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2021年11月29日 (月)

モーツァルトのピアノ協奏曲(1)

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449

マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)

テオドール・グシュルバウアー 指揮
リスボン・グルベンキアン財団室内管弦楽団

録音 : 1973年7月

仏ERATO STU 70764

日常、モーツァルトのピアノ協奏曲は欠かせない楽曲ですが、数ある作品の中では第27番をもっとも愛好しています。以前、私の愛聴盤 第20回で採り上げたように第27番についてはバックハウスとベームによる不滅の名演が存在しております。

ですが、他の番号にも素敵な作品(名演)がありますので、今日はそうした演奏をご紹介します。

先ずはピアノ・ソナタで楽しんでいるマリア・ジョアン・ピリスの協奏曲演奏です。このレコードではA面に第23番、B面に第14番が収められていますが、私は地味目の楽曲ですが第14番の方を第23番よりここでは愛好しています。と言って第23番の演奏がダメという事ではないです。どちらの演奏を取るか、と問われればという事です。

繊細で、時にはダイナミズムに溢れたピリスのピアノはモーツァルトにピッタリですね。仏ERATO盤は若き日のピリスを楽しめ、独グラモフォンでは円熟を迎えた演奏を聴く事が出来ますが、仏ERATOでの若々しいモーツァルト演奏も良いですね。

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415
ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調 K.449

アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)

ネヴィル・マリナー 指揮
アカデミー室内管弦楽団

録音 : 1978年6月

蘭PHILIPS 9500 565

ブレンデルのモーツァルトも良いですね。第14番はピリスの演奏と重なりますが、ブレンデルの方は何となく大人の味わいとでも申しましょうか、どちらも私は好きな演奏です。

第13番も第14番もコンサートで演奏される機会の少ない協奏曲ですが、華やかな第20番や第23番などに比べたら人気の点で劣るとは思います。しかし、そこはモーツァルトの作品ですからまったく退屈する事なく演奏を楽しめますよ。

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 K.271「ジュノーム」
ピアノ協奏曲第10番 変ホ長調 K.365(2台のピアノのための)※

アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
イモージェン・クーパー(ピアノ)※

ネヴィル・マリナー 指揮
アカデミー室内管弦楽団

録音 : 1978年7月

蘭PHILIPS 9500 408

第9番は「ジュノーム」という副題が付いているからか、比較的人気のある協奏曲ですね。明るく華やかな楽曲でもありますし。ここでもブレンデルは軽快な解釈で弾いており、楽想を十二分に表現しています。

思いの外(失礼)楽しめるのが第10番の2台のピアノのための協奏曲です。このレコードでは第10番の方を楽しむ機会の方が多いのです、実は。

イモージェン・クーパーとブレンデルは競うような、或いは息ピッタリと、何とも絶妙な演奏で聴き惚れています。クーパーはブレンデルの愛弟子ですから息ピッタリは当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、本当に楽しめる演奏です。

正直、購入時は第10番ではなく他の番号(2台のピアノのためではなく)で録音してくれたら良かったのに、と思ったものでしたが、今は第10番の2台のピアノのための協奏曲の方を楽しんでいるという・・・(^^)

モーツァルトのピアノ協奏曲、素敵な作品が多いです。第17番や第19番なども好きな作品であります。

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