アンドレ・プレヴィンと彼の仲間
André Previn & His Pals
Side 1
1. THE PARISIANS
2. I REMEMBER IT WELL
3. A TOUJOURS
4. IT'S A BORE
Side 2
1. AUNT ALICIA'S MARCH
2. THANK HEAVEN FOR LITTLE GIRLS
3. GIGI
4. SHE IS NOT THINKING OF ME
アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
シェリー・マン(ドラムス)
レッド・ミッチェル(ベース)
録音 : 1958年4月7日・8日、コンテンポラリースタジオ(ロスアンジェルス)
プロデュース : レスター・ケーニッヒ
エンジニア : ロイ・デュナン
米CONTEMPORARY S 7548(オリジナル盤)
ジャズファンからはピアニスト兼作曲家と、クラシックファンからは指揮者として知名度の高いアンドレ・プレヴィンのジャズ・リーダーアルバムです。プレヴィンが音楽を担当したMGMのミュージカル映画「恋の手ほどき(原題 : GIGI)」からの音楽をピアノ・トリオで演奏しています。
名ドラマー、シェリー・マンとのコンビで多くのアルバムを米コンテンポラリーに残していますが、今日ご紹介のレコードはその中の一枚。プレヴィンのピアノはジャズファンの間では好き嫌いがハッキリしているのではないでしょうか?
以前、ご紹介した事がある「マイ・フェア・レディ」も今日のアルバムも、私は大好きでして折に触れては取り出して楽しんでおります。名エンジニア、ロイ・デュナンの録音ですから音の面でも不満はありません。
指揮者としてのプレヴィンですが、最近購入したチャイコフスキーの三大バレエ全曲盤がなかなかの名演でした。今春、「ワーナー録音全集」というCD 96枚組のBOXが発売されました。「ワーナー録音全集」とは言っても中身は英EMIと独TELDECに録音した音源です。
英EMIはカラヤンとレパートリーが重ならないようプレヴィンにはロシア、イギリス、フランス系の音楽を担当させていたようですが、プレヴィン本人はドイツものも録音したかったようです。何しろプレヴィンはドイツ出身ですからね。実際、コンサートではドイツものも結構演奏していましたので。
今日はプレヴィンのジャズをご紹介しているのに脱線してしまいました。音楽界では指揮者として有名ですが、ジャズピアニストとしてのプレヴィンも良いですよ。もしご興味を持ちましたらCD等で是非、お聴きになってみてください。
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