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2021年8月31日 (火)

ドン・ジョヴァンニ

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モーツァルト/歌劇「ドン・ジョヴァンニ」

ドン・ジョヴァンニ : エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン)
レポレッロ : ジュゼッペ・タッディ(バリトン)
騎士長 : ゴットロープ・フリック(バス)
ドンナ・アンナ : ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
ドン・オッターヴィオ : ルイジ・アルヴァ(テノール)
ドンナ・エルヴィラ : エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
マゼット : ピエロ・カップチルリ(バリトン)
ツェルリーナ : グラツィエラ・シュッティ(ソプラノ)

カルロ・マリア・ジュリーニ 指揮
フィルハーモニア管弦楽団
フィルハーモニア合唱団

録音 : 1959年10月7-15日、11月23-24日 アビイロード・スタジオ(ロンドン)

独EMI 1C 137 10 0504 3(4枚組 アナログレコード)

モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」はストーリーのバカバカしさとは裏腹に、音楽は大変素晴らしく大好きな歌劇のひとつです。古くはフルトヴェングラーが指揮したザルツブルク音楽祭でのライヴ録音、同じくザルツブルク音楽祭でのベーム盤、最近聴いたクレンペラー盤、そしてカラヤン盤と、名盤が多いモーツァルト作品ですね。

そうした名盤の中に、今日ご紹介するジュリーニ盤も当然入れるべき名演です。このレコードは大分前に購入しておりまして、時折り取り出しては聴いて楽しんでおります。

主役のドン・ジョヴァンニを歌っているエーベルハルト・ヴェヒター、良い歌唱を聴かせてくれますが、他にもっと優れた歌手がおりますので厳しいところ。個人的に一番好きなドン・ジョヴァンニ歌手はチェーザレ・シエピですが。

ドンナ・エルヴィラを歌っているエリーザベト・シュヴァルツコップが素晴らしいですね。文句ありません。それとツェルリーナを歌っているグラツィエラ・シュッティ、大好きなソプラノです。以前も書いておりますが、マゼール指揮の「フィデリオ」で初めて知ったソプラノです。ツェルリーナにピッタリの歌唱で、聴き惚れています。(^^)

対してヒロイン役のドンナ・アンナを歌っているジョーン・サザーランド、好みが分かれる歌唱ではないかと思います。長く音楽誌「レコード芸術」の月評で歌劇部門を担当していた故高碕保男氏はジョーン・サザーランドが大っ嫌いだったようで、毎回ケチョンケチョンに貶していた事を思い出します。

騎士長を歌っているゴットロープ・フリックも素晴らしいですね。録音当時はバイロイト音楽祭の常連で、残されたバイロイトでのライヴ録音の多くで名前が見られます。

何より一番の功績はジュリーニの指揮です。歌手陣が良くても指揮がイマイチですと音楽を楽しめません。その点、ジュリーニは安定したテンポでモーツァルトの音楽で最大限の感動を与えてくれます。毒々しいくらい劇的なフルトヴェングラーの表現とは対照的ですが、ジュリーニの指揮ぶりも大変素晴らしいです。

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