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2021年5月 2日 (日)

SACDを楽しむ(15)

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レハール/喜歌劇「メリー・ウィドウ」

ハンナ(裕福な未亡人): エリザベート・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ダニロ(伯爵でハンナの元恋人) : エバーハルト・ヴェヒター(バリトン)
カミーユ : ニコライ・ゲッダ(テノール)
ヴァランシエンヌ(ミルコの妻) : ハニー・シュテフェック(ソプラノ)
ミルコ : ヨーゼフ・クナップ(バリトン)
カスカーダ : クルト・エクィルツ(テノール)

ロヴロ・フォン・マタチッチ 指揮
フィルハーモニア管弦楽団、合唱団

録音 : 1962年7月、ロンドン・キングズウェイ・ホール

TOWER RECORDS(英EMI) TDSA-190(4月28日発売)

発売日にTOWER RECORDSさんから届いたレハールのウィンナ・オペレッタをご紹介します。

オペレッタとは、イタリア語で「小さいオペラ」という意味になるそうですが、日本では「喜歌劇」と表記しています。小さかろうが大きかろうがオペラとは言ってもオペレッタは基本喜劇なので、日本語の「喜歌劇」とは上手く言ったものですね。

セリフと歌でストーリーは進みますので、後年のアメリカン・ミュージカルのようなものと思って頂ければ良いと思います。「メリー・ウィドウ」はレハール(1870.4.30 - 1948.10.24)の代表作と申して良いと思います。「メリー・ウィドウ」とは日本語に訳すと「陽気な未亡人」という意味です。

嘗ては恋仲だったハンナとダニロですが、貴族社会では良くある身分違いのために二人は結ばれなかったのです。その後、ハンナは大金持ちと結婚したのですが、何と僅か八日でご主人が亡くなり、巨万の富を得てしまったのです。ハンナが得た財産を狙っていると思われるのが嫌でダニロはハンナから距離を置くのですが・・・。

この「メリー・ウィドウ」を指揮しているユーゴスラビア(現クロアチア)出身の指揮者ロヴロ・フォン・マタチッチ、日本ではブルックナー指揮者として名が通っており、マタチッチの喜歌劇? と、ブルックナーファンからは訝しがられるかもしれませんね。

調べてみると、マタチッチはウィーンで音楽を学び、歌劇場で鍛え上げて来た指揮者なのです、実は。晩年、NHK交響楽団の名誉指揮者となり、日本でもお馴染みの指揮者ですね。拙宅にもNHK交響楽団を指揮したライヴ盤が有ります。

で、この「メリーウィドウ」、演奏時間79分があっという間で、本当に楽しく聴く事が出来ました。元々LP時代から有名な録音でしたが、新規にオリジナル・マスターテープからデジタルリマスタリング(192kHz/24bit)が行われています。その名盤が800セットという限定(シリアルナンバー付き)ですが、復刻されました。

 オペレッタと言えばヨハン・シュトラウスの作品が有名ですが、レハールの「メリー・ウィドウ」もステージで演奏される機会の多い作品です。第二幕でハンナが歌う「ヴィリアの歌」は特に有名で、オペラアリアのコンサートなどでも良く歌われます。

「メリー・ウィドウ」はカラヤン盤も名演として音楽雑誌の「名曲名盤」を特集した記事で紹介されますが、マタチッチ盤も良い演奏ですよ。録音が英EMIとは思えないくらい鮮鋭で、英DECCA録音と言っても信じてしまいそうです。そのくらい良い音で収録されています。

久々にレハールのオペレッタを楽しみました。(^^)

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