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久々の羽田空港第1ターミナル。
搭乗前、ここでの〜んびり・・・というわけではありません。(^^;
ジャイアンツショップ。
最近、プロ野球を見ていないので、偶に見るとジャイアンツの選手は知らない人ばかり。昔は熱烈なるジャイアンツファンだったのですよ。こちらを夢中にさせてくれる選手が皆無になってからは自然とプロ野球から離れてしまいました。
時節ですねぇ・・・。
22日、第2ターミナル(2)の記事で「北海道ウェルカムパーク」という小さな催し物のスナップ写真を掲載しましたが、あの写真はこちらで撮影したものです。第1ターミナルでのスナップを第2ターミナルの記事で誤って掲載してしまいました。お詫び致します。
保安検査場入り口。
第1ターミナルの展望デッキは撮影しにくいです。正面は第3ターミナル(国際線)です。
エアバス A350-900(JA09XJ)が定位置に駐機していました。これは9号機ですから、しばらくご無沙汰している間にA350も増えて来ました。
オリンピック、開会式は見ていません。競技を見れば良いので・・・。しかし、関心のある競技はせいぜいバレーボールと卓球、野球、ソフトボールくらいです。あとはマラソンかな。
昨晩の卓球混合ダブルス決勝、ハラハラしながら見ていました。金メダル、おめでとうございます!
拙ブログ5年ぶりの登場、クマゲラの子育てです。
日本最大のキツツキであるクマゲラは天然記念物に指定されているものの、森林伐採などの影響で個体数が激減しており、絶滅危惧II類に指定されています。
日本では北海道と青森県の一部でしか見られません。
尚、今日の写真は私が撮影したものではなく、お友だちが撮影しています。
巣穴から顔を出して、親鳥に食事の催促。(^^)
巣立ち目前で、もう大分大きくなっていますね。
良い瞬間を撮影!(^^)
親鳥、後頭部のみ赤いので、こちらはお母さんですね。
微笑ましい様子。
雛たち、皆無事で成鳥になってもらいたいものです。
- 旭川ヒグマ騒動 -
札幌の街中でヒグマが餌を求めて徘徊し、そのヒグマが出遭った市民を襲って大怪我を負わせていた事がこちらでもニュースになっていましたので、ご存知の方も多いと思います。数日後に猟友会によって射殺されましたが。
以前、お友だちに札幌は時々ヒグマが街中に出て来る事がありますけど、旭川でそういう事はないんですか? と、尋ねた事があるのですが、旭川でヒグマが住宅街に出没するのは極めて珍しいようです。ニュース映像で市民の方が40年以上旭川に住んでいるけど、こんな事初めてだと、インタビューに答えていました。旭川市のホームページでは毎日のように「ヒグマ出没情報」が更新されています。
私も数え切れないほど訪れている旭川市内の公園や林、美瑛川、忠別川、石狩川などの遊歩道も立ち入り禁止です。旭川駅裏の忠別川遊歩道でヒグマが目撃されたり、糞が見つかっています。旭川でも市内から少し外れた嵐山ではヒグマの目撃情報によって立ち入り禁止になる事はあったようです。しかし、街中の公園や遊歩道で・・・。
滝上町ではとうとうヒグマに襲われて死亡者が出てしまいました。首都圏からの女性のようです(旭川でレンタカーを借りています)。嘗て、お友だちと一緒に訪れた事がある浮島湿原に向かう途中の林道で襲われたようです。私たちは上川町側から入山したのですが、ここは入山する際、入り口(無人)に置いてあるノート(入山者名簿)に名前を書く義務があります。ヒグマが出没するところですから、下山したら自分の名前にチェックを入れるのです。
浮島湿原の記事はこちらに。
滝上町は旭川と紋別の中間に位置するところで現場は街中ではないですが、札幌のヒグマ騒動は対岸の火事ではなかったのです。札幌はヒグマが生息している藻岩山(5年前登りました)などの山と街が繋がっていますので、ヒグマが餌を求めて下りて来るのは分かるのですが、まさか旭川で・・・と驚いています。
お友だち曰く、今冬は大雪に寒さも厳しかったので餌が十分捕れなかったのか、フクロウやハヤブサの雛が全滅状態だったとの事。したがって、遠くのお山からヒグマも餌を求めてやって来てしまったのかもしれません。地球環境の変化は動物たちにも及んでいるのだと思います。
ベートーヴェン/交響曲第5番 ハ短調「運命」
テオドール・クルレンツィス 指揮
ムジカエテルナ
録音 : 2018年、ウィーン・コンツェルトハウス
配信レート : 96kHz/24bit
ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調
テオドール・クルレンツィス 指揮
ムジカエテルナ
録音 : 2018年、ウィーン・コンツェルトハウス
配信レート : 96kHz/24bit
最近、一部のクラシック音楽ファンから絶賛されている指揮者、テオドール・クルレンツィスを音楽ストリーミングサービスを利用して聴いてみました。
調べてみるとギリシャのアテネ出身(1972年生まれ)で、音楽はロシアで学んだようです。自身が創設したアンサンブル(基本、古楽器編成)、ムジカエテルナを指揮した録音(悲愴交響曲)が音楽之友社主催の日本レコードアカデミー大賞を受賞しています。
以前から申しているように、私は基本的に古楽器による演奏でモーツァルトやベートーヴェンを聴く事を好みません。ですからクルレンツィスのCDを購入してまで聴きたいとは思っておりませんでした。しかし、Amazon Music HDからハイレゾ音源がストリーミングされておりましたので、それならという事で聴いてみたわけです。
あくまで個人的感想ですが、古楽器演奏によるベートーヴェンはまぁこんなものだろうという想像通りの演奏でした。不可思議なテンポ設定、更には異常なまで・・・と言いたいくらいの極端な強弱。アナログレコードと違ってS/N比の良いCDを意識したダイナミクス設定なのだろうか? と、思ったくらいで、思わず吹き出してしまったところもあるほどの極端さです。
しかし、一部で絶賛されているという事は、こうした古楽器編成の極端な解釈による演奏を好まれる方が近年は多くなっているのだと思います。私はまったくダメで、聴いていてアホらしくなって来ました。一応、二曲とも全曲聴きましたが。
音楽評論家の故宇野功芳氏が音楽誌に書いていた「古楽器奏者のやりたい放題には本当に腹が立つ」というご意見は、クルレンツィスのような演奏に対しておっしゃっていたのかもしれません。同じ古楽器演奏でもフランス・ブリュッヘンはクルレンツィスとは全然違いますね。
チャイコフスキー/交響曲第6番 ロ短調「悲愴」
テオドール・クルレンツィス 指揮
ムジカエテルナ
録音 : 2015年2月、ベルリン
配信レート : 96kHz/24bit
さて、日本レコードアカデミー大賞を受賞したチャイコフスキーの「悲愴」ですが、さすがにロマン派の音楽は古楽器ではなく、モダン楽器を使用しているようです。録音を聴いている限りでは編成もそれなりに大きくしていますね。
ロシアで音楽を学んだからか、名盤の誉高いムラヴィンスキーの独グラモフォン盤を思い起こさせられ、チャイコフスキーの解釈としてはムラヴィンスキーの延長上にある演奏という感じを持ちました。
しかし、ダイナミクスの設定に関してはベートーヴェンと一緒で、ピアニッシモの後、「来るぞ・・・来るぞ・・・」と思っていると想定通りオケの大爆発が来ます。(笑)
ちなみに私、チャイコフスキーはロマンティックな解釈を好んでおりますので、ムラヴィンスキーの演奏はそれほど好きではありません。なので、クルレンツィスの「悲愴」をもう一度聴きたいとは思いません。もちろんベートーヴェンもですが。
今をときめくクルレンツィスですが、私とは水と油でした。
ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲
トリスタン : ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール)
イゾルデ : ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
国王マルケ : ハンス・ホッター(バス・バリトン)
ブランゲーネ : ヘルタ・テッパー(アルト)
クルヴェナル : フランス・アンダーソン(バス)
メロート : セバスチャン・ファイアジンガー(テノール)
舵手 : ゲルト・ニーンシュテット(バス)
ピエール・ブーレーズ 指揮
NHK交響楽団
大阪国際フェスティバル合唱団
演出、装置、衣装 : ヴィーラント・ワーグナー
録音 : 1967年4月10日、大阪フェスティバルホール
大阪国際フェスティバルに於けるバイロイト引越し公演
キングインターナショナル KKC2188/90(CD)
随分前に雑誌「レコード芸術」の記事で読んだ事があるのですが、大阪フェスティバルホールでバイロイトの引越し公演が行われた事があったそうで、もしテレビ中継が行われていたのならその映像を見たいものだと思っていました。
つい最近、そのライヴ録音がCDとして発売されましたので、即刻購入しました。当時、ワーグナー歌手として名を馳せていた三名が歌っています。
ヴィントガッセンがトリスタンを、そしてニルソンがイゾルデを歌い、ホッターが国王マルケを歌っているという、当時日本では夢のような公演だったのではないでしょうか?
演出はワーグナーの孫であるヴィーラントによるものであり、まさにバイロイト引越し公演ですね。生で観た(聴いた)方たちはとても貴重な体験をされたと、羨ましく思います。仮に、今また引越し公演が予定されたとした場合、聴きに行くかと問われたら、行きませんと答えるでしょう。
何故か? それは今のバイロイト音楽祭のレベルに魅力を感じないからです。毎年、一演目くらいがNHK-BSで放送されるので必ず録画して見ているのですが、近年の歌手のレベル低下と指揮者に不満を持ってしまいます。演出も破茶滅茶なものがあったりと、残念ながらバイロイトの全体的レベルが下がっているように思われます。
残されたライヴ録音を聴く限りでは、1950年代から1970年代くらいまでがピークで、以後は徐々にレベルが下がって来ていますね。一番の大きな原因は指揮者にあるように思います。重厚長大なワーグナーの音楽をまともに振れる指揮者がいないです。
今日ご紹介の引越し公演ではピエール・ブーレーズが指揮をしています。後年、演出(パトリス・シェロー)が物議を醸した「指輪」も指揮していますが、なかなか興味深いワーグナーです。
何より、主役三人をヴィントガッセン、ニルソン、ホッターで聴く事が出来るのですから、NHKによる録音が正規ルートを通って発売された事に、大きな拍手を送りたいと思います。ニルソンの歌唱の素晴らしさ! ホッターの滋味深いマルケ王にヴィントガッセンのトリスタン。もう最高です。
大阪フェスティバルホールをバイロイトのように造り替えて公演が行われたそうで、ワーグナーの孫に当たるヴィーラントの抽象的な演出も話題になっていたそうな。引越し公演ですから当時バイロイト音楽祭で行われていた演出を舞台装置含め復元しているわけで、是非映像を見たいものです。
大阪フェスティバルホールでは朝比奈先生のコンサートを何度か聴いているのですが、あそこでバイロイト引越し公演が行われたのか・・・と、感慨深いものがあります。
「トリスタンとイゾルデ」と言えば2007年12月、ミラノ・スカラ座で行われた公演(パトリス・シェロー演出、指揮はバレンボイム)が数年前にNHK-BSで放送されたのですが、イゾルデを歌ったワルトラウト・マイアさんが素晴らしかったです。容姿もお綺麗ですが、演技もまた見事でした。
新宿ニコンで今月末に発売されるミラーレスカメラ、Z fcを弄って来ました。
持った瞬間「軽!」でした。富士フイルムのX-T30、X-E4などを持った感じと一緒で、何かカメラを手にしているような感触ではなかったです。
カタログが置いてあったので中を見てみると、如何にもカメラ女子にターゲットを絞ったような作りでした。ですから「重さ」には相当拘ったのではないでしょうか。
価格コムやYouTubeで人気を呼んでいる28mm単焦点レンズですが、やはりマウントはプラでした。Dfのレンズキットだった50mmは金属マウントですが、こちらは販売のターゲットがカメラ女子という事から少しでも軽くしたかったのでしょう。
ちなみに以前ご紹介した愛機の1台、OLYMPUS PEN E-PL9のレンズキットは何と金属マウントなのですよ。購入当時、普通にプラマウントだろうという事で店頭で手にした時もレンズを外して確認はしませんでした。
ところが、自宅で元箱を開け、レンズを袋から出してビックリしました。安価なレンズキットが金属マウントだったのですから。
まぁ、プラマウントでもそれなりに耐久性はあるとは思いますが、そもそもZ fcの販売ターゲットであるカメラ女子の方々はレンズキットを購入してお終い、という方が多分ほとんどではないかと。
カラバリのモックアップも展示されていました。
何とも華やかですね。(^^)
ピンク色、奥様や彼女にプレゼントというのは如何でしょうか?
ところでEVFはさすがにニコンさん、見やすかったです。水準器の表示も中心に小さく表示されます。シャッター音は人それぞれ好みがあると思いますので、これは実際に手にしてご確認頂きたいと思います。
さて、早くもニコンさんから供給不足のアナウンスがありましたけど、私は予約を入れておりません。現状、見送りです。理由は単にお金がないからですが。(^^;;;
ベートーヴェン
交響曲全集
「エグモント」序曲
序曲「コリオラン」
リン・ドーソン(ソプラノ)
ヤート・ファン・ネス(アルト)
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
アイケ・ヴィルム・シュルテ(バス)
フランス・ブリュッヘン 指揮
18世紀オーケストラ(古楽器による)
リスボン・グルベンキアン合唱団
録音 : 1984年〜1992年
ESOTERIC(旧 蘭PHILIPS) ESSD-90233/37
古楽器による演奏をあまり好まない私ですが、初めてベートーヴェンの交響曲を古楽器による演奏で聴いてみました。
古楽器による演奏は、極端なアーティキュレーションによってモダン楽器による現代のオーケストラ演奏とは、曲そのもののイメージがガラッと変わってしまう事が多いです。
数年前、既にお亡くなりになっておりますが、音楽評論家の宇野功芳氏が或る雑誌記事で古楽器演奏に関し、「極端なテンポと極端な強弱の取り方、古楽器演奏者のやりたい放題には本当に腹が立つ」というような事を書かれているのを読んだ時、私は我が意を得たりと思ったものです。
以前、拙ブログで書き記した事を繰り返しますが、古楽演奏者による極端なアーティキュレーションは、これが作曲された当時の演奏なのですと言わんばかり。と言うより、実際に音楽番組(NHK)のインタビューの中で、そのように話していた演奏家がおりました。私はそれを聞いて、「あなたはハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの時代に生きていたのですか?」と、言いたくなったものです。正に「講釈師、見て来たような嘘を言い」ですね。(笑)
古典派の音楽は録音システムが確立された事によって往年の指揮者、ソリストによる名演奏が後世に残されています。現代の演奏家にとってはどうしても残された過去の名演と比較されてしまうわけです。オーソドックスな演奏ではそうした名演を凌ぐ事が出来ない。であるならば極端な思い切った演奏で目立ちたいのではと。これは多少穿った見方になりますが。
少々私も極端な見解を申しましたが、モダン楽器と古楽器とでは奏法(特に弦楽器)がそもそも違うようで。私は楽器をやりません(出来ません)ので詳しい事は分かりませんが、古楽器(ヴァイオリン)の場合はモダン楽器と違いビブラートをかけずに演奏するらしいですね。それは弦が違うからだそうですが。確かに弦の響きは古楽器とモダン楽器とでは違いを感じます。
さて、今日ご紹介の18世紀オーケストラによるベートーヴェンですが、私が持っている古楽器演奏のイメージとは違い、音の響きは如何にも古楽器ですが、曲の解釈そのものは現代オーケストラによるベートーヴェン解釈に近く聞こえるのです。
ブリュッヘンの指揮は以前もハイドンの交響曲を指揮したESOTERIC盤をこのコーナーで採り上げておりますが、まるでモダン楽器を指揮しているような解釈に私はアレルギーを起こさずに聴き通す事が出来たのです。したがってベートーヴェンの交響曲全集のESOTERIC盤も購入してみようかと思ったわけです。
楽章によっては自分のテンポ感とは相容れない部分もありましたが、全9曲と序曲を楽しんで聴く事が出来ました。オケの編成そのものがウィーン・フィルやベルリン・フィルといった現代オーケストラに比べると室内オーケストラ並に小さいですから、どうしても響きに物足りなさは感じます。特に「英雄」や「運命」、第9番は。
元々ブリュッヘンはベートーヴェンに関しては第3番「英雄」までしか指揮しないつもりだったようですが、コンサートの評判が良かった事とレコード会社の意向もあって全9曲を録音する事になったようです。したがって全9曲の録音(ライヴ含む)を完了するまでに年月を要しています。
後年、全9曲を再録音しておりますが、今日のESOTERIC盤は古い方と申しますか、最初の録音での全集となっております。
長くなりましたが、初めて聴いた古楽器オーケストラによるベートーヴェンを今日はご紹介させて頂きました。
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