バックハウスの初期盤
バックハウスのショパン
SIDE 1
バラード第1番 ト短調
SIDE 2
マズルカ第17番 変ロ短調
マズルカ第20番 変ニ長調
マズルカ第24番 イ長調
ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
録音 : 1952年頃
英DECCA LW 5026(10インチ フラット盤)
ドイツ出身でピアノの巨匠とも言うべきピアニスト、ウィルヘルム・バックハウスのLP初期盤を今日はご紹介。
バックハウスが弾く音楽と言えばドイツ音楽というイメージなのですが、この10インチ盤は何とショパンを弾いているのです。私は中古ショップのエサ箱で見た時「へぇ〜・・・」と思い、興味津々で購入したものでした。
聴いて絶大な感動を覚えたかと問われれば必ずしも・・・ですが、「鍵盤の獅子王」とも呼ばれる巨匠の資料的価値として貴重なレコードではないかと思っています。
イコライザーカーブは当然の事ながらDECCA ffrrですから、RIAAで聴くと高域不足で低域が膨らんだ「もがもが」の音になってしまいます。
ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ集
SIDE 1
ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調
ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調
SIDE 2
ピアノ・ソナタ第16番 ト長調
ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
録音 : 1969年4月
米LONDON CD 6639(英DECCAプレス)
嘗て、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集はCDで持っていたのですが、今手元にはありません。したがって現在バックハウスによるピアノ・ソナタはスーパーアナログディスク(キング)での第30番、第32番と、その後に中古ショップで出遭った時に安い盤だけを購入し、楽しんでおります。その他、ベートーヴェンのソナタを聴きたくなった時はケンプの演奏でも楽しんでいます。
このレコードは米LONDONレーベルですがプレスは英DECCAが行っており、マトリックスは両面とも 1W でした。録音年代を考慮すると、もしかしたら初版になるのかもしれません。
演奏については今更私が・・・という事ですから触れませんが、このレコードでは第16番を繰り返し聴いております。
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