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2021年4月13日 (火)

ケネス・ウィルキンソンの名録音

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チャイコフスキー/バレエ音楽「白鳥の湖」ハイライト

アナトール・フィストゥラーリ 指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

録音 : 1961年2月、コンセルトヘボウ

米LONDON CS6218(ED4相当 オリジナルはED1)

ケネス・ウィルキンソンの名録音として有名なディスクです。オリジナルの英DECCA盤の中古市場価格は結構高い金額になるようですが、私が持っているのは米LONDONレーベル盤(プレスは英DECCA)、おまけに再発盤なので実にお安い価格でした。

英DECCA盤レーベルは1970年からスモールデッカ(ED4)に変わっているそうですが、私が入手した米LONDONレーベルもスモールロンドンなので、恐らく1970年代初期のプレス(再発)だと思われます。

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ところが、ジャケット裏はステレオ初期のブルーバックなのです。どこかで中身のレコードだけ入れ替えられたか、それとも英DECCAに初期の頃のジャケットが沢山残っていたので、1970年頃のプレスでもジャケットだけは初期のものが使われたか? 摩訶不思議、分かりません。

ジャケットデザインは英DECCA盤とは違い、米LONDONオリジナルのジャケットデザインです。中古ショップの餌箱でこのレコードを見た時、直ぐには有名なフィストゥラーリ盤だという事には気が付きませんでした。英DECCA盤と同じジャケットなら「あっ!」と、直ぐに分かりますが。

ちなみに私が中古ショップに行く時は、ほとんど手持ちのCD(若しくはレコード)を処分しに行く時です。査定を待っている間に中古レコードの餌箱を暇つぶしに見ているわけです。ですから、このフィストゥラーリ盤もそういう時に出遭ったレコードなのです。

最初見た時、「白鳥の湖かぁ・・・今更・・・あれ!?」と、少し間を置いてアムステルダム・コンセルトヘボウを振ったフィストゥラーリ盤という事に気が付いた次第。「米LONDON盤だから、こんなに安いのかなぁ? でも、裏は初期のブルーバックによる印刷だよ?」と不思議がりながらも購入を決めたのです。

検盤させてもらったら、上記写真のようにスモールロンドンです。だから安いのか・・・と、納得。(笑)

マトリックス番号は「4W/4W」ですから、思ったよりもスタンパーの枚数は重ねていないですね。私には充分。今迄この録音は一度も聴いた事がありません、実は。

しかし、以前発売されたESOTERIC盤のSACDが中古市場で大変高い金額で取引されている事は知っています。TOWER RECORDSさんからもSACDが発売されましたし。何より、英DECCAによるアムステルダム・コンセルトヘボウの録音が珍しいです。

で、自宅で初めてこのレコードを再生した時の事、それはもう・・・驚きました。何に驚いたか?

録音・・・言い換えれば「音」に驚かされたのです。演奏そのものより、音の凄さに感動しました。前述したように英DECCAの名エンジニアとして名高いケネス・ウィルキンソンが録音を担当しているのですが、「凄い音」ですね!

拙宅の再生装置が一段グレードアップしたような・・・本当にそういう思いをさせてくれる音なのです。レコードを聴いている最中、「もしかして、初版プレスはもっと凄いのかなぁ?」と、そんな事まで思ってしまうほどなのです。いや・・・本当に素晴らしい音です!

で、肝心のフィストゥラーリが指揮した音楽の方です。「白鳥の湖」は演奏会用組曲版になりますが、私はカラヤンの新旧録音で楽しんでいるせいか、ところどころカラヤンのテンポとは大分違う曲もあり、一部速いテンポに戸惑うところもありました。「四羽の白鳥の踊り」なんて速い事、速い事。疾風の如く白鳥は去って行きました。(笑)

有名なフィストゥラーリ盤、演奏そのものより音の素晴らしさに感動・・・というのが正直な感想になりましょうか。(^^;

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