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2021年5月 3日 (月)

お気に入りのカラヤン盤

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シベリウス
交響曲第4番 イ短調
交響詩「トゥオネラの白鳥」

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 1965年2月、5月、9月

独Grammophon 138 974 SLPM(初期盤)

今日はカラヤンの私的お気に入り盤の一部をご紹介。膨大な量の録音を残したカラヤンですが、一般的にはあまり採りあげられる機会のないレコードを選んでみました。

シベリウス(1865.12.8 - 1957.9.20)の交響曲をドイツ・グラモフォンと英EMIに録音していますが、何故か第3番だけ録音していないので、シベリウスの交響曲全集は完成していません。

時間はたっぷりあったにも関わらずドイツ・グラモフォン、英EMI、どちらにも録音しておりませんので、もしかしたらカラヤン自身が第3番だけ評価していなかったのかもしれません。これはあくまでも私の憶測ですが。

シベリウスは晩年、若きカラヤンが指揮した第4番をコンサートで聴き、英EMIのプロデューサー、ウォルター・レッグ宛に「カラヤンが指揮した第4番に深い感銘を受けた」と手紙を送っていたそうで、カラヤンのシベリウスは作曲家も認める演奏解釈だったのですね。

私のお気に入りはグラモフォン盤の第4番です。このジャケットもとても素敵だと思います。演奏、ジャケット共お気に入りの一枚であります。第一楽章冒頭、深々しい低弦の音色が北欧の厳しい寒さを彷彿とさせてくれます。北欧に行った事はありませんが。(^^;

日常、シベリウスの交響曲は頻繁に楽しんでいるとは言えませんが、この1965年にドイツ・グラモフォンに録音した第4番は特に気に入っております。

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ラヴェル
ラ・ヴァルス
スペイン狂詩曲
道化師の朝の歌
クープランの墓

パリ管弦楽団

録音 : 1971年6月

独EMI C 065-02214(独EMI 初出盤)

カラヤンはジャケットに自分の写真が使われる事をあまり好んではいなかったようですが、レコード会社としてはカラヤンのポートレートを大々的に使って音楽ファンにアピールしたかったでしょう。

パリ管弦楽団と録音したラヴェルのレコード、英EMIと東芝EMIのジャケットは確か水平線に沈む夕陽の写真だったと思いますが、この眼光鋭いカラヤンのポートレートを使ったジャケットは独EMIと仏EMIだけのようで、私はこのジャケットがお気に入りです。

ラヴェルは曲によっては退屈してしまう自分ですが、このカラヤン盤は両面共素晴らしい演奏で、シベリウス共々手放せないレコードであります。

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モーツァルト
交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
交響曲第39番 変ホ長調 K.543

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 1970年

英EMI ASD 3016(オリジナル盤)

以前、1970年に英EMIへ録音したモーツァルトの後期交響曲集は自分の好みではなかったのですが、どういうわけか最近このレコードを取り出して聴いてみたら、結構気に入ってしまったのです。(^^;

年齢を重ね、好みが少しずつ変化しているのでしょうか? そういう事はこのレコードだけでなく、他にもあります(カラヤンに限らず)。まぁ、それが普通ですね!

カラヤンはモーツァルトにしてはやや大きめの編成で演奏していますので、「ハフナー」はなかなか豪華な曲に聴こえます。

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ブラームス/交響曲第4番 ホ短調

フィルハーモニア管弦楽団

録音 : 1955年5月26、27日

英COLUMBIA 33CX 1362(オリジナル盤)

カラヤン壮年期のブラームスで、とても素直な演奏解釈という感じです。

カラヤンが指揮したブラームスを私は好んでおりまして、ウィーン・フィルとの英DECCA盤、ベルリン・フィルの終身音楽監督になってからのドイツ・グラモフォン盤と、年代によって多少の違いはあれど、楽しんで来ています。

その中でもこの英COLUMBIA盤は曲そのものを楽しめるような気がします。この時代に録音したベートーヴェンの交響曲全集もブラームスと同一線上の解釈ですね。

という事で、今日は4枚ご紹介させて頂きました。

ちなみにどれも中古での購入ですが、いつも申しているようにカラヤンのオリジナル盤は珍しくも何ともないので、どれも千円以下での購入です。この記事を目にされた方、くれぐれもボッタクリ価格のレコードには間違っても手を出さないように。

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