知床遊覧船の事
一昨日からニュースで報じられているのでどなたもご存じの事と思いますが、ウトロ港から出航した知床遊覧船が消息を絶ちました。
悪天候になる事を承知で出港してしまったそうですが、コロナ禍の影響で観光客も激減していたと思いますから第三者の私がとやかく言う事は出来ません。
私は過去、知床半島ではウトロ港(オホーツク海側)からの遊覧船に二回、羅臼港(太平洋側)からの遊覧船にも二回乗っています。ウトロ港からは二回とも夏、羅臼港からは二回とも秋でした。更に真冬、網走港からの流氷船に一回乗っています。
羅臼港からの遊覧船はクジラ、シャチ、イルカを見る事が目的ですが、ウトロ港からの遊覧船は知床半島(オホーツク海側)の景観を見る事が目的です。運が良ければカムイワッカの滝が注ぐ海辺でヒグマを見る事もあります。
当然の事ながら何事もなく下船しておりますから、一昨日の事故に心を痛めております。
船首部分から浸水した遊覧船(観光船)はウトロ港から出港し、知床岬突端まで観光して戻る最長コースだったようです。
まだまだ知床の海は冷たいです。発見された乗船客の方々は既に意識がなかったそうですから言葉がありません。
早く全員が見つかって欲しいものです。
※ 冒頭写真の船は事故とは何ら関係ありません。
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