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2022年1月17日 (月)

モーツァルトのピアノ協奏曲(3)

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第27番 変イ長調 K.595
ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」

ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)

カール・ベーム 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 1955年3月、ウィーン(K.595)、1960年1月(K.331)

英DECCA SDD 116

以前、私の愛聴盤でご紹介済みの名演です。私が初めてこの演奏のレコードを購入したのはもう大昔になりますが、英DECCAプレスの米LONDONレーベルの廉価盤(Ace of Diamonds)でした。しかし、CDメインに切り替えた際、そのレコードは売却していました。

ところが先月、英DECCAレーベルのAce of Diamonds盤に巡り合いまして、700円という安さに釣られて購入してしまいました。それが上記の盤です。多分、1970年代後期か、1980年代にリカッティングされたレコードではないかと思われます。

演奏内容については愛聴盤のコーナーやスーパー・アナログ・ディスクの記事で語っておりますので詳しい事はここでは申しませんが、第27番のベストワンです。

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488

アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)

ネヴィル・マリナー 指揮
アカデミー室内管弦楽団

録音 : 1971年6月、ロンドン

蘭PHILIPS 6500 283

こちらの指揮者は三代目ジェイムズ・ボンドを演じたロジャー・ムーアです。

あ、もちろんジョークですが、ブレンデルの協奏曲も好きで良く聴いております。録音が良いのでただ聴いているだけでも充足します。

などと言ったらこの名演に大変失礼になりますね。ブレンデルの適切なテンポと、一音一音の情感豊かな響きと時折転がるようなピアノの響きに魅了されます。

あっさり目の指揮に感じる事の多いマリナーの指揮ぶりも、このレコードではあまりそうした事が感じられませんので、不満なく楽しめます。

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503
ピアノ協奏曲第27番 変イ長調 K.595

フリードリッヒ・グルダ(ピアノ)

クラウディオ・アバド 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 1975年5月、ウィーン

独グラモフォン 2530 642

グルダの第27番はバックハウスの演奏(アバド指揮のオケ含め)と良く似ていて、録音の新しいバックハウス盤として聴いています。ここではグルダ節を出す事なく、素直にモーツァルトを弾いています。

アバドの指揮もベームを参考にしたのではないかと思うくらいで、この録音を初めて聴いた時は驚いたものです。ですが、第27番についてはベームの指揮を一番と考える自分としましては、これで良いのです。

第25番も名演です。このコンビでは第20番、第21番の組み合わせによるレコードも出しており、SACDを以前ご紹介済みです。

ベートーヴェンの協奏曲で名演を聴かせるグルダですが、モーツァルトも負けないほどの名演です。

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モーツァルト
ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調 K.459

マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)

カール・ベーム 指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 1976年4月、ウィーン

独グラモフォン 2530 716

ポリーニのモーツァルト、聴く前はクエスチョンマークだったものですが、指揮がベームですから杞憂に終わりました。ポリーニのピアノ、正確無比である事には変わりありませんが、ベームのモーツァルト解釈に委ねるような演奏に感じます。ですから安心して楽しめるレコードです。

モーツァルトのピアノ協奏曲、まだまだ名演は沢山あります。

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コメント

こんにちは。
バックハウスの27番、ブレンデルの23番、グルダの25番、それぞれマイベストです。
生憎、ポリーニは縁が無くて、一枚も持っていません。
それ以前で、止まっているのでしょうね。

Analog親爺さん、こんばんは。
バックハウスの27番、オリジナル盤をお持ちですから実に羨ましいです。
私が入手したのは後年の再プレスですが、元はオリジナルテープからなので、そこが少し救いであります。(^^;
ブレンデルとグルダも良いですね。私も繰り返し聴いております。
ポリーニ盤については、どちらかと申しますとベームの指揮に期待して入手していました。第23番がお気に入りなので、ベームがどういうふうに指揮しているのか、そこに興味を持ちました。

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