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2021年9月 7日 (火)

マーラー/交響曲第5番

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マーラー/交響曲第1番、第5番、第6番、第9番、歌曲集

ジョン・バルビローリ 指揮
ハレ管弦楽団(第1番)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(第5番、第6番)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(第9番)
歌曲集 : ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)

録音 : 1957年〜1969年

ワーナークラシックス 0190295 004286(CD 5枚組)

オリジナル・マスターテープより2020年 192kHz/24bit 新規リマスター

5746

マーラー/交響曲第5番 嬰ハ短調

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
録音 : 1969年7月16-18日、ワトフォード・タウンホール(英国)

英国出身の指揮者、バルビローリが英EMIに残したマーラー録音の新規リマスターCD BOXが先月発売されたので購入しました。価格は5枚組で僅か1,399円です。一枚当たり280円にも満たないのですから、現在のCD BOX価格は激安ですね。

マーラーが苦手なのに、何故購入したのか?
それは収録されている曲目が苦手なマーラーの中でも自分としては馴染みの交響曲であるのと、バルビローリの第5番と第9番は昔から名演としてマーラー好きの方々の人気を呼んでいるので、一度聴いてみたかったのです。

そうしたら、発売と同時にAmazon Music HDでハイレゾ音源がストリーミングされました。(^^;
でもまぁ、1,399円ですからがっかり感はないです。

先ずは第5番だけ聴いてみました。バーンスタインの攻撃的な演奏解釈と比べますと、バルビローリの演奏はどこかおっとりした感じを受けました。これは悪い意味で申しているのではなく、マーラー演奏としてはなかなか味わい深い解釈だと思います。マーラーの交響曲に対する印象が少し変わりました。

全体的にじっくりと進めて行く演奏ですが、第一楽章冒頭、トランペットが吹く葬送行進曲に早くも驚かされたものです。オーケストラがトゥッティで奏される直前、トランペットによる葬送行進曲がほんの一瞬、テンポを落としてリズムを刻むのです。今迄聴いたどの演奏もここはインテンポで進んで行くので、バルビローリの解釈がとても新鮮に感じました。

バルビローリの第5番、白眉は第四楽章のアダージェットです。弦楽器とハープだけで演奏される有名な楽章ですが、実に美しい! やや遅めのテンポで弦楽器をじっくりと歌わせています。

私が初めて聴いた第5番はバーンスタインの旧録音(米CBS)で、FM放送でした。マーラーの作品を全曲聴き通せたのはその時が初めてです。以来、第5番だけは退屈する事なく聴けるマーラーの交響曲となりました。

とは言え、そんなに数多く聴いているわけではないです。・・・が、バルビローリの第5番はマーラーが苦手の私でも、今後繰り返し聴く事の出来る名演です。第9番もマーラーとしては好きな交響曲なので、バルビローリで聴くのが楽しみになりました。

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