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2022年2月 7日 (月)

詩人の恋

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シューマン/歌曲集「詩人の恋」
ベートーヴェン/歌曲集「遥かなる恋人に」

エルンスト・ヘフリガー(テノール)
エリック・ヴェルバ(ピアノ)

録音 : 1962年

独グラモフォン LPM 18 843(モノラル最初期盤)

クラシック音楽、いつも交響曲や協奏曲、オペラばかり聴いているわけではありません。時にはしっとりとシューベルトの歌曲などを静かに聴いている時もあります。ピアノをバックに、肉声を聴いていると何故か落ち着きます。

二十代の時、ヘルマン・プライが歌うヴォルフのアイヒェンドルフ歌曲集を繰り返し聴いていた時期がありました。歌唱テクニックの面ではディートリヒ・フィッシャー=ディースカウには敵わないですが、プライの暖かみのある声質が一番の魅力でした。

歌曲集「詩人の恋」はシューマンのもっとも有名な歌曲ですから多くの歌手が録音を残しております。中でも今日ご紹介するエルンスト・ヘフリガーの歌唱が私は好みです。ヘフリガーはオペラや宗教曲にも沢山の名唱を残しておりますが、歌曲こそヘフリガーの真価を発揮しているように思います。

プライと同じくヘフリガーも声に暖かみがありますから、「詩人の恋」のような歌曲にはピッタリではないかと。「詩人の恋」はハイネの詩によるシューマンの連作歌曲集で、愛する喜びとか失恋の悲しみなどを歌っています。

その詩の内容に、ヘフリガーが見事な表現を魅せてくれます。ヘフリガーは日本贔屓だったようで日本の歌曲をドイツ語訳で歌ったり、日本のピアニストと共演したりしていますね。

尚、今日ご紹介の録音はステレオ収録されておりますので、ステレオ盤が当然あります。CDも出ているようです。

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レーヴェ/バラード集

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
イェルク・デムス(ピアノ)

録音 : 1981年

独グラモフォン 2531 376

さて、こちらは歌唱テクニックはナンバーワンのバリトン歌手で、世界中にファンがいらしたと思います。私は時に冷たさすら感じる声にイマイチ共感出来なかったのですが、歌曲を歌わせるとやはり上手いなぁと思います。

カール・レーヴェはドイツの作曲家ですが、ゲーテの「魔王」に曲を付けた作品が有名です。ただ、一般的には「魔王」と言えばシューベルトの作品の方が良く知られておりますね。

で、レーヴェと言えば歌曲ファンにはバラード集が愛好されているようです。ご紹介のレコードが、そのバラードを歌ったディースカウの録音です。

ピアノはイェルク・デムスですから名コンビですね。シューベルトやシューマンの歌曲ほど知られているとは言えないかもしれませんが、ディースカウが見事に歌い上げております。

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コメント

ヘフリガー、ヴンダーリッヒ、シュライヤー、ディースカウ、そしてホッターと聴いてきましたが、私的にはヴンダーリッヒが一番好きで、ステレオ盤にモノ盤と愛聴しております。
尤も、ホッターは別格ですが。

Analog親爺さん、こんにちは。
ヴンダーリッヒも良いですよね・・・。
ホッターには「冬の旅」の名唱があります。どうしてもヴォータンのイメージが強いのですが、歌曲も上手い歌手でした。
コメント、ありがとうございます。

 こんばんは。

 紹介の演奏者ではありませんが、シューマン「詩人の恋」を聴きました。
 テノールによる歌曲集、いいものですね。

fujileica(pyosida)さん、こんばんは。
お聴きになられましたか。
クラシック音楽、幅広いですよね。
有名な詩人の詩に曲を付けられた作品、結構多いのです。

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