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2021年9月 9日 (木)

ハイエンドケーブル

5751
Crown Series

シルテック(SILTECH)

インターコネクトケーブル(RCA、XLR共に)
1mペア ¥ 500,000 2mペア ¥ 800,000

スピーカーケーブル
2mペア ¥ 1,100,000 3mペア ¥ 1,550,000

自分にとって雲の上の、オーディオで使うケーブルの話題です。ハイエンドケーブルを生産・販売しているオランダのケーブルメーカー、シルテックの製品です。

上記写真は「クラウン・シリーズ」というクラスのケーブルですが、CDプレーヤーとアンプなどの接続に使われる1mサイズは一番需要がある長さですが、それで50万円です。(^^;

スピーカーケーブルに至っては3mという短さでも155万円。軽自動車が買えてしまいますね。(^^)

何故、そんなに高価なのか?
それは導体に純銀が使われているからのようです。以前は銀そのままだとマイクロクラック(微細な亀裂)が生じるので、シルテックは亀裂部分に金を混ぜていたそうです。

しかし、その後の研究開発でマイクロクラックを生じない純銀だけの単線を造りだす事に成功したそうで、それが上記「クラウン・シリーズ」です。インターコネクトケーブルは2芯、スピーカーケーブルは4芯で、二重に絶縁し、その上からシリコンで被膜、さらに網組シールドを施しているようです。

銀線のオーディオケーブルを愛好する方って結構多いですから、そういう方々には興味を惹かれる製品ではないかと。

5752
Triple Crown Series

インターコネクトケーブル(RCA、XLR共に)
1mペア ¥ 2,500,000 2mペア ¥ 4,500,000

スピーカーケーブル
2mペア ¥ 5,500,000 3mペア ¥ 7,5000,000

「クラウン・シリーズ」のケーブルでも目の玉が飛び出るような価格なのに、「トリプルクラウン・シリーズ」は言葉がないです。1mのRCAケーブルでも250万円です。(^^;

芯線が極太で絶縁や被膜に剛性を持たせ、その絶縁にはテフロンのエアチューブとの事ですが、エアチューブってどういう仕組み?・・・です。
尚且つ、静電容量が激減しており、低抵抗・低容量で損失を最小化しています。引き回しには手の掛かる大変太いケーブルのようですが、製品写真を見るだけで太さが分かります。

これだけのケーブルですから真価を発揮出来るオーディオシステムにもそれなりのものが要求されるでしょうね。

偶々見たオーディオ誌の製品リポートでは絶賛されていました。もっとも商業オーディオ誌ですから、この価格で絶賛しないわけないと思います。

ともあれ、ハイエンドオーディオの世界は上限金額というものが失われつつありますね。以前、1千万円を超えるスピーカーが発売されたのをオーディオ誌で見て驚いたものですが、今は1千万円を超えるスピーカーなんてゴロゴロしています。スピーカーどころかアンプの世界にまで及んでいます。(^^;

アナログレコードプレーヤーなんて数百万円が当たり前、カートリッジでさえ100万円を超える製品が出て来ています。つい最近目にした30万円を超えるカートリッジの製品リポートでオーディオ評論家K氏は、「この音でこの価格は激安だ!」と書いていました。(笑)

ちなみにその評論家K氏ですが、随分前にLUXMANの高級CDプレーヤーをオーディオ誌で大絶賛していました。CDプレーヤーの買い替えを検討していた私は当時使っていたマランツからその絶賛されていたLUXMANに音も聞かずに買い替えたわけですが、それまで使っていた中級機(12万円ほど)マランツ製に劣る音質に大変な失望感を味わったものです。

その事は以前も記事にしていますが、言うなれば評論家の製品リポートは書かれている事を鵜呑みにしてはいけないという事ですね。恥ずかしながら私は高い授業料を払ってしまいました。参考に出来るのは、自腹を切って購入したユーザーさんの正直な感想だけです。

オーディオに関心を持ってはおりますが、想像を絶する世界を今日は話題にしました。

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コメント

KONDOHさんのオーディオ機器の記事は毎度楽しく読んでおります。写真の方に散財しておりますのでオーディオとは無縁の生活ですが・・・。
写真の散財ですが・・・来週金曜日から六本木富士フォトサロンで個展で散財致します。こんなご時勢ですが・・・よろしかったらご来場ください。

harasawaさん、こんにちは。
個展を開かれるのですか。
それはおめでとうございます。何とか拝見したいと思います。
オーディオの記事は買えない者の僻みです。
ステイホームと言われて、この時期は撮影場所も選ばないといけないのが困ります。

今晩は!こりゃまたびっくり超弩級☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
オーディオマニアの同級生曰く「ケーブルが鍵だ」。その彼はJBLをメインに60本(JBL以外は安物と本人談)もスピーカーを所有しています。私の使っている銀線は3万円/m、現在はバージョンアップして9万円ほどになっていました。細かい細工を見ると、振動や外部ノイズ対策なのでしょう。どんな音なのか興味津々ですね^^

ROCKSさん、こんばんは。
同級生の方、60本もスピーカーをお持ちなんですか!
凄いです。でも、何事も極める事は大事です。
そう言えば以前、ROCKSさんは銀線のケーブルをお使いだとコメントして頂いた事がありましたね。
実は大分前、懇意にしていたジャズのオリジナル廃盤店(既に閉鎖済)の店主が新築し、専用オーディオルームを造られまして、お呼び頂きました。
プレーヤーはEMT 927st、アンプは往年のマッキン管球セパレート、スピーカーはタンノイのカンタベリーでした。セッティングは専門店に任せ、ケーブルはすべて銀線。カンタベリー内部もすべてコードは銀線に交換。
そこで聴いたジャズの音、未だにその時の音を超えるオーディオ装置に出遭っていません。
多分、銀線がその音に一役買っていたのでしょう。
今日ご紹介のケーブルは別格ですね。(^^;

 こんばんは。
 カメラ関係では、「貧乏人のカメラ・レンズ選び」がキャッチフレーズでした。
 オーディオ関係も、残念ながら引き継いでいます。

 ゲーブルは記事のようなものは別として、コストパフォーマンスに似合うものは、電源も含めて考えていきたいです。

fujileica(pyosida)さん、こんばんは。
今日採り上げたケーブルは明らかに日本と大陸、そして台湾の富裕層目当ての商品です。
製造国のオランダでは多分、まったく相手にされないでしょう。
おそらく予想販売本数から逆算して値付けをしているでしょうから、予定本数が売れたら製造終了だと思います。ハイエンドオーディオの世界はそういうものと想像します。
もっともメーカー出荷金額と日本の輸入代理店の値付けにどのくらいの差があるのかは分かりませんが。こういう時に昔の友人の言葉を思い出してしまいます。(^^;

コストパフォーマンスに似合うもの・・・私もまったく一緒です。
いつか記事にしてみようか・・・なんて考えているのですが、現在私が使用しているスピーカーケーブルは1m/290円です。(笑)
現在のコードに行き着く前は1m当たり数千円のものまで数種類使って来ました。
ところが1m/290円のスピーカーケーブルが自分の好みに一番相性が良かったのです。(^^)

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