SACDを楽しむ(13)
BALLADS
ジョン・コルトレーン
録音 : 1961年、1962年
ESOTERIC ESSI-90133
少し前に発売されたESOTERICさんの米インパルスレーベルの人気盤を6枚集めたSACD BOXです。今日はその中の5枚をご紹介します。もう1枚「ジョン・コルトレーン・アンド・ジョニー・ハートマン」もこのBOXに入っているのですが、以前別件で取り上げていますので、今日はカットしました。
コルトレーンの「バラード」はジャズファンにはお馴染みの録音で、知らない方はいらっしゃらないかと。インパルスのコルトレーンは取っ付きづらいアルバムが結構あるのですが、これは別。やはりコルトレーンのバラードは格別です。
ON IMPULSE!
ソニー・ロリンズ
録音 : 1965年
ESOTERIC ESSI-90134
嘗てオリジナル盤を持っていたのですが、大分前に売却しています。なので、オリジナル盤と音を聴き比べられないのですが、これだけを聴いている分には不満はありません。朗々と吹きまくるロリンズを味わえる事に変わりはないですね。
OUT OF THE AFTERNOON
ロイ・ヘインズ
録音 : 1962年
ESOTERIC ESSI-90135
ドラムのロイ・ヘインズにとっての代表盤。しかし、私は一度もレコード、CDを購入した事がないので、自宅で聴くのは初めて。ジャズ喫茶で聴いた事は勿論ありますけど。ロイ・ヘインズのリーダーアルバムとは言っても、本人は少々控えめのリーダー作ですね。
THE BLUES AND THE ABSTRACT TRUTH
オリバー・ネルソン
録音 : 1961年
ESOTERIC ESSI-90136
こちらも有名ですが、私はこのSACDで聴くのが初めてでした。もしかしたら、ジャズ喫茶で一度くらい聴いた事があるかもしれませんが、まったく記憶にありません。
つくづくジャズも自分は狭い範囲しか聴いていない事を実感。
AND THE KANSAS CITY 7
カウント・ベイシー
録音 : 1962年
ESOTERIC ESSI-90137
このアルバムはもう・・・私の愛聴盤です。レコード、CDと、ずっと以前から聴いて来ています。ESOTERIC盤のリマスタリングもなかなか良いと思います。
ESOTERICさんのシリーズ、やはりデジタル録音の音源よりアナログ録音の音源を使って今後も続けて頂きたいと個人的には思っています。勿論クラシックの分野ですが。
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