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2021年4月25日 (日)

フルトヴェングラー新リマスタリングを聴いてみた

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ベートーヴェン/交響曲第1番、第3番「英雄」

LP 1
SIDE A 交響曲第1番〜第1楽章、第2楽章、第3楽章
SIDE B 交響曲第1番〜第4楽章/交響曲第3番「英雄」〜第1楽章

LP 2
SIDE A 交響曲第3番「英雄」〜第2楽章
SIDE B 交響曲第3番「英雄」〜第3楽章、第4楽章

ウィルヘルム・フルトヴェングラー 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 1952年11月、ウィーン楽友協会

2021年、新リマスター音源を使用(4月16日発売)

Warner Classics 190295102029(2枚組 180g復刻重量盤)

往年の名指揮者、フルトヴェングラーの旧EMI録音が、ワーナークラシックスから2021年新リマスター音源によるアナログレコードが先行発売されたので購入してみました。曲目はベートーヴェンの交響曲第1番と第3番「英雄」で、180g重量盤による2枚組です。両曲ともたっぷり余裕を持ったカッティングがなされています。

本年秋、「新フルトヴェングラー全集」として発売予定(多分CD)だそうですが、前回のリマスターは2010 - 2011年にアビーロード・スタジオで英EMIの手によって96kHz/24bitというフォーマットでデジタルリマスターされています。BOXで過去に発売済み。

今回はワーナークラシックスにより192kHz/24bitという、前回より高ビットによるリマスターですので、興味を持って新リマスターを聴いてみたくなったのです。先行発売のアナログレコードが新リマスターの初公開という事になります。

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ベートーヴェン/交響曲全集

東芝EMI WF-47001〜7(7枚組 アナログレコード)

で、すでに手元にある音源と聴き比べをしてみました。嘗て東芝EMIから発売されたベートーヴェンの交響曲全集のセットから第1番と第3番を取り出して聴いています。

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2010 - 2011年、リマスター音源

英EMI 50999 9 07878 2 9(21枚組 CD)

もうひとつはCDで、英EMIが自社の音源をワーナークラシックスに手放す直前に自社でデジタルリマスターし、発売したセットものの中から該当のCDを聴きました。

それぞれ全楽章聴いて比べたわけではなく、第1番は第4楽章を少し、「英雄」は第1楽章の冒頭から提示部迄です。聴き比べをした後、ワーナークラシックス盤は二曲とも全楽章を聴きました。

結果から申しますと、東芝EMIのレコードは高域、低域ともそこそこで録音の古い音源に多い刺激的な、言い換えれば歪み感の少ない聴きやすい音です。

CDは東芝EMI盤の上下を若干強調した音に聴こえます。ただ、これは使用しているCDプレーヤーとも関係しますので、あくまでも参考程度という事でご理解ください。

結果、今回先行発売された新リマスター音源を使ったレコードが一番良かったです。同じレコードの東芝EMI盤より少し音に厚みがあって、レンジも上下に若干伸びています。と言って歪み感は増していません。秋に「新フルトヴェングラー全集」として発売される際は当然CDだと思いますので、レコードの印象とはまた変わるかもしれませんが。

これはレコードとCDとでは聴く手段が違いますので、同じ音源を使用しても聴いた印象が変わるのは当然だからです。カートリッジによっても変わりますし。更には聴き手の好みも関係しますし。厳密なる聴き比べはCD同士、レコード同士でないと・・・。

チョン・キョンファの「コン・アモーレ」というアルバムを以前「私の愛聴盤」でご紹介した事がありますが、当時はCDでしか聴いていませんでした。デジタル録音なので、CDで聴くのは当たり前ですね。

その後、大分経ってから180g復刻重量盤のレコードをうっかり購入しちゃいました。うっかりと言ったのはデジタル録音という事を忘れていたのです。基本、デジタル録音はレコードではなくCDで聴けば良いと思っているからです。

通販で届いたレコードジャケットを見て、「あ、そうだデジタル録音だった!」と、自分の馬鹿さ加減に呆れながらもターンテーブルに載せて聴いてみたら、「何々・・・CDよりこのレコードの方が全然良いじゃん!」と、一時は買ってしまったうっかりミスを悔やんだものの、両面聴き終えた時には「買って良かった!」と、今も思っています。(笑)

ですから、このフルトヴェングラーの音源も果たしてCDだとどの程度印象が変わるのか、今は分かりません。もっとも秋に発売予定のCDを購入するかどうかも分かりません。自分は英EMIのBOXを持っていますので、充分なような気も。

ただ、デジタルリマスタリングに使う機器は10年の間に進歩しているはずなので、ある程度の期待は持って良いように思います。アナログテープの劣化との相殺加減も多少考慮されますが。

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コメント

アナログ全開だ!!!最近ケンリックのYouTubeの音を聴き、もう少し我が家の音を磨かないといけないと思っています。D/Aコンバーターのグレードアップ、スピーカーのチューニングもしくは新しいものを導入する、悩むのはタダなので絶賛お悩み中です^^;

ROCKSさん、こんばんは。
アナログは良いですね! (^^)
ケンリック、私もYouTubeで何度か見ています(聴いています)。
JBLの改造、凝ってますね・・・価格も高いですが。
悩むのも楽しいですね。(^^)

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