« 被弾したニコン F | トップページ | 令和のジャズ喫茶 »

2021年10月 5日 (火)

OO7/ノー・タイム・トゥ・ダイ

5836
IMAXフルサイズ上映(シネマサンシャイン池袋にて)

OO7/ノー・タイム・トゥ・ダイ

(原題 : NO TIME TO DIE)2021年10月1日より全国公開中

英イオン・プロ制作 ユニバーサル映画配給

- 配役 -
ジェイムズ・ボンド : ダニエル・クレイグ
マドレーヌ・スワン : レア・セドゥ
リューツィファー・サフィン : ラミ・マレック
ブロフェルド(スペクター): クリストフ・ヴァルツ
ノーミ(OO7) : ラシャーナ・リンチ
フェリックス・ライター : ジェフリー・ライト
マチルド : リサ=ドラ・ソネット
パロマ : アナ・デ・アルマス
M : レイ・ファインズ
Q : ベン・ウィショー
マネーペニー : ナオミ・ハリス

主題歌 : ビリー・アイリッシュ
挿入歌 : ルイ・アームストロング(愛はすべてを越えて/ジョン・バリー)
音楽 : ハンス・ジマー
原作 : イアン・フレミング
脚本 : ニール・ヴァーヴィス、キャリー・ジョージ・フクナガ 他
監督 : キャリー・ジョージ・フクナガ

緊急事態宣言が解かれたので、遥々東京・池袋まで出掛けてOO7の新作を見て来ました。自宅周辺に幾らでも劇場が在るのに何故、遠い池袋まで行ったのか? 不思議に思われるかもしれませんね。

今回の作品、上映時間の1/4くらいが70mm IMAXカメラで撮影した場面だそうで、撮影された映像をフルサイズで上映出来る劇場が全国で東京に一館、大阪に一館しか無いそうです。その東京の一館が池袋のシネマサンシャイン池袋なのです。

ちなみにシネマサンシャイン池袋 IMAXシアターのスクリーンサイズは25.8m x 18.9m(国内最大)です。客席へはスクリーン手前から入って行くのですが、スクリーンの高さを見た瞬間、「デカ!(◎_◎;)」と。同じお金を払うなら少しでも大きなスクリーンで見たい人間ですから、事前に調べた通りで内心「ヨシヨシ(^^)」とほくそ笑ました。

フルサイズ上映の件ですが、IMAXカメラの画角は4:3に近いようです。ところが全国何処の劇場もスクリーンはシネマスコープサイズですから、オリジナルの撮影映像を上下バッサリとカットしてシネスコの横に細長いスクリーンに合わせなくてはいけません。それが為フル画像の40%少々もカットされてしまいます。

ですが、シネマサンシャイン池袋のスクリーンは上下にも面積を取ったサイズですからIMAXフルサイズのオリジナル映像で見られるのです。上下40%のカットは大きいですよね。

いや〜バカでかいスクリーンに投写されたフルサイズの映像は筆舌にし難い迫力があります。ところどころで画面がさりげなくフルサイズになるのですが、目の視野角いっぱいになります。自分の席の位置とも関係しますけど。

スクリーンは左右が手前に少し湾曲しておりまして、大昔銀座のテアトル東京で見たシネラマを思い出しました。あまりにも大きなスクリーンなので平面ですと左右のピントが怪しくなってしまう事から湾曲させているわけですね。

IMAXフルサイズは真四角の画面を見ているような感じを受けました。派手なアクションシーン、他の劇場で見るとあの画面の上下がバッサリと切られるのか・・・それは無いなぁ・・・と。Blu-rayソフトで発売される時はどうなるのか気になります。

さて、肝心の映画です。途中で「女王陛下のOO7」で使われた主題歌のメロディがストリングスで流れたのです。「あれ?」と私はメロディを頭の中で反芻してみると、「間違いなく女王陛下のOO7で流れたジョン・バリーの曲だ!」と。ストーリー途中のその時は何故使われたのか分からなかったのですが、映画のクライマックス・・・ラストで疑問が解けました。

ストーリー途中で流れたジョン・バリーの書いた素敵なメロディは、ラストの結末を暗示した音楽による伏線だったのです。なかなか上手い趣向ですね。今回の音楽を担当したハンス・ジマー自身の音楽は主題歌含め、実につまらない音楽でしたが。

OO7シリーズは言うまでもなくボンドの活躍を描く映画ですから当然ハッピーエンドで映画は終わります。ですがただ一編、「女王陛下のOO7」だけは悲劇で幕を閉じます。イアン・フレミングの原作を忠実に映画化したからですが。

ところが今回の作品も悲劇で幕を閉じたのです。

で、エンドタイトルで流れて来たのが「女王陛下のOO7」で使われたルイ・アームストロングが歌う「愛はすべてを越えて」でした。ジョン・バリー作曲の名曲がフルバージョンで流れ、スクリーン右側には歌詞の対訳が映し出されます。サッチモの歌声、胸に来ます。今回の作品、思いもかけないラストでした。

そうそう、子役の女の子が可愛いです。なかなかの名演技でした。

映画のあらすじはネットで幾らでも調べる事が出来ますので割愛しますが、映画を見ればダニエル・クレイグの次回作は絶対無いな・・・と、誰もが思うでしょう。御本人も最後のボンド役とインタビューで話していましたし。

ところで、シリーズでボンドの敵役を演じる俳優さんですが、ショーン・コネリー時代に登場していた個性的なアクの強い人たちに比べると物足りないです。今回の作品でのラミ・マレックという俳優さん、全然迫力がなかったです。キャラクター的にはジョーカー(バットマン)の真似?と思ってしまいました。

エンドタイトルの最後の最後に、

JAMES BOND WILL RETURN

と、文字が出ました。

「え!? まだ続けるの・・・」というのが私の正直な感想です。続けるとなれば再び全くの新シリーズとなるのでしょう。今回の作品、上映時間(163分)が長過ぎます。アクション映画はテンポ良く2時間くらいで纏めるべきです。

« 被弾したニコン F | トップページ | 令和のジャズ喫茶 »

コメント

おはようございます。私の所ではIMAXで観るところがない、時間も合わないので早々に劇場に行くのは諦めましたが、、、KONDOHさんのレポートを読んで、博多に足を伸ばしてみようかと思っています。写真もそうですが、大きな画面は強力な武器です。IMAX劇場は音響も良いですしね。

ROCKSさん、こんにちは。
是非、IMAX劇場でご覧ください。
池袋のようにフルサイズにはなりませんが、それでもシネスコより上下が広がりますので、カットされる部分は少なくてすみます。
おっしゃる通り音響も良いですから楽しめます。

装備を積んだアストンマーチンDB5、活躍しますよ。(^^)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 被弾したニコン F | トップページ | 令和のジャズ喫茶 »