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2021年10月26日 (火)

エレナ・スリオティス

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エレナ・スリオティス/オペラ・アリア集

SIDE 1(ZAL-7694-1G)
ドニゼッティ/歌劇「アンナ・ボレーナ」〜狂乱の場

SIDE 2(ZAL-7695-1G)
ヴェルディ/歌劇「マクベス」〜勝利の日に...早く来て...灯りをつけておくれ...今こそ立て皆の者
ヴェルディ/歌劇「ルイザ・ミラー」〜神にそむいた私を罰してください
ヴェルディ/歌劇「仮面舞踏会」〜死にましょう、これが最後です

エレナ・スリオティス(ソプラノ)

オリヴィエロ・デ・ファブリティース 指揮
ローマ歌劇場管弦楽団

録音 : 1966年、ローマRCAイタリアーナ・スタジオ

英DECCA SXL 6306(ED2)

今日はギリシャ生まれのソプラノ、エレナ・スリオティスをご紹介。「マリア・カラスの再来」などというキャッチコピーで現れた歌手のようですが、僅か数年で声に変調を来し、全盛期は大変短かったソプラノ歌手です。

とにかく「素晴らしい」などというような形容詞では表現しきれないほどのソプラノです。もう・・・ただただ圧倒されてしまいます。収録されている4曲、どれも皆スリオティスのドラマティックな声、特に高音域における歌唱の絶妙さを聴く事が出来ます。

以前、NHK-BSで放送されたオペラのライヴ収録による歌劇「マクベス」でマクベス夫人を歌っていたアンナ・ネトレプコを聴いた時、私は今日ご紹介のエレナ・スリオティスに似ているなぁ・・・と思ってしまったのです。スリオティスがカラスの再来なら、ネトレプコはスリオティスの再来?

「ナブッコ」や「アンナ・ボレーナ」、「ノルマ」の全曲盤が残されていますが、歌手として短命だったのが悔やまれます。指揮者、器楽奏者、オペラ歌手、いずれも1950年代、60年代、70年代に優れた演奏家が沢山輩出していますが、残念な事にそれから現在に至るまで、何か小粒な演奏家ばかりに思うのですが、何故でしょうかねぇ? あ、これは個人的感想ですが。

比較的最近の事ですが、「STEREO誌」だったか・・・ご活躍中の田中伊佐資氏が今日ご紹介しているレコードを手にしている写真を見て、「あれ? このレコード自分も持っているけど、田中さんはロック専門なのでは?」などと思いながら記事を読んでいました。

その記事が切っ掛けで、そのうち拙ブログでもこのレコードを紹介してみようか・・・と思ったわけです。

ところでジャケット写真、良いと思いませんか? なかなかクラシックのジャケットでこうした写真はそうそうお目にかかれないのではないかと。一見、ポップス系のジャケット写真?・・・と、思ってしまいますよね。このポートレートを撮影したカメラマンに座布団10枚。(^^)

CDで発売されているのかなぁ・・・と調べてみましたら、発売されているようですね。ただし、このジャケット写真ではないですが。オペラがお好きな方、是非一度お聴きになってみてくださいませ。

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コメント

 こんばんは。

 エレナ・スリオティス・・・パワフルですね。

 ジャケットの写真ですが、クラッシックとは思えず、ポップスの歌手かと思いました。
 ドレスなどの写真と比べると、斬新です。表情も、何かロックのような、憮然とした感じがします。

fujileica(pyosida)さん、こんばんは。
ジャケット写真だけ見たら、クラシック音楽のレコードとは誰も思わないですよね。スリオティスの熱心なファン以外は。
おっしゃるように女性オペラ歌手のジャケット写真って大概ドレス姿だったり、オペラのステージ衣装を身に纏った写真が多いのです。
こうしたジャケット写真はやはり珍しいです。しかし、見る者に強烈な印象を与えますよね。

おはようございます。
オペラには疎くて、モーツアルトとワーグナーくらいしか持っていません。
カラスは名前は知っていますが、まともに聴いたことはありませんし、エレナ・スリオティスはその名も初めてです。不明でした。
ED2のG1/G1マトリクスですか、良いものをお持ちで。1/1貴重です。

Analog親爺さん、こんにちは。
オペラ、中古レコードの価格設定を見ていると、クラシック音楽のジャンルの中でもイマイチ人気がないのだなぁ・・・と、いつも思います。
オペラファンに良く知られたオペラの全曲盤が1,000円以下だったりするとさすがにビックリします。それも初期盤が・・・。
以前、記事にしたショルティのタンホイザーなんてケース、レコードとも新品同様の程度なのに880円(4枚組)でした。独DECCA盤ですし、デジタル時代になっての再プレスですが、カッティングは英DECCAで、プレスが独DECCAです。ですが、本当にビックリ価格です。
スリオティス盤はEDによる区分けを知らない時に入手していまして、Analog親爺さんのサイトでレコード番号を照らし合わせてみて、オリジナル(初版)かも・・・と、少し嬉しい気持ちになりました。
ありがとうございます。

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