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2021年11月 9日 (火)

ニルソンとホッターの激唱

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ニルソン、ホッター/ワーグナー・プログラム

SIDE 1
歌劇「さまよえるオランダ人」第2幕第3場より
1. ゼンタとオランダ人の二重唱〜遠く忘れられた古い時代の中から
楽劇「ワルキューレ」第3幕第3場より
2. 私の犯したことは

SIDE 2
楽劇「ワルキューレ」第3幕第3場より
1. お前の晴れやかな心に
2. ヴォータンの告別と魔の炎の音楽

ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
ハンス・ホッター(バリトン)

レオポルド・ルートヴィッヒ 指揮
フィルハーモニア管弦楽団

1957年11月16-19日、アビーロード・スタジオ(ロンドン)

英COLUMBIA 33CX 1542(初出 モノラル盤)

大分前になりますが、「私の愛聴盤 第3回」でご紹介したCDの元になっている音源のアナログレコードを、オリジナル盤で入手出来ました。ただ、れっきとしたステレオ録音なのですが、私が入手出来たのはモノラル盤の方でして、いつかステレオ盤に出遭ったら買い換えたいと思います。

ですが、二人の名唱を聴くのですからモノラルでも特に問題なかったです。ステレオの方は随分昔にCDで入手し、現在はオーディオ専用NASにリッピング済みですし、何よりオリジナルジャケットが手元に来た事の方が嬉しいです。ジャケット自体はこの時代のヨーロッパ盤特有の薄いペラペラのジャケットですが。

拙ブログに時々コメントを寄せて頂いておりますAnalog親爺さんのブログでこのオリジナル盤(ステレオ盤)の記事(二箇所)を発見し、実に羨ましいと思っていたのです。Analog親爺さんはオリジナル盤とオーディオに大変造詣の深い方で、オリジナル盤についてはクラシック、ジャズを問わず大変博識です。私は「へぇ・・・こういう盤が有るんだ・・・」と、参考になっております。

ステレオ録音初期の頃、レコードはステレオ盤とモノラル盤の両方を発売していたようで、モノラルの再生装置をお持ちのユーザーの事を考えていたのでしょう。メディアが変わる過渡期、例えばレコードからCDに変わって行く時もレコード会社はレコードとCDの双方を発売していたのは記憶に新しいですね。

レコードの内容については「私の愛聴盤 第3回」で詳しく述べておりますので、今日は簡単に。

当時、毎年夏に開催されるバイロイト音楽祭(ドイツ)を始め、世界各国で人気のあったビルギット・ニルソンとハンス・ホッター、二人の二重唱による有名なワーグナー作品の録音です。ニルソンはアストリッド・ヴァルナイ、キルステン・フラグスタートといった、稀代のソプラノ歌手を引き継ぐ名唱を残したドラマティック・ソプラノです。

私は現役を退く少し前に生(オペラ)で聴く機会がありまして、その圧倒的声量に驚かされたものです。大編成のフルオーケストラを前にして、オーケストラを蹴散らかすかのような声に大きな感嘆を頂きました。素晴らしかったです。

私にとってフラグスタートとニルソンは、ワーグナーを聴く時に欠かせないソプラノであります。もちろん男声ではホッターです。

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コメント

おはようございます。
「ブログでこのオリジナル盤(ステレオ盤)の記事(二箇所)を発見」、丁寧にお読み戴きまして恐縮です。
また、拙ブログをご紹介戴きありがとうございます。
33CX1542まがうことなき本物です。この当時’57年ころのステレオ黎明期は、従来のモノラル用と新しいステレオ用と2本立てて録音していたと先達に伺ったことがあります。
後年のステレオ用に録音したものをミックスしたものとは一線を画すと言われております。
貴重な歴史的遺産です。良い買い物をされました。(羨ましさ半分?)
フラグスタートは小生も好きで、特に、ベーゼンドンクの歌(DECCA)は10インチ、12インチ、ステレオと持っていましたが、今は、モノ盤2枚です。
今日は、彼女のシベリウスでも聴こうかとおもいます。

Analog親爺さん、こんばんは。
オリジナル盤の記事は大変参考になっております。
と同時に、自分の知らない盤がいろいろと掲載されておりますので、今後のコレクションに利用させて頂いております。
それと英DECCA盤のED1〜ED4という分け方もAnalog親爺さんのブログで知りました。それまでプライス票にED2、ED3という表記があっても意味が分かりませんでした。お店に尋ねるのも恥ずかしいので。
さて、今回入手したモノラル盤は本物なのですね。Analog親爺さんからお墨付きを頂いたので大事にしたいと思います。
それとステレオ黎明期はモノラル用とステレオ用とでは別のマイクを使っていたのですか。となれば仮に将来、ステレオ盤を入手してもモノラル盤は持っていた方が良いですね。ありがとうございます。
フラグスタートのベーゼンドンクですが、6月14日の「ジャケ買い」という記事で掲載しているのですが、12インチの英DECCA盤のジャケット、カッティングで独DECCAプレスの極上盤(ジャケット含む)を入手出来て非常に嬉しい思いをしています。
ジャケットは英DECCA盤をそのまま使っていますので、レコード番号も英DECCA盤と同じであります。あのオリジナルジャケットをずっと欲しいと思っておりましたので、繰り返しますが本当に嬉しかったです。

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