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2021年11月14日 (日)

素晴らしき歌姫(1)

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リタ・シュトライヒが歌う、ワルツとカンツォーネ

SIDE 1
1. ヨーゼフ・シュトラウス/ワルツ「オーストリアの村つばめ」
2. アラビエフ/ナイチンゲール
3. ドリーブ/カディスの娘

SIDE 2
1. フロトー/夏の最後のバラ
2. デラックァ/ヴィラネル
3. J.シュトラウス/喜歌劇「踊子、ファニー・エルスラー」〜ジーフェリングのリラの花
4. アルディーティ/パルラ・ワルツ

リタ・シュトライヒ(ソプラノ)

クルト・ゲーベル 指揮
ベルリンRIAS交響楽団

録音 : 1955年

独グラモフォン LPE 17 051(フラット 10インチ盤)

その昔、ジャズのオリジナル盤に血眼になっていた頃、珍しくクラシックのエサ箱を見たらヨーロッパレーベル特有のペラペラジャケットの中古が国内盤の中古より安く、中には破格と言って良いヨーロッパ盤が国内盤中古に混ざっていたのです。

それらを見て、「もしかしてこのヨーロッパ盤(英DECCA、独グラモフォン、英EMI等々)って、ジャズで言うところのオリジナル?」と、思ったわけです。ジャズオリジナル盤の意味を知っていなかったら、「オリジナル」という予備知識がなかったわけですからクラシックの中古には手を出していなかったと思います。

しかし、当時購入しておいた盤の中にはほとんど聴かずに死蔵されていたものが結構ありまして、「忘れさられていたレコード」という記事にしたくらいのお粗末ぶり。(^^;

で、以前もご紹介した事がありますが、昔購入した初期盤を再び少しずつブログに採り上げてみたいと思います。若干、近年購入のモノも含まれますが、先ずはリタ・シュトライヒのアリア集から。旧ソ連で生まれ、ドイツに移住して声楽を学んだようです。

リタ・シュトライヒをお好きなクラシックファンは多いと思います。私はオペラで知ったソプラノ歌手ですが、実に素敵な声です。比較的最近採り上げたカール・ベームの「薔薇の騎士」ではゾフィーを歌っていて、何とも愛らしいゾフィーです。ルチア・ポップのゾフィーと双璧ですね。

↑ この盤は10インチ盤で、30cmLPより少し小さい25cmサイズのLPレコードです。私が大好きなヨーゼフ・シュトラウスのワルツ「オーストリアの村つばめ」が一曲目に入っていて、ワルツ好きの私には最高です。両面すべて、聴いていると実にほがらかな気分にさせてくれます。

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リタ・シュトライヒが歌う、不滅の名曲

SIDE 1
1. J.シュトラウス/ワルツ「春の声」
2. サン=サーンス/ナイチンゲールとバラ
3. ヴェルディ/煙突掃除屋
4. ゴダール/歌劇「ジョスラン」〜ジョスランの子守歌
5. アルディーティ/パルラ・ワルツ
6. J.シュトラウス/喜歌劇「こうもり」〜公爵様、あなたのようなお方は

SIDE 2
1. J.シュトラウス/喜歌劇「こうもり」〜田舎娘を演じる時は
2. J.シュトラウス/ワルツ「ウィーンの森の物語」
3. スッペ/喜歌劇「ボッカッチョ」〜恋はやさし野辺の花よ
4. ドヴォルザーク/歌劇「ルサルカ」〜月に寄せる歌
5. マイアベーア/歌劇「ディノラー」〜軽い影よ

リタ・シュトライヒ(ソプラノ)

クルト・ゲーベル 指揮
ベルリン放送交響楽団

録音 : 1958年

独グラモフォン SLPEM 136 011(第2版)

多分、この盤は初版ではなくセカンドプレスだと思います。レーベル部分、時計の1時くらいのところから右回りの文字が「MADE IN」で始まっていますが、録音年代から初版は「ALLE」で始まります。こうした知識は後付けで、昔はそうした事は知らずに購入していました。

こちらもシュトラウスのワルツ「春の声」と「ウィーンの森の物語」、喜歌劇「こうもり」から大好きなアリアが入っていて、冒頭の10インチ盤ともども素敵な声を聴く事が出来ます。

カラヤンがただ一回だけウィーン・フィルのニューイヤーコンサートに登場した際、黒人ソプラノ歌手のキャスリーン・バトルを起用して「春の声」を演奏していました。そこで聴かれるキャスリーン・バトルのチャーミングな歌声はリタ・シュトライヒの延長線上にある事を感じさせてくれます。

私にとってソプラノを入れたワルツ「春の声」はリタ・シュトライヒさん、キャスリーン・バトルさん、そして幸田浩子さんの三名で決まりです。(^^)

2枚とも、素敵なジャケットですよね。これを機会に、改めてシュトライヒさんのレコードを探してみますかね。

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コメント

おはようございます。
右からのシュトライヒですね。左からのお顔も素敵で,昔むかしには、右派/左派(?)と騒々しかったものでした。
都会ではゴミのような価格でと・・・・・。
滅相もない、シュトライヒ様ですよ!
田舎では、左右揃えるとゆうに諭吉は超えていましたよ。
シュターダーにシュトライヒ、昔は優雅で上品なお姫様がそろっていましたね。

Analog親爺さん、こんにちは。
ゴミのような・・・さすがに言い過ぎでしたので、訂正致しました。お気を悪くされましたらお詫び致します。m(_ _)m
薄いジャケットはレコードを収めるとどうしても長い間に薄っすらと丸くジャケットに膨らみが残ってしまいます。
それが日本盤のジャケット作りを良しとする愛好家に嫌われていると、当時中古店のご主人からお聞きしています。
確かにエサ箱に一ヶ月くらい経っても売れ残っている盤を良く見掛けました。で、価格が下げられたところで私が購入するという・・・。初期盤ブームの現在ではおよそ考えられない事でした。

さて、右からと左からのジャケットはAnalog親爺さんのブログで二種類ある事を知りました。こうなると揃えたくなりますね。
シュターダーですが、最近購入したリヒター/ミュンヘン・バッハ(独ARCHIV)のカンタータでソロを歌っていたシュターダーにすっかり魅了されました。美しい声ですね。アリア集を購入したくなっています。

 こんばんは。

 顔写真だけを見たら、女優さんかと思いました。
 例のごとく、Amazon Music HDで聴きました。途中・・・手品師か曲芸をしているような気さえする、連続の歌声でした。

 軽快でした。

fujileica(pyosida)さん、こんばんは。
先程、検索してみて驚きました!
Amazon Music HDにアップロードされているのですね・・・。
今日の二枚目の録音、ジャケット写真は違いますけど、アルバムタイトルはそのままで全11曲がレコードの順番通りにアップされていました。いやいやビックリであります。
Amazon Music HD、やりますね!

fujileica(pyosida)さん、
二枚目のアルバムジャケットのままでもアップされていましたね。
検索し直しました。

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