
今日はライカ R9同様、もうひとつの私の愛機をご紹介させて頂きます。とは申しましても、多分皆様にはあまりご興味のない分野、ビデオカメラです。業務用ビデオ機器で実績のあるソニー製ハイビジョンビデオカメラ FX7が、私の愛用する映像機器であります。

搭載するレンズは20倍ズームのCarl Zeiss Vario-Sonnar T* 3.9〜78mm/f1.6-2.8、35mmカメラ換算 37.4〜748mmという超望遠域までカバーするレンズです。飛行機やカワセミなどの野鳥撮影に最適のビデオカメラだと思います。

ホームビデオの撮影媒体がフラッシュメモリやHDDにシフトしている現在、このカメラは従来のMiniDVテープでハイビジョン映像を記録します。業務用は未だテープが主流なんです。とは申しましてもこのFX7は完全業務用機ではありません。FX7の業務用機は別の型番で発売されていました。しかし基本的なものは一緒ですけど。
ご覧のようにNDフィルター内蔵、アイリス(絞り)やシャッタースピードも任意で設定出来るように、マニュアル機能が豊富ですから基本的にはホワイトバランスを始め、設定を追い込む事によって撮影映像のクオリティも上がって来るわけです。もちろんホームビデオのように撮影ボタンを押すだけのオート機能も搭載していますけど。

液晶は3.5インチサイズでなかなか綺麗です。映像は先日「ぱしふぃっく・びいなす号」の出航を撮影した後、「ロイヤルウィング号」がディナークルーズに出て行くところです。
このFX7ですが昨年11月、2年ぶりにモデルチェンジされ、現在はFX1000という機種に変わっています。そのFX1000の売価、ヨドバシさん価格で378,000円もするのです。私のFX7も現役で売られていた時のヨドバシさん価格は、まったく同じ378,000円だったのです、実は。

テープを挿入するところです。
しかしビデオカメラにまで378,000円は出せませんので、羨望の眼差しで見ているだけでした。ところが或る時、偶々入った都内某所の映像機器ショップに中古扱いで超破格のプライスが付いているのを発見! 家庭用ホームビデオカメラ価格にほんの気持ちお金を足すだけで買えるプライスだったのです。
心臓がバクバクしながら「すいません、これ見せて下さい!」と言ってガラスケースから出してもらってカメラの使用感を確認してみると、これがまったく傷ひとつない新品同様。もちろん元箱他付属品すべて揃いの品。「か、買います」と即答の私。(笑)

このクラスはバッテリーキットが別売でして、私が同時購入したキットが上の写真。これに入っているバッテリーで連続6時間も撮影出来ます。このクラスのビデオカメラはモデルチェンジをしてもバッテリーが共通なので、新機種を買う度新たにバッテリーを購入する必要がないわけで、デジタルスチルカメラも同じ形を取れば良いのに、と思っちゃいますね。
さて、お店で購入の意思を伝えると奥から元箱を出して来たのですが、この元箱が綺麗で傷みはなし。元箱の中に入っている付属品のコード類も解いたあとはなし。取扱説明書も新刊本並みに綺麗。で、お店の人は保証書を取り出すと店名のゴム印を押すではないですか。そうなんです、新品扱いになりまして、購入した日から一年のメーカー保証が付いて来たのです。
カメラにも、元箱や付属品すべてにも使用感がまったく感じられませんでしたので(日時も未設定でした)、長期在庫(でも2008年製のシール付き)のための特価販売、若しくは展示品等がメーカーから回って来たのか、とにかく欲しくて仕方がなかったモノが超破格値で当時買えたわけで、マメにショップは回ってみるものですね。(^^)
肝心の映像ですが、家庭用ハイビジョンビデオカメラとはひと味違う映像です。一般家庭用がコンデジと同じくパッと見、鮮やかな絵作りなのに比べ、FX7は一見地味に見えますが、肉眼で見たものとほとんど同じコントラスト、発色で、絵作りに懐の深さを感じます。一般家庭用カメラで撮影するとハイライトはビンビン飛んでしまいますが、FX7は飛ばずに持ち堪えちゃったりしますので。
ただ、いつもこの大きさのモノを持って撮影出来ないですから、やはり適材適所で家庭用ビデオも必要性を感じています。FX7はビデオ三脚が必須ですし。三脚を使ってじっくり撮ったモノを再生すると、時にゾクッとするほど生々しい映像を見る事があります。
しかし今思えばホントに運が良かったというか、良い買い物が出来ました。今現在、今年最高の嬉しい買い物です。そう、DMRを購入した時と同じくらい。(^^)
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