・ザッヒャー 指揮(K.488)
ウィーン交響楽団

LP 5
ヴァイオリン・ソナタ 第34番 変ロ長調 K.378
ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304
ヴァイオリン・ソナタ 第32番 ヘ長調 K.376
ヴァイオリン・ソナタ 第18番 ト長調 K.301

LP 6
ヴァイオリン・ソナタ 第40番 変ロ長調 K.454
ヴァイオリン・ソナタ 第42番 イ長調 K.526

アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)

LP 7
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491

イゴール・マルケヴィッチ 指揮
コンセール・ラムルー管弦楽団

以上、ピアノはクララ・ハスキル。

この7枚組のBOX、石丸電気さんで購入したのですから勿論中古ではありません。クラシック音楽ファンはパチパチといったスクラッチノイズとは全く無縁の新しいメディア、CDに移行している人がほとんどでしたから、レコードの需要がガタ落ちの頃の購入です。

思えば私が初めて購入したハスキルのレコードはこのBOXの7枚目に封入されている、ピアノ協奏曲第20番、第24番をカップリングしたハスキル生涯最後(亡くなる一ヶ月前)の録音でした。多分、何かの名盤特集のような記事で見て、そのPHILIPSの国内盤を求めたのだと思います。

素晴らしい演奏にすっかりハスキルのファンになってしまったわけです。ウェストミンスターレーベルを含め、それ以来ハスキルのレコードをぼちぼちと購入していたのですが、或る時、石丸電気さんの輸入盤フロアでこのBOXを見つけ、価格の安さもあってニコニコしながら購入。(^^)

お気に入りのヴァイオリニスト、グリュミオーとのヴァイオリン・ソナタも私にとっては掛け替えのない演奏、録音でして、この二人の演奏を凌ぐ演奏、録音を聴いた事がありません。K.378のソナタ、特にお気に入りでして、もう何度も繰り返し聴いています。

レパートリーはあまり重ならないので例として適切かどうか分かりませんが、ピアノのタッチ、打鍵はアルゲリッチとハスキルは対照的ですね。男性ピアニスト顔負けのアルゲリッチの力強いタッチと違い、ハスキルは弱いというより実に繊細で、正に女性的な美しいモーツァルトを聴く事が出来るのです。

自分にとって、ハスキルと言えばモーツァルトなのです。という事で、今日はお気に入りのレコードをご紹介させて頂きました。

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