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2021年10月31日 (日)

中央大橋(隅田川)

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佃公園から隅田川テラスを歩いて中央大橋に来ました。

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フランスのデザイン会社に依頼したそうで、本当に素敵なデザインの橋ですね。

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中央大橋の橋上から歩いて来た佃大橋方向を見る。

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次に目指す永代橋が見えます。東京スカイツリーも。

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コロナ禍で、どなたも外へ出る機会が少なかったと思います。ここへ来て、新規感染者が大分少なくなりましたが、まだ安心出来ないですね。

2021年10月30日 (土)

未開封盤とは

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ファクトリーシールされたままの状態で撮影

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ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 ニ短調

アルトウール・ロジンスキー 指揮
ロンドン・フィルハーモニー交響楽団

米Westminster WST-14984

一昨年ジャズピアニスト、ビル・エヴァンスの未開封オリジナル盤(Verve TRIO 64)を入手した事を記事にさせて頂いておりますが、最近クラシックの未開封盤を入手しましたので、今日はそれらをご紹介。

先ずは不幸な行く末となった米ウェストミンスターレーベルで、ロジンスキー指揮によるショスタコーヴィチの交響曲第5番です。この盤は随分昔、国内盤を購入して聴いていた録音です(既に売却済み)。

なので、中古ショップの餌箱で見掛けた時は「お、懐かしい!」と思って手にしてみたら、プライス票に「未開封」との表示。「え! 未開封なの!」と内心思いながらしげしげジャケットを確認してみると、確かにファクトリーシール(シュリンク)がされたままでした。

ご存知ない方のために申しますと、欧米のレコードは発売時にラップのような薄いセロファンでジャケット全体が密封されています。一度聴いたレコードをジャケットにまた収めて再び新品として店頭に並べさせないようにするためらしいです。

その点、日本は信用があるのか、ファクトリーシールなどせずに発売されていますよね。中には何かの記念などでファクトリーシールして発売されるものもありますけど。

もう昔の事ですが、お客さんが新品を店頭で試聴したもののキャンセルしたため、店員さんはそのままレコードをジャケットに収めて再び店頭に置いたのです。偶然でしたがその様子を見た事で、以後そのお店では購入しない事にしました。(^^;

ですから欧米盤は新品、中古の区分けがハッキリしているという事ですね。今現在、未開封で中古ショップの店頭に出ているものは欧米のショップで残っていた長期在庫と思われます。CDも輸入盤、国内盤とも未開封品を時々見掛けます。

という事で、ロジンスキーのショスタコ5番を再入手したわけですが、今回は事実上新品という事になり、ラッキーです。(^^)

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ジャケットからインナーを出した状態のまま撮影

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ベートーヴェン/交響曲第6番 ヘ長調「田園」

オイゲン・ヨッフム 指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

録音 : 1967年9月19、20日、アムステルダム・コンセルトヘボウ

蘭PHILIPS 839 782 LY(赤に銀文字レーベル)

2枚目はこちら、ヨッフム指揮によるベートーヴェンの「田園」です。後年、ヨッフムは英EMIにロンドン交響楽団を指揮して全集を再録音しておりますが、蘭PHILIPS盤は英EMIより大分前の録音になります。

日本でヨッフムが評価されるようになったのは英EMIにベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーの交響曲全集を録音していた頃のようです。私は最晩年にバンベルク交響楽団と来日した際、横浜で生演奏を聴く事が出来ました。楽屋でヨッフムさんを前にした時、体格はガッチリとして背も高く、ある種のオーラを感じた事を今だに覚えております。

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ブラームス/交響曲第2番 ニ長調

オットー・クレンペラー 指揮
フィルハーモニア管弦楽団

録音 : 1956年10月

米Angel 35532

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ジャケットからインナーを出した状態のまま撮影

ブラームス/交響曲第3番 ヘ長調

オットー・クレンペラー 指揮
フィルハーモニア管弦楽団

録音 : 1957年3月

米Angel 35545

3枚目、4枚目はクレンペラーのブラームスです。こちらは英EMIが米国で販売する時のAngelレーベル盤で、プレスも米国で行われています。第1番と第4番が有ればアナログレコードによるブラームス交響曲全集となったのですが、こればっかりは仕方ありません。ですが、以前記事にしたようにCDを購入していますので、音源自体は持っています。

尚、それぞれの購入価格ですが、未開封とはいえそれほど人気のある盤ではない事もあって、どれも数百円で購入出来ました。これが日本で人気のあるカラヤン盤とかベーム盤だったら、それなりの金額となるでしょうね。もっともカラヤン盤の長期在庫なんて先ず有り得ないと思いますが。

今回入手出来た未開封盤ですが、過去に一度も聴いた事がないのはヨッフムの「田園」だけです。ヨッフムらしい手堅い、伝統的ベートーヴェン解釈と言えましょう。しかしまぁ、どれも大分前に発売されたものばかりで、こういう出遭いもあるのですね。

ロジンスキー盤とクレンペラー盤は米国の、ヨッフム盤はオランダの空気がファクトリーシールを切った瞬間、我が家にそれぞれの国の空気が舞った事になりますね。(^^)

2021年10月29日 (金)

フレデリカ・フォン・シュターデ

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フレデリカ・フォン・シュターデ/オペラ・アリア集

SIDE 1
ロッシーニ
1. 歌劇「セビリアの理髪師」〜今の歌声は
2. 歌劇「オテロ」〜柳の歌
3. 歌劇「チェネレントラ」〜不安と涙のうちに生まれて

SIDE 2
モーツァルト
1. 歌劇「フィガロの結婚」〜自分で自分が分からない
2. 歌劇「フィガロの結婚」〜恋とはどんなものかしら
3. 歌劇「皇帝ティートの慈悲」〜夢に見し花嫁姿
4. 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」〜恋人よ、さあこの薬で
5. 歌劇「皇帝ティートの慈悲」〜私は行くが君は平和で

フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)

エド・デ・ワールト 指揮
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団

蘭PHILIPS 9500 098

ドイツ系アメリカ人のメゾ・ソプラノ歌手、フレデリカ・フォン・シュターデのオペラ・アリア集をご紹介。エレナ・スリオティス盤に負けないくらい印象的なジャケット写真ですね。

私が初めてシュターデの歌唱を聴いたのは、「フィガロの結婚」のカラヤン盤(ウィーン・フィル)でした。若々しく可愛いケルビーノを見事に歌っており、そのカラヤン盤で名前を覚えました。

カラヤンは将来性のある若い歌手を見つける事に長けていますよね。カラヤンに起用されて以降、世界中の歌劇場やレコーディングに引っ張りだこになった歌手は数え切れません。

このレコードで歌われているロッシーニとモーツァルトのアリア、どれも皆見事な歌唱です。「セビリアの理髪師」からのロジーナ、「フィガロの結婚」からのケルビーノは特に聴き惚れてしまいます。

オペラ歌手はステージに立つ以上、やはり容姿が良いに越した事はありません。そういう意味ではシュターデさんは聴衆の目を惹きつけたでしょうね。勿論シュターデさんは容姿以上に歌唱力が素晴らしいわけですが。2010年に現役を引退しているようです。

レコードやCDは全盛期の声を繰り返し聴く事が出来るのですから、本当に有り難いですね。

2021年10月28日 (木)

佃公園

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住吉神社の鳥居。ここを歩くのは何度目になるのか・・・。

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右手を見ると・・・こうした光景が。

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お馴染み、復元された佃公園の石川島灯台。下は公衆トイレですが。(^^;

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隅田川テラスに戻りました。

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向こうに見えるは中央大橋。素晴らしいデザインですね。

昨日は小説の一文を思い出してタワーマンションにお住まいの方に少々失礼な事を書き記しましたが、都心の綺麗な夜景が見られると思いますので素直に羨ましいです。

羽田空港に面していたら、コーヒーを飲みながら飽きずに旅客機の離着陸を見ているでしょう、私なら。あ、未来永劫絶対有り得ないですね。(笑)

2021年10月27日 (水)

佃散歩

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月島から佃大橋の袂を抜けて佃公園に向かい、歩いて来ます。毎度同じコースですが。

お馴染みの赤い「佃小橋」を渡ります。

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ちょうどランチ時。

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ここも毎回、つい撮影させて頂いております。

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佃の住宅地から見るタワマン。主婦らしき方たちの立ち話が雰囲気良く感じます。

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高いところに住む人たち、下に住んでいる人たちを見下ろして優越感に浸るのでしょうか?

実はつい最近読み終えた柚月裕子さんの小説「盤上の向日葵」の中で、主役が住むタワマンのシーンでそうした言葉が出て来るのです。上下二巻、大変面白くてあっと言う間に読み終えてしまいました。電車の中で読んでいた時、うっかり下車駅を過ぎてしまうという。(^^;

松本清張さんの「砂の器」を下敷きにしたような印象を受ける作品でしたが、コンビを組んだベテランと若い二人の刑事がある有名な将棋の駒を探しながら事件の核心に迫って行くという傑作でした。

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2021年10月26日 (火)

エレナ・スリオティス

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エレナ・スリオティス/オペラ・アリア集

SIDE 1(ZAL-7694-1G)
ドニゼッティ/歌劇「アンナ・ボレーナ」〜狂乱の場

SIDE 2(ZAL-7695-1G)
ヴェルディ/歌劇「マクベス」〜勝利の日に...早く来て...灯りをつけておくれ...今こそ立て皆の者
ヴェルディ/歌劇「ルイザ・ミラー」〜神にそむいた私を罰してください
ヴェルディ/歌劇「仮面舞踏会」〜死にましょう、これが最後です

エレナ・スリオティス(ソプラノ)

オリヴィエロ・デ・ファブリティース 指揮
ローマ歌劇場管弦楽団

録音 : 1966年、ローマRCAイタリアーナ・スタジオ

英DECCA SXL 6306(ED2)

今日はギリシャ生まれのソプラノ、エレナ・スリオティスをご紹介。「マリア・カラスの再来」などというキャッチコピーで現れた歌手のようですが、僅か数年で声に変調を来し、全盛期は大変短かったソプラノ歌手です。

とにかく「素晴らしい」などというような形容詞では表現しきれないほどのソプラノです。もう・・・ただただ圧倒されてしまいます。収録されている4曲、どれも皆スリオティスのドラマティックな声、特に高音域における歌唱の絶妙さを聴く事が出来ます。

以前、NHK-BSで放送されたオペラのライヴ収録による歌劇「マクベス」でマクベス夫人を歌っていたアンナ・ネトレプコを聴いた時、私は今日ご紹介のエレナ・スリオティスに似ているなぁ・・・と思ってしまったのです。スリオティスがカラスの再来なら、ネトレプコはスリオティスの再来?

「アンナ・ボレーナ」、「ノルマ」の全曲盤が残されていますが、歌手として短命だったのが悔やまれます。指揮者、器楽奏者、オペラ歌手、いずれも1950年代、60年代、70年代に優れた演奏家が沢山輩出していますが、残念な事にそれから現在に至るまで、何か小粒な演奏家ばかりに思うのですが、何故でしょうかねぇ? あ、これは個人的感想ですが。

比較的最近の事ですが、「STEREO誌」だったか・・・ご活躍中の田中伊佐資氏が今日ご紹介しているレコードを手にしている写真を見て、「あれ? このレコード自分も持っているけど、田中さんはロック専門なのでは?」などと思いながら記事を読んでいました。

その記事が切っ掛けで、そのうち拙ブログでもこのレコードを紹介してみようか・・・と思ったわけです。

ところでジャケット写真、良いと思いませんか? なかなかクラシックのジャケットでこうした写真はそうそうお目にかかれないのではないかと。一見、ポップス系のジャケット写真?・・・と、思ってしまいますよね。このポートレートを撮影したカメラマンに座布団10枚。(^^)

CDで発売されているのかなぁ・・・と調べてみましたら、発売されているようですね。ただし、このジャケット写真ではないですが。オペラがお好きな方、是非一度お聴きになってみてくださいませ。

2021年10月25日 (月)

月島散歩

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隅田川テラスを歩いて勝鬨橋を見ながら佃大橋方向へ。向こうに見える手前の橋は佃大橋、さらに遠くには中央大橋と東京スカイツリーが見えます。

勝鬨橋は拙ブログで何度も掲載しておりますので、今回は省略。

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月島と言えばもんじゃ焼きですね。

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もんじゃ焼きのお店が軒を連ねる商店街。

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商店街から再び隅田川テラスへ向かいます。その途中、

いや〜・・・お馴染みの光景、久しぶりです。正面の赤い橋は佃小橋。

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コサギが小魚を狙っていました。釣り人が何人もいまして、ハゼやボラ(幼魚)が狙いのようでした。

2021年10月24日 (日)

イ・ムジチ合奏団を楽しむ

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ヴィヴァルディ/フルート協奏曲集 作品10(全曲)

第1番 ヘ長調「海の嵐」
第2番 ト短調「夜」
第3番 ニ長調「ごしきひわ」
第4番 ト長調
第5番 ヘ長調
第6番 ト長調

セヴィリーノ・ガッゼローニ(フルート)
イ・ムジチ合奏団

蘭PHILIPS 839 726 LY

先月、NHK-BSでイ・ムジチ合奏団の演奏によるヴィヴァルディの「四季」が放送されました。2019年10月2日、サントリー・ホールでの来日公演で、ゲスト・コンサートマスターとしてイタリア出身のマッシモ・スパダーノというヴァイオリニストが独奏を担当していました。即興的で、なかなかユニークな独奏でした。

来日公演直前にコンサートマスターのアントニオ・アンセルミが急逝した為、急遽スパダーノがゲスト参加したと放送でナレーションされておりました。アンセルミもスパダーノも知らないヴァイオリニストですが、イ・ムジチ合奏団の「四季」を楽しんで聴く(視る)事が出来ました。

実は私、イ・ムジチ合奏団は既に解散していると思っていたものですから、ビックリして放送をタイマー録画しておきました。まさか映像で現在のイ・ムジチ合奏団の演奏が見られるとは思いませんでした。世代交代しながら演奏活動は継続していたのですね。無知識でお恥ずかしい限りです。(^^;

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ヴィヴァルディ/オーボエ協奏曲集(RV451、453、455、457、461)

ハインツ・ホリガー(オーボエ)
イ・ムジチ合奏団

蘭PHILIPS 9500 299

現在のイ・ムジチ合奏団を聴いていたら、急にレコードを引っ張り出して昔のイ・ムジチ合奏団を聴きたくなってしまったのです。

ですが、私が所持しているイ・ムジチ合奏団のアナログレコードは今日ご紹介する3枚だけでして、他には以前ご紹介したESOTERICさんから発売されたSACD(ヴィヴァルディ/四季)があるだけです。

冒頭のガッゼローニをソリストに迎えたフルート協奏曲集、実に素晴らしい演奏が聴けます。私はフルートが好きなので、繰り返し楽しんでいます。

勿論 ↑ こちらの名手、ハインツ・ホリガーのソロによるオーボエ協奏曲集も名演です。

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ヴィヴァルディ/ファゴット協奏曲集(PV137、70、305、382)

クラウス・トゥーネマン(ファゴット)
イ・ムジチ合奏団

蘭PHILIPS 6500 919

この盤は今春、グリュミオーが弾くモーツァルトのヴァイオリン協奏曲を購入する時に一緒に見つけたもので、既にご紹介済みですね。

このレコードがすっかり気に入ってしまったものですから、冒頭からの2枚はその後に中古店で偶々見掛けた時に購入しております。オリジナル盤ではないと思いますが、最初のフルート協奏曲集が680円、オーボエ協奏曲集が780円で、ファゴット協奏曲集も780円。どれもジャケット、レコードとも新品同様です。アナログレコードは安いですね。蘭PHILIPS盤は盤質が良いので安心して聴く事が出来ます。

昨今はバロック音楽と言えば古楽器による演奏が人気のようですが、イ・ムジチ合奏団のようにモダン楽器を使う合奏団は或る意味貴重かもしれません。あ、私がモダン楽器を好むからですが。(^^;

日頃、ベートーヴェンやブラームス、ブルックナー、そしてオペラなどを聴いている合間にイ・ムジチ合奏団のヴィヴァルディ、カール・リヒターのバッハを聴くと、何やらホッとしたりします。

今日はイ・ムジチ合奏団の名演をご紹介させて頂きました。

2021年10月23日 (土)

築地大橋(2)

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旧築地市場跡

今日も築地大橋からです。

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お天気の良い日を選んで出掛けましたので、新しい橋を歩くのは気持ち良かったです。

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勝鬨橋と築地大橋の間に聳え立つタワマン。

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歩いて来た方向を振り返る。

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勝鬨橋方向へ隅田川テラスを歩きながら築地大橋をパチリ。

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隅田川に注ぐ運河。

この日は久しぶりに隅田川テラスを歩くのが目的でした。数年前、勝鬨橋から浅草の吾妻橋まで歩きましたが、今回は以下の通り途中までのお散歩でした。

築地大橋
 ↓
勝鬨橋
 ↓
佃大橋
 ↓
中央大橋
 ↓
永代橋

2021年10月22日 (金)

築地大橋

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築地大橋(隅田川)

東京オリンピックに合わせて架けられたと思われる、隅田川でもっとも新しい橋です。

勝鬨橋(かちどきばし)周辺からは数回見ていましたが、今回初めて築地大橋に行ってみました。

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自分にとって初めての築地大橋。

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調べてみると、並行する晴海通りの渋滞緩和や地域交通の円滑化が目的だそうです。

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橋上から東京タワーを見る。

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築地大橋は横繋ぎ材のない双弦アーチを採用した日本に前例のない新しい構造との事。

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こうしたものが・・・。

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築地大橋橋上から勝鬨橋方向を見る。

2021年10月20日 (水)

SACDを楽しむ(20)

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R.シュトラウス/歌劇「薔薇の騎士」全曲

元帥夫人 : クレア・ワトソン(ソプラノ)
オクタヴィアン : ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
オックス男爵 : カール・リッダーブッシュ(バス)
ファーニナル : ベンノ・クッシェ(バリトン)
ゾフィー : ルチア・ポップ(ソプラノ)
マリアンネ : アンネリーゼ・ヴァース(ソプラノ)
アンニーナ : マルガリーテ・ベンツェ(メゾ・ソプラノ)
テノール歌手 : ゲルハルト・ウンガー(テノール)

カルロス・クライバー 指揮
バイエルン国立管弦楽団
バイエルン国立歌劇場合唱団

録音 : 1973年7月13日、ミュンヘン

独Orfeo D'Or C 581 083 D

「SACDを楽しむ」、回を重ねて20回目になりました。

カルロス・クライバーの「薔薇の騎士」は人気の演目だったようです。実際、このライヴ録音を聴いてみると、クライバーの指揮ぶりに感動を受けます。

歌手陣も当時の一線級が揃い、全くもって素晴らしい「薔薇の騎士」でして、前回ご紹介したバーンスタイン盤でもゾフィーを歌っていたルチア・ポップがここでも同じ役を演じています。解説書にステージの様子を写した写真が掲載されていますが、容姿も可愛らしいゾフィーですし、歌声も素敵です。

それとオックス男爵を歌っているカール・リッダーブッシュ、従来知られている遠慮会釈のない間抜けで図々しいキャラクターの男爵というより、少しは常識のある人物という感じを声を聴いていると思ってしまいます。見事なオックス男爵です。

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ベートーヴェン/交響曲第7番 イ長調

カルロス・クライバー 指揮
バイエルン国立管弦楽団

録音 : 1982年5月3日、ミュンヘン

独Orfeo D'Or C 700 051 D

こちらもクライバー全盛期のライヴ録音。当日のベートーヴェン交響曲第4番は通常のCDで発売されていますが、第4番はアナログレコードで所持しています。

スタジオ録音された独グラモフォン盤と同じく、大変スタイリッシュな第7番です。必ずしも私好みの演奏解釈ではありませんが、クライバーらしさが表出された名演だと思います。

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アルゲリッチ/バッハを弾く

J.S.バッハ
1. トッカータ ハ短調 BWV911
2. パルティータ第2番 ハ短調 BWV826
3. イギリス組曲第2番 イ短調 BWV807

マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

録音 : 1979年2月6〜9日、ベルリン

ESOTERIC ESSG-90161

嘗て、独グラモフォン盤のアナログレコードで散々聴き尽くしていた名演奏です。アルゲリッチのバッハ録音は珍しいので、そういう意味でも貴重な録音だと思います。

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595

クリフォード・カーゾン(ピアノ)
ベンジャミン・ブリテン 指揮
イギリス室内管弦楽団

録音 : 1970年9月24、25日 サフォーク、スネイプ・モールティングス・ホール

TOWER RECORDS PROC-2012

英国出身のピアニスト、クリフォード・カーゾンの名盤として一部ファンの人気を呼んでいる録音ですね。一部ファンとは大変失礼な言い方ですが、私はこのSACDで演奏を初めて聴きました。

実は購入目的、どちらかと言うとカーゾンよりブリテンの指揮ぶりに興味があったのです。第27番はモーツァルトのピアノ協奏曲で私が一番好きな曲目なので、興味深く聴かせて頂きました。

バックハウス、ベームのコンビのような超絶的名演とまでは申しませんが、楽しんで聴く事が出来ました。録音エンジニアはケネス・ウィルキンソンですから、音の方は文句ありません。

このSACDは本国アナログマスターテープから初めてダイレクトにDSD変換してからディスク化したそうです。ESOTERIC盤より、このTOWER RECORDS盤の方が良いとおっしゃる方もいるようで。

2021年10月19日 (火)

ゴックン!

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カワセミ(ブッポウソウ目カワセミ科)

カワセミが小魚を捕らえました。

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小魚を叩きつけて弱らせます。

タイミング良く瞬膜(眼球を保護する薄い膜)が写りました。

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あらよっと!

ゴックン!

2021年10月18日 (月)

フルトヴェングラー正規レコード用録音

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- フルトヴェングラー正規レコード用録音集大成(限定盤)-

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 指揮

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フィルハーモニア管弦楽団
ルツェルン祝祭管弦楽団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

Warner Classics 9029523240(CD 55枚組)

初出音源(1950年 ウィーン・フィル)を含む、商用リリース用として録音されたフルトヴェングラーの音源すべてを、2021年新規リマスターでCD収録された完全BOXが先月発売されました。

春先にワーナーからフルトヴェングラー全集が新規リマスターで今秋に発売されるというアナウンスがあった時、私はてっきり英EMIに残された音源の新規リマスターだと思っておりました。ですから2010、2011年にリマスターされた英EMIのBOXを持っていた事から、新規リマスター盤を購入する気持ちはありませんでした。

ところが、今回発売されたCD BOXは英EMIの音源のみならず、ユニバーサルの協力(オリジナルマスターの提供)もあって、独グラモフォン、英DECCA、独テレフンケンの正規録音をも含んだ完全BOXだったのです。

あくまでもレコード化目的の録音のみを集めておりますので、フルトヴェングラー死後に発掘、発売されたライヴ録音等は今回外されています。したがって、英EMIがフルトヴェングラー死後に発見し発売したライヴ録音、ベートーヴェンの交響曲第2番、第8番などは今回のBOXには含まれていませんのでご注意を。私は購入してから気が付きました。(^^;

ただし、バイロイト音楽祭でのベートーヴェン第9交響曲は当初から英EMIが発売を目的にライヴ録音しておりますので、こうした音源は含まれています。その他、前述した初出音源とフルトヴェングラー協会の音源も一部含まれています。

現在20枚ほど聴き終えていますが、楽しみながら聴いております。購入当初、ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を2010年に英EMIがリマスター(96kHz/24bit)したCDと、今回ワーナーが新規リマスター(192kHz/24bit)したCDとで聴き比べてみました。

「英雄」に関しては一聴して劇的に感じるほどの違いはありませんが、やはりデジタル機器の進歩もあるのでしょう、今回のワーナー盤の方に若干の良さを感じます。

独グラモフォンや英DECCAの音源はCDではほとんど持っていないので、今回のBOXは英EMIのみならず他社の正規録音をも完全収録という事で、フルトヴェングラーファンとしてはひとつに纏められたという嬉しさがあります。

ゆっくり、のんびり楽しんで行きたいと思います。

※ 冒頭の製品写真はTOWER RECORDSさんのwebサイトから借用しております。

2021年10月17日 (日)

横浜ベイクォーター

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久々、横浜駅東口でのスナップです。

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まぁ、いつも同じところを写しているだけですが。(^^;

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こうしたタワーマンション、自分には縁のない住まいで・・・。

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遥か向こうを貨物列車が通過して行きます。

2021年10月16日 (土)

IMAX vs IMAXフルサイズ

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OO7/ノー・タイム・トゥ・ダイ

また「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を見て来ました。今度は通常のIMAXシアターで、川崎の109シネマです。IMAXフルサイズスクリーン上映のサンシャインシネマ池袋と通常のIMAXスクリーンとを見比べてみようと思ったのです。

参考までに両劇場を比較してみます。
左から上映館、スクリーンサイズ、アスペクト比、投写方式、音響チャンネル数

池袋 25.8 x 18.9m 1.37:1、IMAXレーザーGT、IMAX12
川崎 17.4 x 9.0m 1.93:1、IMAXレーザー、IMAX12

ここ何作か、ずっと川崎の109シネマでOO7シリーズを見て来ました。109シネマもスクリーン側から客席へ入るのですが、スクリーンを見上げた瞬間、「小っさ〜・・・」でした。池袋の時は「デカッ!」だったのですが。これはまぁ、池袋の特大スクリーンを知っちゃったからですが。(^^;

スクリーンの高さ、109シネマは池袋の半分以下ですからね。客席に着くとスクリーンは自分の視野角に余裕で入ってしまいます。というより余裕有り過ぎ。感覚としては自宅でテレビを見るような視野角です。しかし、これが通常のIMAXシアターであって、池袋のフルサイズスクリーンが日本のシアターでは特殊だという事なんだと思います。

フルサイズ上映を見たばかりですから、109シネマのスクリーンはやはり上下を大きく切り取られている事が分かり、がっかり感が半端ではないです。特に空撮のシーンで109シネマのスクリーンは窮屈に感じました。フルサイズスクリーンではスッと上下に映像が広がりますので、地上の様子が広々として自分が空から地上を見下ろしている錯覚を覚えます。

これで同じ料金は辛い。フルサイズスクリーンで見る事が出来るのは池袋と大阪(109シネマズ大阪エキスポシティ)だけですから、贅沢を言ってはいけませんね。池袋と大阪は4Kツインレーザープロジェクターによる投写です。

ちなみにどちらのシアターも音響は12チャンネルですから、音については猛烈です。凄い迫力でした。日本全国のIMAXシアターの半分くらいは5チャンネルです。5チャンネルと12チャンネルの差も大きいでしょうね。

※ IMAX(アイマックス)とは、カナダのIMAX社が開発した撮影、映写システムです。

IMAXデジタル : 2K画質 5チャンネル音響
IMAXレーザー : 4K画質 12チャンネル音響
IMAXレーザーGT : 4Kフルサイズ(1.43:1)12チャンネル音響

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今回の作品は前作(2015年 OO7/スペクター)を見ていないと話しが繋がりませんので、ご覧になられる方はレンタルでもして予習してからの方が良いかもしれません。というより、ダニエル・クレイグのシリーズは「2006年 OO7/カジノロワイヤル」からずっと繋がりがあるのですが。

それと音楽面ではシリーズ第6作「1969年 女王陛下のOO7」との繋がりが大きいです。前回の記事でも書いておりますが、「女王陛下のOO7」の挿入歌として流れたルイ・アームストロングが歌う「愛はすべてを越えて/ジョン・バリー作曲」が重要な鍵を握っています。

映画の冒頭、ボンドとマドレーヌがアストンマーチン DB5でドライヴをしているとマドレーヌが「もっとスピードを出して」とボンドに言います。するとボンドは「急がなくても時間はいくらでもある」と答えるのですが、このセリフは「愛はすべてを越えて」の歌詞の一部なのです。

- We have all the time in the world -
私たちに時間はいくらでもある♪
愛という時間が♪

そこからカメラは一気にロングになり、イタリアの小さな町を空から望み、音楽は「愛はすべてを越えて」のメロディがストリングスで大きく広がって行きます。

他ではテムズ川のほとりでMとボンドが話し合うシーン、ここでバックに流れる音楽は「女王陛下のOO7」のメインタイトルテーマです。こんな事に気がつくのは私くらいでしょうか?(笑)

「女王陛下のOO7」はスペクターのブロフェルドがウイルスを使って世界各国を脅迫しようとするのをボンドが阻むストーリーですが、「ノー・タイム・トゥ・ダイ」もスペクターの一員だったサフィンが特殊なウイルスを使った兵器を開発するという、どちらの作品も細菌兵器が扱われています。

ちょうど現在は新型コロナウイルスで世界が苦しんでいる時ですから、ウイルスという見えない恐怖と戦うという意味では映画の内容は偶々ですがタイミングが合ってしまいました。映画制作は新型コロナウイルスが騒がれる前に完成していますので、新型コロナウイルスとはまったく無関係ですが。

ところで、ボンドはMI6を退職して数年経っていますので、今回登場するOO7はボンドの後にOO(ダブルオー)の称号を貰った黒人女性のエージェントです。大活躍しますが、今回は冒頭のポスターに使われたパロマという女性が評判のようです。

MI6を引退してジャマイカで悠々自適の生活をしていたボンドの元へ、CIAの大親友フェリックス・ライターが仕事の依頼をするわけですが、そのアシスタントとして送り込んだのがパロマという新人だったのです。ところがキューバでボンドを補助して新人とは思えない大活躍。(^^)

二度目の今回気がついたのは、ボンドがマドレーヌと別れる事を決意し、駅のホームでマドレーヌを列車に乗せるシーン。マドレーヌの問い掛けにボンドは「これっきりだ」と答えると、ドアが閉まる瞬間、マドレーヌは左手を自分のお腹に当てるのです。「お腹にはあなたの子がいるのよ」という無言のメッセージだったのかも?

Blu-rayソフトで発売される時はフルサイズではなく、テレビの16:9に合わせたアスペクト比になるのでしょうね。IMAXフルサイズの映像を知った者としては少々残念ですが。

2021年10月15日 (金)

バッハのブランデンブルク協奏曲

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J.S.バッハ/ブランデンブルク協奏曲(全曲)

ピエール・ティボー(トランペット)
ヘルマン・バウマン(ホルン)
ハンス=マルティン・リンデ(ブロックフレーテ)
オーレル・ニコレ(フルート)
ヘトヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ)

カール・リヒター 指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団

録音 : 1967年1月、ミュンヘン

独ARCHIV 198 438/9(初期盤)

SACDを楽しむ(18)で一度ご紹介済みの歴史的名録音です。実はこの初期盤はESOTERICさんから発売されたSACD(2020年6月10日発売)を購入後、暫くして某中古店で出遭ったレコードなのです。売価は驚きの僅か750円! 調べてみたら某通販サイトでは 13,200円もしていました。

お店で検盤させて頂いたら、布張りのカートンボックス、封入されている豪華な解説書、レコード、すべて状態が良く、購入時「この状態で750円は激安!」と、内心思いながら代金を支払ったものです。

当時、既に購入済みのESOTERIC盤SACDとつい聴き比べてしまいましたが、SACDもとても良い音だという事を確認出来ました。しかし、やはり鮮度の点でこちらの初期盤が上回ります。

状態の良い歴史的名盤を激安で入手出来たのは幸運でした。入手(今年春)以来、折に触れては取り出して聴いております。ESOTERIC盤SACDを聴く機会がなくなっているくらいです。

ちなみにARCHIV(アルヒーフ)レーベルは独グラモフォンのもうひとつのレーベルで、バロック音楽を研究する専門レーベルです。発足当時は古楽器奏者が現れる前で、演奏者は皆、現代楽器で録音しています。今日ご紹介のミュンヘン・バッハ管弦楽団も現代楽器を使うオケであります。

もっとも、古楽器演奏が広まってからは古楽器奏者の演奏も録音するようになりましたが、私はバロック音楽も現代楽器奏者の演奏を好みます。リヒターのバッハ、名演ですよ。

この演奏も一昨日のブレンデルの「ます」と同じく、是非お聴きになって頂きたいです。通常のCDで発売されておりますので。

2021年10月14日 (木)

ミステリーはお好き?

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角川文庫

ミステリー小説、お好きな方はいらっしゃるでしょうか?

私はふとした切っ掛けで随分前から読むようになりました。

最初は妹がまだ嫁に出る前、妹は松本清張さんの推理小説が好きで、文庫本を買って来ては読み、買って来ては読みの繰り返しで何冊も溜まりました。私はというと推理小説にはあまり関心がなく、もっぱら純文学でして、川端康成、夏目漱石といった著名な作家の本を読んでいたのです。

その後、北杜夫さんの「どくとるマンボウ航海記」を読んだ事から一気に北杜夫ファンになってしまい、すっかりハマったものです。しかし、妹が残した沢山の松本清張さんの文庫本を偶々一冊読んだらこれが面白く、推理小説も良いものだと。その文庫本で名作「砂の器」を知る事になりました。

で、随分昔の出来事ですが友だちが家に来る度、手提げの紙袋いっぱいに読み終えたミステリー小説の文庫本を私に読むようにと持って来るのです。その文庫本の多くが内田康夫さんの「浅見光彦シリーズ」と西村京太郎さんの「十津川警部シリーズ」でした。他の作家さんの文庫本も入っていますが、内田康夫さんと西村京太郎さんが多かったです。

それで私は「浅見光彦シリーズ」と「十津川警部シリーズ」を知り、すっかり両シリーズのファンになってしまい、テレビドラマ化された両シリーズをも見るようになりました。

さて、この数ヶ月、コロナ禍の影響もあってテレビで放送された推理ドラマ、と言うより刑事ドラマにハマっております。(^^;
その切っ掛けとなったのが4K修復を施されたNHK「刑事コロンボ」の再放送です。途中の第8回くらいから毎週録画して見るようになり、コロンボ刑事がじわじわと犯人を追い詰めて行くストーリーが他の刑事ドラマと違うところに興味を惹かれました。

余談ですが、刑事コロンボシリーズ、ずっと見ていたらOO7シリーズに出演していた男優、女優さんが何人も出ていました。一番嬉しかったのは「ゴールドフィンガー」のオナー・ブラックマンさんが出て来た回でした。昨年春、お亡くなりになりましたが。

閑話休題 さて、「刑事コロンボ」でハマったテレビの刑事ドラマですが、BSの再放送ものを手当たり次第にタイマー録画して見ていました。コロナ禍で用事のない限り外へ出られませんでしたから、録画したものを暇潰しに見ていたのです。それらの刑事ドラマで面白かったものを列挙しますと、

西村京太郎 原作
十津川警部シリーズ(渡瀬恒彦)
警部補・佐々木丈太郎(寺脇康文)

内田康夫 原作
浅見光彦シリーズ(榎木孝明 or 沢村一樹 or 中村俊介)
信濃のコロンボ(中村梅雀 or 寺脇康文)

石ノ森章太郎 原作
おみやさん(渡瀬恒彦)

笹沢左保 原作
タクシードライバーの推理日誌(渡瀬恒彦)

堂場瞬一 原作
刑事・鳴沢了(坂口憲二)
捜査一課・澤村慶司(反町隆史)

東野圭吾 原作
新参者(阿部寛)

相棒(水谷豊)
遺留捜査(上川隆也)
再捜査刑事・片岡悠介(寺島進)
駐在刑事(寺島進)
警視庁南平班〜七人の刑事(村上弘明)
警視庁捜査一課長(内藤剛志)
検事・朝日奈耀子(眞野あずさ) 以上、敬称略

こんなところでしょうか。つい最近再放送された「新参者」は本放送の時に全話見ていたのですが、再放送も楽しめました。結構忘れている部分が多かったので。主役の刑事、加賀恭一郎を演じていた阿部寛さんはキャラクターがハマっていました。映画化された「麒麟の翼」も同じ役でしたが、こちらも面白かったです。東野圭吾さんの作品、「マスカレード・ホテル」もなかなかでした。

比較的最近の事ですが、嘗ての仕事上の大先輩が私に「本を読むのが好きだったよな?」と電話で尋ねられたので「はい、好きです」とお答えしたら、「俺んとこに読み終わった文庫本が沢山有るんだ、あげるから取りに来てくれないか」という事で、ご自宅に行ったのです。

そうしたらこれがまた全部推理小説でした。どうも私の環境、周りは推理小説好きな人間が多いようで。(笑)

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中央文庫

頂いた文庫本、同じ推理小説でも内田康夫さんとか西村京太郎さんは一冊もなく、堂場瞬一さん、柚月裕子さん、相場英雄さんが多かったのです。

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角川文庫

大先輩からは定期的に読み終えた文庫本を頂く事になり、私は堂場瞬一さんの「刑事・鳴沢了シリーズ」、柚月裕子さんの「検事・左方貞人シリーズ」にハマる事になりました。内田康夫さん、西村京太郎さんとはまた違った面白さがあります。

- 罪はまっとうに裁かれなければいけない -

柚月裕子さんの「検事・佐方貞人シリーズ」の中の言葉です。柚月裕子さんの作品、大変面白いです。

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角川文庫

衝撃を受けたのが「狐狼の血」でした。広島の暴力団闘争と警察の癒着、腐敗を描いた小説で、とても女流作家が書いたとは思えない作品でした。この作品は3年前、役所広司さん主演で映画化されましたが、映画の方は見ていません。小説で読んだ破天荒なマル暴刑事のキャラクター、役所広司さんはピッタリかも?(^^)

という事でコロナ禍の中、私は音楽鑑賞、読書、録画したテレビの刑事ドラマを見る、という繰り返しで過ごしておりました。(笑)

2021年10月13日 (水)

シューベルト/ピアノ五重奏曲「ます」

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シューベルト/ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」

アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)

クリーヴランド弦楽四重奏団員
ドナルド・ワイラーシュタイン(ヴァイオリン)
マーサ・ストロンギン・カッツ(ヴィオラ)
ポール・カッツ(チェロ)
ジェイムズ・ヴァン・デマーク(コントラバス)

録音 : 1977年8月、ロンドン

蘭PHILIPS 9500 442

以前、私の愛聴盤 第27回でご紹介したシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」ですが、前回は一般的なCDでご案内させて頂きました。

しかし、私自身が愛聴しているメディアは今日ご紹介のアナログレコードの方なのです。CDも良いですが、音的に馴染めるのはこちらのアナログレコード、オランダPHILIPS盤です。レコードの両面にゆったりとカッティングされていて、録音からそれほど時間を経たずに発売されたレコードですから音も良いです。

つい最近、久々に取り出して聴いていたのですが、何回聴いても飽きない、超名盤だと改めて思いました。

クリーヴランド四重奏団の若手メンバーもブレンデルのピアノに寄り添って、実に素晴らしい演奏を繰り広げています。

クラシック音楽ファンの方、もしこの演奏をご存知ないようでしたら、是非一度お聴き頂きたいと思っております。

2021年10月12日 (火)

雨雲の上は

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雨のエアポート。

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しかし、雲の上へ上昇してみればこの通り、紺碧の空を見る事が出来ます。

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西は晴れていました。

このコースはいつも右側の席を取るのですが・・・、

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直前の予約だったため、右側は満席。仕方なく左窓側を。

眼下は淀川ですね。

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見慣れた右側とは違う風景。

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偶には小さな変化も良いですね。

ちなみに右窓側に座りたいのは富士山を見たいからです。もう、数え切れないほど機窓から見ているのですが、何度見ても飽きません。(^^)

2021年10月11日 (月)

北の大地を俯瞰

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撮影は2年前です。

ランディング目前、北の大地を機窓から俯瞰した写真です。

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グィーン・・・と左へ旋回。

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美瑛川が眼下に見えます。

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収穫が終わった畑が綺麗ですね。いよいよランディング!

2021年10月10日 (日)

GINZA

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久々の東京・銀座です。

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何か随分久しぶりにお馴染みのウィンドウディスプレイを見ました。

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まだまだマスクは必須ですね。

2021年10月 9日 (土)

カワセミの背中

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カワセミ(ブッポウソウ目カワセミ科)

歩いていたら、カワセミに遭遇しました。

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カワセミを真上から見るのは初めてです。

今はカワセミを見ても感動する事はなくなりましたが、ニコンのヨンニッパにテレコンを装着してカワセミを追い掛けていた時もあったのです、実は。もう、大分前ですが。

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カワセミ、お分かりになりますか?

俯瞰していたら、向こう側へ飛んで行ってしまいました。

2021年10月 8日 (金)

異なもの

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子供の頃はご近所でよく見ていたのですが、その時以来かも。

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2021年10月 7日 (木)

ドライヴでCDリッピングの音は変わる?

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CDをオーディオ用NAS等にリッピングしてからネットワークオーディオプレーヤーで、若しくはUSB-DACにUSBケーブルでNASを直接繋いで音楽を聴いている方は多いと思います。

問題はリッピングの手段です。リッピングに使うドライヴによって音は変わると言う方、元のデータはデジタルだからドライヴは何を使ってもリッピングした音は変わらない、と言う方と二分されているようです。オーディオ誌などでは決まって使うドライヴで音は変わると評論家は申しております。

ではと、自分で実験してみました。

リッピングテストに使用したドライヴの一台は↑上記写真のバッファロー製USB接続の外付けポータブル型DVDドライヴで、電源はUSBケーブルを兼用するバスパワーモデル。こうれはもう随分前、某量販店でノートパソコンの福袋を購入した際に同梱されていたもの。このドライヴでかなりの量のCDをリッピングしています。

Macは光学ドライヴを内蔵していませんので、私のような者は外付けの光学ドライヴが必要になるのです。

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もう一台はパイオニア製の外付けBlu-rayドライヴ(4K対応)です。ある程度しっかりした筐体にドライヴが組み込まれ、

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電源ケーブルをこのようにコンセントに挿す仕様です。こちらは昨年四月に購入し、以後のリッピングはこのパイオニア製でやっております。

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ベートーヴェン/交響曲第5番「運命」、第6番「田園」

ヘルベルト・フォン・カラヤン 指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 1976年、1977年

ユニバーサル ミュージック UCCG-52160(SHM-CD)

リッピングソフトは定番のdBpoweramp、リッピングに使用したCDは上記国内盤です。最初にパイオニア製Blu-rayドライヴでリッピング。その後にバッファロー製DVDドライヴでファイル名を一字変えてリッピングしました。こうする事によって再生ソフトで瞬時に両者を切り替えて試聴出来るからです。

試聴に使用したソフトはOpenHomeに対応したアイオーデータの「fidata Music APP」で、iPadで使います。

最初に「運命」の冒頭「ジャジャジャジャ〜ン♪」の部分だけを聴き比べ、その後は第二主題が出て来るところまでを聴き比べてみました。音に違いはあるか?

ほんの僅かですが、パイオニア製でリッピングした方に低域の響きに伸びがあるように思います。しかし、これは五回ほど繰り返し聴き比べての話しで、非常に微妙です。以後、第二楽章、第三楽章、第四楽章の冒頭を聴き比べましたが、一聴して違いが分かるほどの大きな優劣はありません。

ところが、「田園」の第五楽章で結構違いを感じました。チェロ、コントラバスの響きはパイオニア製でリッピングした方は音がシャープに浮かび上がります。ヴァイオリン群も音の広がりで若干優位にあります。

これは素人考えですが、CDを読み込む上でのエラー訂正の回数によるところが大きいのではないかと想像します。テストに使用したCDは国内盤ですから品質は良いと思います。そのせいかドライヴの違いで大きな差は出なかったのですが、「田園」の第五楽章冒頭部分に若干のエラー訂正が必要になったのではないでしょうか。

その際、ドライヴの読み込み精度の高さに優劣が生じたものと思います。パイオニア製の方がエラー訂正がごく僅かで済んでいたものの、バッファロー製は何度か読み直してエラー訂正した結果ではないかと。

やはり、ドライヴはしっかりした筐体(振動対策)に収められ、読み込み精度の高いピックアップが使われているドライヴはリッピング結果も良い、という事が分かりました。プレス品質があまりよろしくない輸入盤ではもっと差が出るかもしれません。

余談ですが、今回テストに使用したカラヤンの国内盤のリッピング音源と、独グラモフォンが1970年代の録音を纏めたBOXに入っていたCDのリッピング音源とで聴き比べてみました。その1970年代BOXは一部を除いてすべてリッピングした後に売却済みです。当時リッピングに使用したドライヴはバッファロー製です。

これはもう違いが明らか。国内盤のリッピング音源の方が良いです。同じバッファロー製で今回リッピングしたものと、独グラモフォン盤をバッファロー製でリッピングしたものとで比べても国内盤の方が良いです。要するにリッピングに使用したCDの違いが音にも出たという事です。

となると、独グラモフォン盤の品質が劣るのかもしれません。ただ、国内盤は従来のCDより「音が良い」事を売りにしている「SHM-CD(注1)」なのです。SHMとは「スーパーハイマテリアル」の略で、高品質な素材と技術を使った高音質CDとの事。一般的なCDより透明度の高い液晶パネル用ポリカーボネートを使用しており、読み込み時のエラー訂正が従来のCDより少なくて済むらしいです。

独グラモフォン盤は一般的な普通のCDですから、リッピング音源に違いが生じたのはSHM-CDとの差だったのかも。SACDにもSHM仕様がありますので、従来のSACDとSHM-SACDとでは音の差はもっと顕著に出るかもしれませんね。

輸入盤のBOXものは一枚当たり200円〜300円くらいとメチャ安なので、私は今迄いろいろと購入して来ました。しかし、今回の聴き比べでCDに関しては音に拘りのある国内盤(SHM-CD等)の方が高品質だという事が分かってしまいました。支出金額を取るか、質を取るか、ですね。

本日の結論、リッピングに使用するドライヴで音の違いは出るという事です。ただし、その違いの大小はCDの品質とも関係するわけですが、大極的に見れば、やはりしっかりしたドライヴを使った方がリッピングに好結果を生む、という事でした。

注1 : SHM-CDはSACDと違い、通常のCDと互換性があるので普通のCDプレーヤーで再生出来ます。

2021年10月 6日 (水)

令和のジャズ喫茶

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TOMMY'S BY THE PARK

少し前に訪れたジャズ喫茶です。

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暫くぶりに横浜市営地下鉄に乗って、仲町台駅で下車。

拙宅からは遠いです。都内に出て行くのと時間的には変わりありません。

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雑誌記事の紹介を見て興味を持ち、訪れたのですが・・・。

令和の時代のジャズ喫茶、こうした明るいデザインになるのでしょうか。

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無愛想なマスター、昔は珍しくなかったですが令和の時代、どうなのでしょうか?

客商売ですからね。

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私が一見の客と見られたのかな?

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コーヒー代を支払っても「ありがとうございます」の一言も無し。

逆に私の方が「ありがとうございました」と言ってお店を後にしました。(笑)

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出て来たコーヒーです。

38cmウーファーの大型JBLスピーカーに、超弩級マッキンのパワーアンプでCDが鳴らされていました。自分の定番、オスカー・ピーターソンの「プリーズ・リクエスト」をお願いしたのですが、音については正直に申しますと期待したほどではなかったです。

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横浜市営地下鉄「仲町台駅」です。

※ 店内写真はマスター了承の元に撮影しています。

2021年10月 5日 (火)

OO7/ノー・タイム・トゥ・ダイ

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IMAXフルサイズ上映(シネマサンシャイン池袋にて)

OO7/ノー・タイム・トゥ・ダイ

(原題 : NO TIME TO DIE)2021年10月1日より全国公開中

英イオン・プロ制作 ユニバーサル映画配給

- 配役 -
ジェイムズ・ボンド : ダニエル・クレイグ
マドレーヌ・スワン : レア・セドゥ
リューツィファー・サフィン : ラミ・マレック
ブロフェルド(スペクター): クリストフ・ヴァルツ
ノーミ(OO7) : ラシャーナ・リンチ
フェリックス・ライター : ジェフリー・ライト
マチルド : リサ=ドラ・ソネット
パロマ : アナ・デ・アルマス
M : レイ・ファインズ
Q : ベン・ウィショー
マネーペニー : ナオミ・ハリス

主題歌 : ビリー・アイリッシュ
挿入歌 : ルイ・アームストロング(愛はすべてを越えて/ジョン・バリー)
音楽 : ハンス・ジマー
原作 : イアン・フレミング
脚本 : ニール・ヴァーヴィス、キャリー・ジョージ・フクナガ 他
監督 : キャリー・ジョージ・フクナガ

緊急事態宣言が解かれたので、遥々東京・池袋まで出掛けてOO7の新作を見て来ました。自宅周辺に幾らでも劇場が在るのに何故、遠い池袋まで行ったのか? 不思議に思われるかもしれませんね。

今回の作品、上映時間の1/4くらいが70mm IMAXカメラで撮影した場面だそうで、撮影された映像をフルサイズで上映出来る劇場が全国で東京に一館、大阪に一館しか無いそうです。その東京の一館が池袋のシネマサンシャイン池袋なのです。

ちなみにシネマサンシャイン池袋 IMAXシアターのスクリーンサイズは25.8m x 18.9m(国内最大)です。客席へはスクリーン手前から入って行くのですが、スクリーンの高さを見た瞬間、「デカ!(◎_◎;)」と。同じお金を払うなら少しでも大きなスクリーンで見たい人間ですから、事前に調べた通りで内心「ヨシヨシ(^^)」とほくそ笑ました。

フルサイズ上映の件ですが、IMAXカメラの画角は4:3に近いようです。ところが全国何処の劇場もスクリーンはシネマスコープサイズですから、オリジナルの撮影映像を上下バッサリとカットしてシネスコの横に細長いスクリーンに合わせなくてはいけません。それが為フル画像の40%少々もカットされてしまいます。

ですが、シネマサンシャイン池袋のスクリーンは上下にも面積を取ったサイズですからIMAXフルサイズのオリジナル映像で見られるのです。上下40%のカットは大きいですよね。

いや〜バカでかいスクリーンに投写されたフルサイズの映像は筆舌にし難い迫力があります。ところどころで画面がさりげなくフルサイズになるのですが、目の視野角いっぱいになります。自分の席の位置とも関係しますけど。

スクリーンは左右が手前に少し湾曲しておりまして、大昔銀座のテアトル東京で見たシネラマを思い出しました。あまりにも大きなスクリーンなので平面ですと左右のピントが怪しくなってしまう事から湾曲させているわけですね。

IMAXフルサイズは真四角の画面を見ているような感じを受けました。派手なアクションシーン、他の劇場で見るとあの画面の上下がバッサリと切られるのか・・・それは無いなぁ・・・と。Blu-rayソフトで発売される時はどうなるのか気になります。

さて、肝心の映画です。途中で「女王陛下のOO7」で使われた主題歌のメロディがストリングスで流れたのです。「あれ?」と私はメロディを頭の中で反芻してみると、「間違いなく女王陛下のOO7で流れたジョン・バリーの曲だ!」と。ストーリー途中のその時は何故使われたのか分からなかったのですが、映画のクライマックス・・・ラストで疑問が解けました。

ストーリー途中で流れたジョン・バリーの書いた素敵なメロディは、ラストの結末を暗示した音楽による伏線だったのです。なかなか上手い趣向ですね。今回の音楽を担当したハンス・ジマー自身の音楽は主題歌含め、実につまらない音楽でしたが。

OO7シリーズは言うまでもなくボンドの活躍を描く映画ですから当然ハッピーエンドで映画は終わります。ですがただ一編、「女王陛下のOO7」だけは悲劇で幕を閉じます。イアン・フレミングの原作を忠実に映画化したからですが。

ところが今回の作品も悲劇で幕を閉じたのです。

で、エンドタイトルで流れて来たのが「女王陛下のOO7」で使われたルイ・アームストロングが歌う「愛はすべてを越えて」でした。ジョン・バリー作曲の名曲がフルバージョンで流れ、スクリーン右側には歌詞の対訳が映し出されます。サッチモの歌声、胸に来ます。今回の作品、思いもかけないラストでした。

そうそう、子役の女の子が可愛いです。なかなかの名演技でした。

映画のあらすじはネットで幾らでも調べる事が出来ますので割愛しますが、映画を見ればダニエル・クレイグの次回作は絶対無いな・・・と、誰もが思うでしょう。御本人も最後のボンド役とインタビューで話していましたし。

ところで、シリーズでボンドの敵役を演じる俳優さんですが、ショーン・コネリー時代に登場していた個性的なアクの強い人たちに比べると物足りないです。今回の作品でのラミ・マレックという俳優さん、全然迫力がなかったです。キャラクター的にはジョーカー(バットマン)の真似?と思ってしまいました。

エンドタイトルの最後の最後に、

JAMES BOND WILL RETURN

と、文字が出ました。

「え!? まだ続けるの・・・」というのが私の正直な感想です。続けるとなれば再び全くの新シリーズとなるのでしょう。今回の作品、上映時間(163分)が長過ぎます。アクション映画はテンポ良く2時間くらいで纏めるべきです。

2021年10月 4日 (月)

被弾したニコン F

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ニコン・ミュージアムにて

「地雷を踏んだらサヨウナラ」という書籍が良く知られている報道カメラマン、一ノ瀬泰造さんの被弾したニコン F。

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生々しいですね。

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1947年生まれ。1972年からフリーの報道写真家としてバングラデシュ、ベトナム、カンボジアに赴き、数々の決定的瞬間を撮影していらっしゃいます。

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しかし、1973年11月、アンコールワットに向かったまま消息を絶ちました。

2021年10月 3日 (日)

SACDを楽しむ(19)

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シベリウス/交響曲第2番 ニ長調

朝比奈隆 指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団

録音 : 1999年7月30日、大阪フェスティバルホールでのライヴ録音

EXTON OVCL-00753

新譜がSACDで発売されるという珍しいディスクです。CDとのハイブリッド盤なので、通常のCDプレーヤーでも再生出来ます。

1970年代に日本ビクターから発売されたライヴ盤の再発ではなく、世に出るのが今回が初めてというまったくの初発売です。朝比奈隆さん晩年のライヴ録音で、実に味のある演奏でした。

日本ビクター盤も良いですが、どちらを取るかと言えばこちらの新譜ですね。朝比奈隆さんはコンサート時、ご自身の反省目的のためなのか、可能であればライヴ録音(基本ワンポイント録音)してもらい、それをカセットにして朝比奈さんは頂いていました。

ですから権利関係さえ通れば相当数のライヴ録音が残っているはずです。もっとも当時の録音テープが残っていればの話しですが。何しろ発売目的での録音ではなかったですから。

5803

シューベルト/ピアノ・ソナタ第20番、第21番

マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)

録音 : 1983年12月、ウィーン(第20番)、1987年6月、ミュンヘン(第21番)

ESOTERIC ESSG-90245

完璧なシューベルトですね!

ベートーヴェンもそうでしたが、完全主義者のポリーニという感じを受けます。私にとってベートーヴェンは近寄り難いほどの演奏でしたが、こちらのシューベルトはまだまだ楽しめます。録音がまた素晴らしいです!

最近、マリア・ジョアン・ピリスのシューベルトを愛聴していたところでしたが、人間味を感じるのはピリス盤の方です。(^^;

5804

ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲

トリスタン : ルネ・コロ(テノール)
イゾルデ : マーガレット・プライス(ソプラノ)
マルケ王 : クルト・モル(バス)
ブランゲーネ :ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
クルヴェナール : ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
メロート : ヴェルナー・ゲッツ(テノール)

カルロス・クライバー 指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
ライプツィヒ合唱団

録音 : 1980年〜1982年、ドレスデン

ESOTERIC ESSG-90183/5

発売から大分経っていますが、ESOTERICさんから発売されたクライバーのトリスタンです。録音はデジタル録音初期で、多分CDフォーマット(44.1kHz/16bit)で録音されていたものと思います。ですからSACDは単なるアップコンバートという事になります。

通常CDとの音の比較ですが、元々がCDフォーマットでの録音ですから大きな差はありません。個人的には弦の響きはESOTERIC盤の方に良さを感じます。それも敢えて言えば・・・というくらいですが。

演奏については今更私が蘊蓄を述べる必要がない名演ですね。

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ジョン・カルショウ、プロデュース

R.シュトラウス/歌劇「薔薇の騎士」全曲

元帥夫人 : クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
オクタヴィアン : グィネス・ジョーンズ(ソプラノ)
オックス男爵 : ワルター・ベリー(バス)
ファーニナル : エルンスト・グートシュタイン(バリトン)
ゾフィー : ルチア・ポップ(ソプラノ)
マリアンネ : エミー・ローゼ(ソプラノ)
アンニーナ : マルガリータ・リローヴァ(メゾ・ソプラノ)
テノール歌手 : プラシド・ドミンゴ(テノール)

レナード・バーンスタイン 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団

録音 : 1971年3月22日〜24日、4月1日〜10日、ウィーン・ゾフィエンザール

ソニー・ミュージック SICC 10264/6

米CBSの音源ですが、ジョン・カルショウ率いる英DECCAの録音チームが米CBSのために録音した有名盤です。この「薔薇の騎士」の前に英DECCAは米CBSのためにバーンスタイン指揮による「ヴェルディ/ファルスタッフ」を録音。そのバーターとしてバーンスタイン/VPOによるマーラーの「大地の歌」、モーツァルトの交響曲「リンツ」とピアノ協奏曲第15番を英DECCAのために録音させてもらっています。

長らくニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団とのコンビで音楽活動に勤しんでおりましたが、ニューヨーク・フィルを離れ、活動の場をヨーロッパに移したバーンスタインは音楽が随分変わりました。クラシック音楽はヨーロッパが本場。バーンスタインも当初はその伝統に従っていたのかもしれません。

1968年、オットー・シェンク新演出による上演がウィーン国立歌劇場で行われており、大喝采を受けたそうです。その3年後に再演されており、その再演と並行して録音されたのが当録音との事。

元帥夫人をメゾ・ソプラノのクリスタ・ルートヴィヒが歌っているのが珍しいですね。カラヤン盤でルートヴィヒはオクタビアンを歌っていましたから。それよりグィネス・ジョーンズがオクタビアンを歌っている事の方が私は少々驚かされました。後にジョーンズは元帥夫人を歌っています。あ、ルートヴィヒと同じパターンだ。(^^)

それより何より、ゾフィーをルチア・ポップが歌っていて、実にチャーミング。(^^)

オペラを指揮する経験が浅かった録音当時のバーンスタインですが、なかなかの名演だと思います。「薔薇の騎士」は名盤揃いですね。

2021年10月 2日 (土)

馬堀の海

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しばらくお休みしておりました。拙ブログ、記事が大分マンネリ化して来たので、そろそろ閉鎖するかなぁ・・・などと、あれこれ逡巡していました。

過去、何度も閉鎖を考えたのですが、今回も今暫く続けるか・・・という事に。(^^;

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浦賀方向を望む

さて、今日お届けの写真は神奈川県三浦の海です。

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少し南国的雰囲気が・・・。

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場所はその昔、黒船に乗ったペリーが来航した浦賀のお隣り、馬堀海岸です。

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久しぶりに来ました。

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少し暑かったですが、爽やかな潮風を浴びて気持ち良かったです。

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